苫米地理論&定理を学び、苫米地式を実践する <竹原邦雄 / CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 <竹原邦雄 / CoacH T> ブログ

カテゴリ: F:フリーテーマ

F-440:風になりたい <vol.4;“自分”をさらなる高次元に導く縁起>

 

 早朝、換気のために窓を開けると、冬と春が混ざり合ったような風が流れ込んできました。そのとき、ふと学生時代のことを思い出しました。ウインドサーフィンの記憶です。

 F-020:研究はすべてに通じる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7554483.html

 

 vol.1;逆風 →順風 →無風

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38129329.html

 vol.2;「風」を起こし、「風」を強める

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38145876.html

 vol.3;「風」も「『風』を起こす自分」もすべて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38162396.html

 vol.4;“自分”をさらなる高次元に導く縁起

 

 

 皆さんは、他人が生み出した世界だけでなく、自分が生み出した世界からも脱しなくてはいけません。自分で生み出した世界も、もとを辿れば他人が生み出した世界だからです。

 そうしなければ、本当の自由は得られません。本当の選択はできません。

 

 ウインドサーフィンをしているとき、私はずっと「風になりたい」と思っていました。

 

 念願のウインドサーフィンをしていることがうれしくて楽しくてその「ワクワク」「ドキドキ」という純粋なドーパミン体験の希求が、最初の「風になりたい」の正体だったはずです。

 L-199202207月医療・介護研修会 -09;運動や思考を促進させるカラクリ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36354942.html

 

 やがて「ワクワク」「ドキドキ」よりも、その後に訪れる「心地よいスッキリ感」「柔らかな風に包まれる穏やかな感覚」を欲するようになりました。たぶんドーパミンそのものよりもセロトニンに紐付く安らぎを求めていたのだと思います。

 L-200202207月医療・介護研修会 -10;『幸せ』を今すぐ体感するワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36386129.html

 

 と、ここまでが抽象度を軸にした場合の情報宇宙の底面での話。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 やがてウインドサーフィンをすると(トリガー)、自由を感じられるようになりました(アンカー)。さらには関連する書籍を読んだり、イメージしたりするだけで、日常のいざこざやお金の不安などを忘れられるようになっていきました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 

今思うと、そのとき感じていた自由は、「本当の自由」ではありません。「もとを辿れば他人が生み出した世界」であり、束縛が前提になっているからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 コーチングは「本当の自由」を基盤に行うもの。だから、「『空』の理解と体得」がスタートラインだといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

実際、この世はすべて幻想だと本気でわかるほど、コーチングはうまくいきます。なぜなら

 

現状の外が感じられるようになるから

本当の自由」により「本当の選択」=真のwant to を見いだせるから

「人生」という全体と、例えば「職業」「家族」「社会への貢献」といった部分の双方向性のつながりがわかってくるから

そして、「社会」や「未来・現在・過去」という全体と“自分”という部分の縁起を理解するから

 

 

 前回(F-439)引用した「幻想と覚醒」(三才ブックス、p91)の中で苫米地博士が仰っている「自分が生み出した世界からも脱しなくてはいけない」をコーチングのフレームで言い換えると

 F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

本当の“自分”が創造するゴール世界whを目指せ!

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -09

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 では、「本当の“自分”」とは何なのでしょう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 以下、苫米地博士の著書「生成AIの正体」(ビジネス社、p169)より引用します。

 

 

◎自己組織化

 では、生命現象はどのようにして自我を獲得したのでしょうか?

 人類が進化する以前、いま私たちが生きている物理宇宙以外のコンフォートゾーンを欲しがることはありませんでした。本当に別のワールドに移行すれば、世界そのものが変わってしまいます。例えば、魚が海から陸に上がろうとすれば、魚は死んでしまいます。ですから、魚は陸の世界を欲しがろうとはしませんでした、基本的には。

 ですから、その頃の物理宇宙における生命現象は、ワールドが一つしか存在しない状況で進化してきました。これはホメオスタシスによるものです。ホメオスタシスとは、生命が自分と外界とのフィードバック関係の中で成り立っていることを言います。このフィードバック関係が複雑になればなるほど、自身の内部構造も複雑化していくのです。そういう中で、ついに海から陸に上がっていく魚が誕生したということです。

 こういった進化を見ればわかるように、生命は環境とのフィードバックの中で自己を最適化し、自己組織化してきました。自己組織化できることこそ、生命現象の最大の特徴です。自己組織化とは、エントロピー(無秩序)が減少し、秩序が形成されるという通常とは逆の不思議な現象です。宇宙全体ではランダム性が高まる方向に進みますが、生命の階層ではその逆が起き、秩序が増していくのです。

 分子が細胞になり、高分子化合物が生命体になっていく。この階層化の過程で、ランダムなものがより整合的な存在へと進化していきます。これはすべて、環境との相互作用(フィードバック)によって起こる自己組織化の結果です。その代表例が免疫システムです。

 引用おわり

 

 

自己組織化できることこそ、生命現象の最大の特徴です。自己組織化とは、エントロピー(無秩序)が減少し、秩序が形成されるという通常とは逆の不思議な現象です。宇宙全体ではランダム性が高まる方向に進みますが、生命の階層ではその逆が起き、秩序が増していくのです

 

 「生命現象はエントロピー縮小系」を理解して以降、私の中で大きな変化が起こりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その変化とは、生命現象すべてを「整合的な存在への進化」とみるようになったこと。例えば↓

 F-424~:さくら

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432041.html

 

そして、すべてを「環境との相互作用(フィードバック)によって起こる自己組織化の結果」と感じられるようになったこと。

 F-400:縁起から得た“希望/HOPE”の体感 <後編;苫米地理論学習中の気づき>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36884253.html

 

 さらにいうと、「生命現象はエントロピー縮小系」を体感している意識状態でいると、「人の心から出る意図」が感じられる(ような気がする)ようになりました。色や質感を伴った「風」として。

 F-375:俺にかかってこい

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35750566.html

 

 

人の心から出る意図」が感じられる(ような気がする)

 

 

 それはおそらく、私の中での「環境との相互作用(フィードバック)によって起こる自己組織化」の副作用。それは“自分”をさらなる高次元に導く縁起となるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

DrT神奈川大講演-12

神奈川大学情報学部開設記念シンポジウム(2023523日)より引用

基礎科学としての情報〜エントロピーと生命、超次元複雑性と生成AIの未来と私達 Dr.苫米地 (2023年5月20日) - YouTube

 

 

F-441につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 ウインドサーフィンをしているとき、私はずっと「風になりたい」と思っていました

 

 「風になりたい」という曲をご存じでしょうか?

 

 THE BOOM1995年に発表した曲です。「大きな帆を立てて あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい」ではじまる歌詞は、「天国じゃなくても 楽園じゃなくても あたなに会えた幸せ 感じて風になりたい」でおわります。

 

  あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい

 

 じつは、妻とはウインドサーフィンを縁に出会いました。

親友からも波瀾万丈と評される人生ではありますが、“あの頃”からずっと「あたなに会えた幸せ」を感じ続けられていることを、とてもありがたいと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37284278.html

 

 

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生成AIの正体



F-439:風になりたい <vol.3;「風」も「『風』を起こす自分」もすべて

 

 早朝、換気のために窓を開けると、冬と春が混ざり合ったような風が流れ込んできました。そのとき、ふと学生時代のことを思い出しました。ウインドサーフィンの記憶です。

 F-020:研究はすべてに通じる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7554483.html

 

 vol.1;逆風 →順風 →無風

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38129329.html

 vol.2;「風」を起こし、「風」を強める

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38145876.html

 vol.3;「風」も「『風』を起こす自分」もすべて

 

 

 ホメオスタシスはコンフォートゾーンに対して働きますから、コンフォートゾーンを狭めて上げることで、ホメオスタシスのループを狭めて強力に働かせることができます。そうしないと、現状から抜け出すことはできません。居心地のよい所に片足を突っ込んだまま、馴染みのない不安な場所であるw2に飛ぶことはできないのです

 

 ホメオスタシスのループを狭めて強力に働かせる」ことがコーチングの要諦。そのためには、「自我関数p」=自分 を自由自在に観ることが必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 自我関数p」=自分 を自由自在に観る

 

 

 これまでの自我関数pを、苫米地博士は「オーセンティック・コーチング 2026」(開拓社)の中でアップデートされました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -11

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

新たな「自我関数」は

 

①「w ∀y∃x sSelf (x,y) } x,y ∈all comfort zones in all possible worlds
 (すべての存在し得るコンフォートゾーンを自分にとっての重要度で並び変える関数)

 

 ②「w ∀y∃x sSelf (x,y) } x,y ∈all goals in all possible worlds
 (すべての未来の存在し得るゴールを自分にとっての重要度で並び変える関数)

 

 そして、①と②を統合したすべてのコンフォートゾーンをすべてのゴールに従い並び変える関数

 

これが最新の自我の定義です。

F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

 

 自我を関数で表記することがしっくりこない場合、私は「イメージするための表現の関数」と捉えることを勧めています↓

 F-433~:イメージするための表現の関数

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432465.html

 

 その秘訣は自我(自分)を「ある」とは思わず、「空」と認識する こと。

 

 今回のテーマでいうと、「風」も、「『風』を起こす自分」も、すべてイメージです。

さらにいうと、自我(自分)だけでなく、物理的存在すべて、そして現実世界そのものがイメージ。それがコーチングにおける重要なプリンシプル「I×V=R」が示すこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

だから、「『ある』とは思わず、『空』と認識する」ことは、コーチング実践の大前提だといえます。「『空』の理解と体得」がコーチングのスタートラインです。

 一言でいうと、「幻想」。この世はすべて幻想だと本気でわかるほど、コーチングはうまくいきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

幻想とは「心が生みだしているもの」のこと。それを苫米地博士は「情報」とシンプルに表現されます↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 私たちが「ある」と信じているものは、すべて幻想であり、情報です。例えば「戦争と差別がない世界」という場合、それは物理空間にではなく、情報空間にあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 つまり、それは「戦争」「差別」「ない」「世界」という概念(ゲシュタルト)を共有する人の間にのみ存在しうるということ。もっと正確にいうと、概念を共有する人の思考空間にのみ存在しうるということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 「概念(ゲシュタルト)」というと難しく聞こえるしれませんが、実際は“約束事”のようなものです。ある“約束事”を共有すると同じような世界を生きているように感じ、まったく共有していなければ認識すらできなくなります。RAS&スコトーマの働きによって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 苫米地理論を用いてさらに詳しく説明すると、例えば「戦争と差別がない世界」という情報空間(=可能世界w2)に対しホメオスタシスのフィードバックによって臨場感が高まると、その空間を共有する人たちにとっては「戦争と差別がない世界」に向けて現実(Reality)が変化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 “invent on the way”しながら。

 F-345:知らないと言う罪と知りすぎる罠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34206232.html

 

 “約束事”を共有しながらお互いに生みだしあっているのが現実(Reality)。

現実とは、じつは、共同幻想のことです。

L-218202208… -05;多くの人々が創った宇宙が同時に存在している

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37173442.html

 

よって、本物のコーチング(Authentic Coaching)とは、「これまでの共同幻想(w1)から脱却し、新たな共同幻想(w2)に移行する」ことだといえます。

F-366:日本を世界のリーダーに! 「苫米地式次世代コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

 最後に、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス、p91)より引用します。コーチングを縁に体得する意識状態をイメージしながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

幻想からの脱却

 幻想は、皆さんの心が生み出した世界です。自分の心、他人の心が生み出した世界。その上に、人間の手から離れた意図のない世界が広がっています。それは誰が作りだしたのかはわかりません。おそらくは、それも自分自身で作った世界なのかもしれません。こればかりは、誰にも証明できません。

 皆さんは、他人が生み出した世界だけでなく、自分が生み出した世界からも脱しなくてはいけません。自分で生み出した世界も、もとを辿れば他人が生み出した世界だからです

 そうしなければ、本当の自由は得られません。本当の選択はできません。

 

 心が生み出した世界から抜け出すには、生み出している心の動きを止めます

 ごく簡単に言うと、「ない」と思えばいいでしょう

 目の前にグラスが置かれていたとすれば、それは「私の心が生み出しているから見えている」と思います。そして、「見るのをやめれば消える」と思うのです。

 実際に、グラスの存在を意識の外に出してみればいいでしょう。視線はグラスに向けたまま、見た状態でグラスを消すのです。

 あるいは、グラスを見ながら別のことを考えてみてもいいでしょう。仕事のことや恋人のこと、直近の悩みでも構いません。そうすれば、視野にグラスは入っていますが、あなたの脳にはグラスは見えていません。目に映っているのに、認識に上がっていないはずです。

 

 ただし、本当のグラスだけでなく、思念も消さなくてはいけません。つまり、グラスを消すために他の事柄を考えるということもやめるのです。そうしなければ、ただのスコトーマになってしまいます

 スコトーマとは、自分が知っているものや重要だと思っているもの以外は見えないという心理学用語です。恋人に夢中の人は、恋人や恋人にまつわること以外は目に入らないし、時間を気にしている人は、時計を見ても時間だけを見て時計のデザインは目に入りません。

 ここではスコトーマではなく、何も考えず、目の前のものも消し去ります。スコトーマを消して、思考そのものを消して、見えているすべてのことを消すのです

 ありのままを見て、ありのままを消します。あるいは、光としてみても構わないでしょう。グラスは光の反射でしかありません。そもそも人間はものを見ているのではなく、光子を見ているだけです。

 ですから、「私が見ているのは、ものではなく光だ」と認識しても構いません。グラスを触っても、「単に皮膚が信号を受け取っただけだ」と認識してもいいでしょう。

 そうしていけば、目の前の世界には何も映らなくなるはずです。強いて言えば、人の心が見えてきます。他人の心から出る意図が見えてきます。他人が何をしたいのか、その生み出したい心の働きが見えてくるはずです。

 そして、最後にその心の動きも消してください。その心も何者かに生み出されたものですから、囚われることなく消し去ってしまうのです

 引用終わり

 

F-440につづく)

 

 

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Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430215.html

 

20265月末まで視聴可能です。申し込みはこちらからどうぞ(受付期間:~3月末まで)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38131903.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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幻想と覚醒

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 幻想と覚醒 eBook : 苫米地英人:

 



F-438:風になりたい <vol.2;「風」を起こし、「風」を強める>

 

 早朝、換気のために窓を開けると、冬と春が混ざり合ったような風が流れ込んできました。そのとき、ふと学生時代のことを思い出しました。ウインドサーフィンの記憶です。

 F-020:研究はすべてに通じる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7554483.html

 

 vol.1;逆風 →順風 →無風

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38129329.html

 vol.2;「風」を起こし、「風」を強める

 

 

コーチングにおける「逆風」「順風」を決めるのは“臨場感”。臨場感の強さがw1>w2の間はまだまだ逆風で、w1w2となった瞬間に順風に反転します。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 そして、その「風」の正体は“ホメオスタシスフィードバック”。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 私の体感ですが、ゴールを設定してゴール側の可能世界w2の臨場感が上がっていくと「風」が生じます。ただし、最初は「逆風」。ゴール側に向かっていくほど風下(=現状=これまでの可能世界w1)側へ引き戻す力が強まっていきます。

 その間はぜんぜん進んでいる(=ゴールに近づいている)気がしませんが、ある時急に「順風」になり、まるで引き寄せられるかのようにゴールに向かっていくようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ただし、ゴールに近づくと「風」は弱まってしまいます。まるで“見えない壁”に阻まれるように、その先へ進むことが難しくなっていきます。

 F-428:見えない壁

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37908516.html

 

 ウインドサーフィンでいうと、「無風」の状態。波風が立たない凪の状態です。

 コーチングでいうと、それはコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のど真ん中にいる感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

  CZのど真ん中

 

 

 それは平和そのもの。

ウインドサーフィンでいうと、まるで鏡面のような静かな海。青空が上にも下にもひろがるような光景は、リラックスと安らぎを与えてくれます。風のない日にボードの上に座ってただ海上を漂うひとときは、日々の不安や不満を忘れさせてくれる宝物のような時間でした。

 Q-327:「記憶が抜ける」ようなことがvol.2;感情が起こるメカニズム -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31891038.html

 

 ただし、ウインドサーファーとしては「無風」はまったくつまらないもの。私はほぼ無風下で行われた大会で優勝したことがありますが、まったくうれしくありませんでした。

無風下で進むためには、無理やり「風」を起こす必要があります。パンピングと呼ばれるその行為は苦行そのもの。まさに「努力」「根性」の世界です。

 F-413:てげてげ <ver.3

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37361806.html

 

 

 ここまでをまとめると、風向き(「逆風」「順風」)を決めるのは“臨場感”で、「風」の正体は“ホメオスタシスフィードバック”。「風」を起こすものはもちろん、ゴール(設定)です。

 

では、「風」の強さを左右するものは何でしょう?

(もう少し丁寧にいうと、“臨場感”の強さに大きく影響するポイントは?)

 

 以下、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版」(CYZO、付録②)より引用します。「臨場感」と「ホメオスタシス」と「コンフォートゾーン」の関係を意識に上げながら読み進めてください。Feel

 

 

コンフォトートゾーンを「広げる」のは×、「上げる」のは〇

 コンフォートゾーンは広げるのではなく、狭めて上げることが重要です。子ども向けのコーチングプログラムであるPX2だと、「コンフォートゾーンを広げなさい」と教えますが、それは子どもはまだ自我関数pができあがっていないからです。

 生まれてから数年や十数年しか経っていない子ども時代は、そもそもコンフォートゾーンが狭いわけです。家庭と家族などの基本的なコンフォートゾーンしかもっていませんから、子どもに「コンフォートゾーンを作っていきましょう。そして、それを広げていきましょう」と伝えるのは当たり前のことです。

 子どものときは、コンフォートゾーンを出るとか出ないとかが問題ではなく、まずはコンフォートゾーンを形作ること「クリエイティブ・ユア・コンフォートゾーン」が大切です。次にそれを広げていく「ストレッチ・ユア・コンフォートゾーン」へとつなげていけばいいのです。

 しかし、大人はしっかりと自我関数pができあがっています。その大人がコンフォートゾーンを広げようとすると、ゴールの設定がw1の中でのステップ・バイ・ステップ方式になり、現状w1に縛り付けられるリスクが高くなるのです。

 大人は、コンフォートゾーンを狭めて上げるということが重要です。現状の外側である可能世界w2にゴールを設定することで、現在のコンフォートゾーンに対して排他的な狭くて高いコンフォートゾーンができてくるのです。

 ホメオスタシスはコンフォートゾーンに対して働きますから、コンフォートゾーンを狭めて上げることで、ホメオスタシスのループを狭めて強力に働かせることができます。そうしないと、現状から抜け出すことはできません。居心地のよい所に片足を突っ込んだまま、馴染みのない不安な場所であるw2に飛ぶことはできないのです。

 引用終わり

 

 

子どものときは、コンフォートゾーンを出るとか出ないとかが問題ではなく、まずはコンフォートゾーンを形作ること「クリエイティブ・ユア・コンフォートゾーン」が大切です。次にそれを広げていく「ストレッチ・ユア・コンフォートゾーン」へとつなげていけばいいのです

 

 クリエイティブ・ユア・コンフォートゾーン」とは、「自我関数p」=自分をつくること。自分とは、「部分関数」であり、「評価関数(重要性関数)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

「部分関数」とは、宇宙を「自分」と「自分以外」に切り分ける関数のこと。よって、自分がわかると、宇宙がわかることになります(と苫米地博士は仰います)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

「評価関数(重要性関数)」とは、宇宙を自分にとって重要な(あるいは関係性が深い)順に並べ替える関数のこと。その関数によりRAS&スコトーマの原理が働き、認識する宇宙が決まります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 よって、「自我関数p」=自分が書き換わると宇宙が変わります。もちろん、宇宙が変わると「自我関数p」=自分が書き換わります。自分と宇宙は表裏一体です。

 L-177202203… -10;自由なマインドで「物事を俯瞰し、最速・最短で結果を出す」ためのワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35079795.html

 

コンフォートゾーン(CZ)とは、宇宙に対する評価関数のことです。よって、「クリエイティブ・ユア・コンフォートゾーン」は宇宙に対する評価関数を生みだすことであり、「ストレッチ・ユア・コンフォートゾーン」はその評価関数をひろげていくことだといえます。

 Q-419:なぜパワハラや虐待がなくならないkey 3;排他的でスノッブな空間>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36494091.html

 

「ひろげる」とは「抽象度を上げる」こと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 仏説的にいうと、「無分別」。

 F-303:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは? <vol.5;芸術とコーチング(Authentic Coaching)とリーダーシップに共通する境地

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32078054.html

 

 私の好きな表現でいうと、「無敵」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 抽象度が十分に高く(その頂点は「空」)、無分別を実践し、無敵を体感している状態は、まさに平和そのもの。なんの不安も不満もない“澄み切った感覚”に包まれる状態であるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 ただし、その状態のままだと「無風」。

コーチングでは、空を前提としながらあえてゴールを設定することで「風」を起こし(仮観)、ゴール側のCZを狭く高くしていくことで「風」を強めていきます。

L-210202207月シークレットレクチャー -08;狭く! 高く!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36862880.html

 

 

 ホメオスタシスはコンフォートゾーンに対して働きますから、コンフォートゾーンを狭めて上げることで、ホメオスタシスのループを狭めて強力に働かせることができます。そうしないと、現状から抜け出すことはできません。居心地のよい所に片足を突っ込んだまま、馴染みのない不安な場所であるw2に飛ぶことはできないのです

 

 ホメオスタシスのループを狭めて強力に働かせる」ことがコーチングの要諦。そのためには、「自我関数p」=自分を自由自在に観ることが必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

コーチングは「観自在」の実践です。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

F-439につづく)

 

 

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新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版



F-437:風になりたい <vol.1;逆風 →順風 →無風>

 

 早朝、換気のために窓を開けると、冬と春が混ざり合ったような風が流れ込んできました。そのとき、ふと学生時代のことを思い出しました。ウインドサーフィンの記憶です。

 F-020:研究はすべてに通じる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7554483.html

 

 苦学生だった私はバイト漬けの毎日。とてもウインドサーフィンをするような金銭的な余裕も時間的な余裕もなかったのですが、どうしてもウインドサーフィンをしたいと思っていました。学生の間しかチャンスがないだろうとも。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 その思いは完全に“現状の外”。でも、思い続けているうちにスコトーマが外れ、いろんな“可能性”が見えてきました。そして2年目の春、ついにウインドサーフィンをはじめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 やがて今までは見えなかった「風」が見えるようになり、「風」との一体感を感じることができるようになりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7384947.html

 

 とはいえ、自然は怖いもの。

サークルの幹部学年(大学4年)のときは、合宿中にオフショア(浜から海へ向かう風向き)の風が強くなり、部員の多くが流され海上保安庁に救助されるという“失敗”を経験しました。

PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 なぜ流されたのかというと、「風上に向かう(=オフショアの場合:浜に戻る)のは難しい」から。
 風の力のみで海面を滑走するウインドサーフィンは、斜め45度の角度でしか風上に向かえません。風が強くなるほど45度を維持することは難しくなり、技術と根性(←ゴールに向かう強い意思)が必要になります。

(コースレースの場合は、さらに風を読む能力と戦略も必要です)

 F-109:気楽

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 その感覚は、まさに「逆風」。コーチングの形式的定義「並列宇宙(可能世界)w1から別の並列宇宙(可能世界)w2への移行を促す行為」を用いて表現すると、「これまでの現状w1に引き戻される感覚」「コンフォートゾーンに縛られる感覚」「『やっぱりムリ』とあきらめさせられる感覚」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 反対に、風下へ向かう「順風」は、「ゴール側の可能世界w2にどんどん引き寄せられる感覚」「自由を得て思いどおりの未来に向かう感覚」「『うれしい』『楽しい』『気持ちいい』が弾ける感覚」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -12

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 ちなみに、コーチングにおける「逆風」「順風」を決めるのは“臨場感”です。臨場感の強さがw1>w2の間はまだまだ逆風で、w1w2となった瞬間に順風に反転します。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 そして、その「風」の正体は

 

 以下、苫米地博士の著書「洗脳護身術」(三才ブックス、p35)より引用します。

 

 

三つの概念と洗脳の関係

 それぞれの概念が分かったところで今度は、ホメオスタシスと内部表現の関係を組み合わせて考えてみよう。もともとホメオスタシスとは、外界と生体との情報の応酬である。気温が上がったという情報を全身の神経が認識して、その情報が脳に伝わる。すると脳からは、発汗せよという指令が下り、皮膚で発汗が促されるわけだ。

 これは、脳内では外界の気温が上がったという内部表現の更新と、それに合わせた生体を望ましい状態にするための内部表現の更新によって、その内部表現状態に生体が整合的に発汗するのである。自分自身と外界世界を表現する内部表現と、物理的な外部世界との間で情報状態を常に最新に維持し、生体を安定的な健康状態に保とうとするフィードバック関係が成立しているのである。ここで人間に特徴的な事柄がある。内部表現は、物理的現実世界だけでなく、仮想世界ともフィードバック関係を成立させられるということだ。例えば、映画でビルが爆破されるシーンを見たとき、我々はドキッとする。実際に生体レベルで心臓がドキッとする。また、小説の中の感動的な一節を読んでいると本当に涙が流れてくる。この心臓がドキッとするのも、涙が流れるのも、すべてホメオスタシス現象だ。人間は仮想世界とホメオスタシス関係を持つことができるのだ。

 ちなみに臨場感の強さとは、即ちこのホメオスタシスフィードバック関係の強度である。面白い映画に没入しているときは、強いホメオスタシスフィードバックが内部表現と映画の仮想世界の間で築かれている。だから驚いたときの反応が、生体レベルまで強く出る。これが内部表現とホメオスタシスの関係である。

 脳が進化していない生物の場合は、内部表現は物理的な生体と物理的な外界だけである。従ってホメオスタシスも、この二つの間でしか起こらない。脳が人間レベルにまで進化してくると、内部表現は仮想的な世界や生体の状態を包含できるようになる。そしてホメオスタシスの対象も物理的な現実世界のみならず、仮想的な世界にも持てるようになる。だからこそ、映画や小説の世界に臨場感があるのだ。

 さて、内部表現とホメオスタシスの関係が分かれば、これに変性意識との関係を加えてみよう。変性意識状態とは、内部表現のホメオスタシスフィードバックの対象が、物理的な現実世界よりも、仮想世界の方に強くなっている状態と考えられる。とはいっても、物理的な現実世界とのホメオスタシスフィードバックがなくなることはない。さもなければ呼吸や心臓は止まり、生きていることができない。

 人間の特徴として、ホメオスタシスフィードバックは、同時に複数の世界を持つことができる。その中で物理的な現実世界よりも、映画や小説、ゲームの世界とのフィードバックが強い状態が変性意識状態なのである。立っていられない程、現実世界とのフィードバックが弱まり、仮想世界の臨場感が遥かに強大になる……トランス状態となるわけだ。

 では、これら三つの概念は洗脳とどう関係があるのだろうか?

 洗脳された状態とは、何らかの手法で生成された変性意識状態によって、洗脳者が築き上げた仮想世界とのホメオスタシスフィードバックが、現実世界よりも強くなってしまった状態である。そして、洗脳の怖いところは、その状態がホメオスタシスの力により、生体のレベルまで深くかかわっている点である。無理に洗脳を解こうとすると、呼吸困難になったり、意識を失ったり、悪寒がしたり、吐き気を催すのはこれが理由である。

 また、仮想世界に臨場感が特に強いときは、超常的ともいえる色々な生体現象までもが起き得る。例えば、キリスト教を強く信じる人の手から血が流れ出す、いわゆる聖痕現象などがそうだ。これはキリスト教世界の強い臨場感が、強烈なホメオスタシス作用によって生体情報を書き換えていることで説明できる。長時間の瞑想などで光を見るという幻想などについても、変性意識、内部表現、ホメオスタシスの関係と、人間の脳内でのフィードバック空間が、物理レベルから仮想レベルまで広がっているということで理解できる。

 ところで、変性意識の代表的な方法論である催眠現象は、術者が発する言語などの暗示が、一時的な内部表現への書き込みとなることで理解できる。例えば、変性意識が生成された後に「右手が挙がります」と術者からいわれると、変性意識の関係で臨場感は術者の言葉で生み出された仮想世界に強くなる。そしてホメオスタシスフィードバックもそちらに強化されているので、「右手が挙がる」という情報が内部表現に書き込まれれば、生体は内部表現の更新との整合性から、ホメオスタシスの影響により右手を挙げた状態に持っていくしかないのである。

 催眠の場合は、言語の暗示が中心であり、これに対する反応性に個人差があるので、催眠感受性が高い人と低い人に分かれるが、現代的な洗脳は、あらゆる技術で変性意識を生成し、また仮想世界を構築する。内部表現が仮想世界まで広がり、ホメオスタシスフィードバックループが仮想世界まで広がっている以上、洗脳者の技術が優れていれば、我々は誰も洗脳から逃れることができないのである。

 引用終わり

 

 

人間は仮想世界とホメオスタシス関係を持つことができる

 臨場感の強さとは、即ちこのホメオスタシスフィードバック関係の強度である

 

 コーチングにおける「逆風」「順風」を決めるのは“臨場感”。そして、その「風」の正体は情報空間(仮想空間)に働くホメオスタシス(homeostasis)のフィードバックです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 学生時代のウインドサーフィンの記憶は、無意識下のホメオスタシスフィードバックの働きを意識化するのにとても役立っているように思います。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 ホメオスタシスを「風」として感じられる気がするのです。

 F-434:イメージするための表現の関数 <後編;表現=共感覚化>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38069440.html

 

 私の体感ですが、ゴールを設定してゴール側の可能世界w2の臨場感が上がっていくと「風」が生じます。ただし、最初は「逆風」。ゴール側に向かっていくほど風下(=現状=これまでの可能世界w1)側へ引き戻す力が強まっていきます。

 その間はぜんぜん進んでいる(=ゴールに近づいている)気がしませんが、ある時急に「順風」になり、まるで引き寄せられるかのようにゴールに向かっていくようになります。図にすると、直線ではなく、S字カーブのような感じで。

F-259:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.3;知らないことは認識できないのに新しい知識を得ることができる秘密>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29695715.html

 

S字曲線



 ただし、ゴールに近づくと「風」は弱まってしまいます。まるで“見えない壁”に阻まれるように、その先へ進むことが難しくなっていきます。

 F-428:見えない壁

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37908516.html

 

 ウインドサーフィンでいうと、「無風」の状態。波風が立たない凪の状態です。

 コーチングでいうと、それはコンフォートゾーンのど真ん中にいる感じです。

 L-210202207月シークレットレクチャー -08;狭く! 高く!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36862880.html

 

F-438につづく)

 

 

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-追記-

 苦学生だった私はバイト漬けの毎日。とてもウインドサーフィンをするような金銭的な余裕も時間的な余裕もなかったのですが、どうしてもウインドサーフィンをしたいと思っていました

 

 なぜウインドサーフィンをしたいと思っていたのだろう?

 

 ↑このような自問はとても大切です。他人や社会から埋め込まれた束縛から“自分”を解き放つきっかけになるから。

 Q-452:コーチングの対象が自分であってもvol.1;コーチングは「自問自答」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html

 

 では、あらためて

 

なぜウインドサーフィンをしたいと思っていたのだろう?

 

 

 答えはすぐに見つかりました。前回まで取り上げていた「MIAMI VICE」です。

 F-435~MIAMI VICE

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432533.html

 

オープニング映像の中に、女性がウインドサーフィンをしている姿があります(懐かしのサーファー艇で)。その映像(pictures)が「かっこいい」という感情(emotions)や「やりたい」という内省言語(words)とともに脳内に焼き付いていたのだと思います。

 L-067202011… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 そもそも換気をしたときに「ふと学生時代のことを思い出した」ということ自体が、「MIAMI VICE」をテーマにブログを書いた影響(余波)でしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 あらためてTVなどのマスメディアやSNSの怖さを感じました。

 Q-458:「この世をよくしたいなら権力から離れる」vol.2;そもそも権力とは?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37957648.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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F-076Ya Ya(あの時代を忘れない)

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洗脳護身術

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F-436MIAMI VICE <後編;「利他→利己」「大乗→小乗」リブートの予感>

 

 米国のTVドラマ「MIAMI VICE」をご存じでしょうか?


Miami Vice(Wikipedia)

Wikipediaより引用

特捜刑事マイアミ・バイス - Wikipedia

 

 

劇伴音楽を担当したのはヤン・ハマー(Jan Hammer)。ハマーが作曲した「Miami Vice Theme」は、インストゥルメンタル曲としては異例のビルボード1位を獲得し、グラミー賞も受賞しています(1986年)。

 最近、前述のテーマ曲や主人公のテーマ曲(「Crocket’s Theme」)のアレンジ版が存在することを知り、ずいぶん高かったのですが購入してしまいました。「聞きたい」というwantを止められなかったのです。

*オリジナル版「Crocket’s Theme」はこちら↓

 Jan Hammer - Crockett's Theme (Miami Vice)

 

 2週間後イギリスから届いたCDを聴いてみると、「何か違う」という違和感が

 

それは「ちょっと気持ちの悪い違和感」でした。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 *前編はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38091415.html

 

 

 思考の結果たどりついた違和感の正体は、「『MIAMI VICE』の世界観の変化に由来している」というもの。

 F-294:苫米地式次世代リーダーvol.1;“これまでのリーダー”はもう機能しない>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31605153.html

 

 全シーズンを視聴されている方には同意していただけると思いますが、シーズン1~2とシーズン3~5はまったくの別物です。一言で言うと、“熱量”が違います。

 F-100:芸術は爆発だ!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 1980年代の私は、シーズンを重ねるほどグダグダになるストーリー展開に戸惑い、突然の番組打ち切りに呆然としました。

 F-280L下でのBSB vol.5;“風通し”=ゴール側から〇〇を整え続けること>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30825413.html

 

その「戸惑い」や「呆然」をコーチとして分析すると、「利他から利己への変化」に対する拒否的な反応だったといえます。

Q-394:利己的な思いと利他的な思いが両方ある場合は

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35299303.html

 

抽象度でいうと、高次元から低次元への変化。それは単に「情報量が増える」ということではありません。はっきり言うと“劣化”であり“退化”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 あらためて調べてみてわかったのですが、「利他→利己」の本質的な原因はゴールを失ったことにあったようです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールの基本条件は 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、4)自分中心を捨て去る(利他性)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 「1)現状の外」は常にスコトーマに隠れているため、ゴールを見つけることは簡単ではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 仮に「1)現状の外」にゴールを見つけられたとしても、そのゴールに向かっている間に、かつての現状の外は現状に変わっていきます。それはゴール側の可能世界w2がコンフォートゾーン化するということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 すると、さらなる「1)現状の外」に新しいゴールを設定すること(w3w4w5…)が難しくなります。強力なホメオスタシスが心地よい現状w2(←かつての現状の外)を維持しようとするから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 それは自己保身。

無意識はコンフォートゾーンとなった現状w2(←かつての現状の外)をなんとしてでも維持しようとします。「MIAMI VICE」でいうなら、高い人気を維持しスポンサーを確保することが最優先事項となったはず(=お金に囚われる)。その結果、挑戦的な取り組みは影を潜め、大衆に迎合したありきたりのストーリーになってしまったのでしょう(=過去に縛られる)。

今はTV番組の話をしていますが、政治や社会もそう。そして、人生も同じです。

 F-420:私、うっちゃいました <後編;デフォルト化した社会を変えるために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37623972.html

 

 では、「MIAMI VICE」のシーズン1~2とシーズン3~5の間に何があったのでしょう?

 

 

 答えはエグゼクティブ・プロデューサー マイケル・マンの離脱です。常に客観的な立場で全体をコントロールしていたマンが去ったことで、ストーリーの“核”となるものを、もっというと“魂”を失ってしまいました。

 Q-452:コーチングの対象が自分であってもvol.1;コーチングは「自問自答」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html

 

 これは私見ですが、「MIAMI VICE」の“核”や“魂”とは「反権力」であったはず。

 F-362:自由訳「OODA」 <vol.8;「OODA」というトリガーが引きだすもの>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35109001.html

 

 これも私見ですが、主人公 ソニー・クロケット(James Sonny Crockett)の立ち居振る舞いは、苫米地博士が語られる「アプリオリではないリーダー」のイメージと重なります。シーズン3頃までは。

 Q-462:「この世をよくしたいならvol.6;カテゴリー・ゴール「リーダーシップ」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38018633.html

 

そのイメージを言語化すると

  圧倒的な利他性
  徹底的な自己犠牲
  揺るぎない責任感

 その根底あるのはゴール社会性があって、利他性があって、しかも人々をワクワクさせるような夢があるゴールです。

 F-416:「楽しい日本」を目指す総理が「あんまり楽しいことはない」とぼやく姿に学ぶ <vol.3;「楽しさ」=ゴール設定&達成 =〇〇>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37475932.html

 

 そんなゴールを制作陣が失ってしまい、それが主人公のブリーフに投影された というのが私の仮説。ひょっとしたらマンが去ったことで先にエフィカシーが下がり、その結果ゴールを見失ってしまったのかもしれません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ゴールとエフィカシーは一体です。ゴールの中にエフィカシーは含まれており、エフィカシーはゴール抜きでは語れません。

 F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -12

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 では、高く揺るぎないエフィカシーを保つために、何を心がければいいのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「30代で思い通りの人生に変える69の方法」(泰文堂、p150)より引用します。

 

 

42 高く揺るぎないエフィカシーを持つために、小乗と大乗のゴールをつくりなさい

 このような考え方を仏教用語で「小乗」といいます。

 小乗というのは、平たく言えば、自分が解脱するために修行することです。

 衆生の救済を目的とする「大乗」と異なり、まったくの自分本位です。そのため、大乗仏教はそうした教義を持つ宗派を差別的に「小乗仏教」と呼びました。

 だからといって、自分本位はダメな考え方だ、というわけではありません。

 たとえば、達磨はインド南部の国の第3王子でしたが、洞窟に9年間座り続けて、足を腐らせてしまいました。ふつうに考えれば、これはずいぶん愚かな話です。

 足を腐らせるくらいの一途な思いがあるのなら、貧しい人を救ったり、社会を変えることに力を注いだり、ほかにやることはいくらでもあったことでしょう。ところが、そんなことは棚に置いて、彼はひたすら座禅を組み、足を腐らせてしまいます。そして、そんな達磨のことを、「素晴らしい修行者」「坐禅の開祖」と称賛するわけですから、世間もどうかしています。

 しかし、おそらく達磨に訊くと、本人は幸せなのです。

 なぜかといえば、本人は坐禅を組むことでベータエンドルフィンが大量に出たわけです。足が腐っても痛くないほど出たということは、よほどドーパミンやセロトニンがたくさん出たということでしょう。

 そのときに達磨が感じた世界は、悟りの境地に違いありません。

 傍から見ると、ただのおかしな人に見えたでしょうが、本人はものすごく幸せです。これを小乗というわけです。

 小乗は悪いことではなく、お金の価値で自分を量るよりもはるかにいいことです。ただし、小乗はどう転んだところで趣味の世界の行為であり、その意味で、達磨は趣味の親分といえます。達磨の趣味が何かといえば、座る趣味ということです。

 いっぽうの大乗は、趣味の世界にとどまらずに自分以外の人の役に立とう、ということを目指したものです。

 それは、人生のゴールでいえば、3つ目のゴールに当たります。つまり、ボランティアを含めた地域貢献や社会貢献を考えることです。

 つまり、私がコーチングで行う初期のアドバイスは、金銭だけで自分の価値を量る悪い癖をぶち壊すために、小乗と大乗のゴールをそれぞれ持て、ということなのです。

 職業以外の2つのゴールは、みなさんだいたい3ヶ月くらいで決まります。

 もちろん、思いつくだけではダメで、それが本当に心からうれしいことにならなくてはいけません。

 心からそれを実現したいと思えることで、小乗、大乗というふうに考えていくと、自分の本当の望みが意外に少ないことに気づくでしょう。

 しかし、それを考える癖をつけないと、その人の一生は、お金の奴隷のままで終わってしまいます。高く揺るぎないエフィカシーも、生涯身につくことはありません。

 ▶みんなのためと自分のためのゴールを目指してみる

 引用終わり

 

 

心からそれを実現したいと思えることで、小乗、大乗というふうに考えていくと、自分の本当の望みが意外に少ないことに気づくでしょう。しかし、それを考える癖をつけないと、その人の一生は、お金の奴隷のままで終わってしまいます。高く揺るぎないエフィカシーも、生涯身につくことはありません

 

 上記引用文で博士が説かれているのは、単なる小乗の否定ではなく、バランスの重要性。

 Q-425:現状の外側に100%want tovol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

 そう考えると、おとり捜査官であるがゆえに「圧倒的な利他性」「徹底的な自己犠牲」「揺るぎない責任感」を持つはずの主人公がバランスを崩してしまい、大乗から小乗へ、すなわち利他から利己へと変質してしまったこともうなずけます。

重要なのはバランスを取ること。その鍵となるのが“客観”。コーチングは、“主観”ではなく、“客観”です。その“客観”が高く揺るぎないエフィカシーを保つポイントです。

 F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 シーズン2の冒頭で堂々と「お金の奴隷」でいることを拒絶した主人公の姿に憧れた私としては、そのブリーフを貫いた先にひろがる世界(未来)を見ることができなかったことが残念で仕方がありません。それが「気持ちの悪さ」の正体だと思いました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

 「気持ちの悪さ」はまだ続いていますが、同時に希望も感じています。

 

 2006年にマイケル・マン自ら監督を務めたリブート映画(主演:コリン・ファレル&ジェイミー・フォックス)が制作されていますが、2027年夏に再リブート映画が公開されることが決まっているのです。

 監督は、なんと、「トップガン マーヴェリック」(2022年)や「F1/エフワン」(2025年)のジョセフ・コシンスキー(Joseph Kosinski)。コシンスキーはオリジナル版に格別な思い入れがあるようで、「1985年当時、まわりは『STAR WARS』や『TRANSFORMERS』に夢中だったが、私自身は『MIAMI VICE』だった」とコメントしています。

 そんな監督が描く再リブート版「MIAMI VICE」の舞台は、1980年代半ばのマイアミ!

「シーズン1をベースに、当時のマイアミの魅力と腐敗を探求する」とアナウンスされているので、きっと「利他→利己」「大乗→小乗」で終わってしまったTVシリーズを正真正銘の「MIAMI VICE」に再構築してくれるはずです。

 

 1年半後、“あの頃”を再体験できることが、そして“本当の結末”を観れる(かもしれない)ことが楽しみでなりません。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 さらにオタク話を2つほど。

 

 コシンスキーが監督した映画「トップガン マーヴェリック」と「F1/エフワン」の音楽はハンス・ジマー(Hans Zimmer)が担当しています。ジマーは一昨年(2025年)サウジアラビアから国歌の編曲を依頼されましたが、報道によると「国歌を現代化した罪」で起訴されているそうです。さすがジマー、すごいスケール感です。

 F-344:止められないんだ! これを聴いて、脚本を書くときのインスピレーションにしてほしい

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34150617.html

 

 そんなジマーとよくコンビを組んでいるのがクリストファー・ノーラン(Sir Christopher Nolan)。ノーランは「作家主義と大作主義の両立に最も成功している一人」と評される名監督ですが、バットマン映画の2作目「ダークナイト」(2008年、音楽はジマー)の制作にあたって、マイケル・マンの監督作「ヒート」(1995年)を研究したとコメントしています。

 F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

 

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F-435MIAMI VICE <前編;大きな世界観への“アクセスコード”>

 

 米国のTVドラマ「MIAMI VICE」をご存じでしょうか?

 

 1984年から1989年まで5シーズンにわたって放映された刑事ドラマで、日本でも「特捜刑事 マイアミ・バイス」として198610月から19883月まで放送されました(シーズン4途中で打ち切り)。

 鹿児島でも放送されていたのですが(たしか水曜深夜)、私は家で視聴することができなかったので(理由は察してください)、祖父の家で録画(VHS)して観ていました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854165.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854341.html

 

Miami Vice(Wikipedia)

Wikipediaより引用

特捜刑事マイアミ・バイス - Wikipedia

 

 

MIAMI VICE」は当時の“常識”を覆すドラマでした。

L-233202209月シークレットレクチャー -08;常識を疑い、奴隷から抜け出す

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37675977.html

 

 例えば、視覚への働きかけ。

 エグゼクティブ・プロデューサーに抜擢されたマイケル・マン(Michael Mann)は、上記ロゴでもわかるとおり、徹底的にパステルカラーにこだわりました。

 ストーリー上屋外ロケが多かったのですが、映像に映り込むものすべての色をカラーチャートで分類し、基準外の色は移動や撤去、再塗装を行ったそうです(公衆電話や建物なども)。そうやって「表:華やかな楽園」「裏:凶悪な犯罪都市」というイメージを作り上げました。

 L-217202208月シークレットレクチャー -04;情報を操作する鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37162258.html

 

 さらには、聴覚への働きかけ。

80年代を席巻した音楽番組「MTV」のような演出は、このドラマから始まったそう。数分間、音楽と映像だけ なんてことがよくありました。

今思うと、それらは「非言語の働きかけ」だといえます(英語の歌詞がわからない人限定ですが)。

L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

楽曲を提供したミュージシャンも豪華で(私が好きなブライアン・アダムスの曲も使われています)、劇中挿入歌を集めたサウンドトラック(vol.1~3+ベスト盤)は大ヒットしました。さらにグレン・フライ、フィル・コリンズ、ウィリー・ネルソン、そしてジェームズ・ブラウンといったアーティストは、いずれも重要な役どころで出演もしています。

 F-267~:「Classic

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422833.html

 

 人気ミュージシャンの楽曲だけではなく、ドラマのために書き下ろされた劇伴も秀逸。ヤン・ハマー(Jan Hammer)が作曲した「Miami Vice Theme」は、インストゥルメンタル曲としては異例のビルボード1位を獲得し、グラミー賞も受賞しています(1986年)↓

 Jan Hammer - Miami Vice Theme [OFFICIAL VIDEO]

  

 2002年にはハマーの楽曲のみで構成された「MIAMI VICEThe Complete Collection」(2枚組CD)が限定発売されました。このCDは私の大のお気に入りで、とくに車で海沿いを走るときなどに聞いています。

マイアミと姉妹・友好盟約を結んでいる鹿児島市はヤシの木が多く、曲をかけながら走っているときの気分は完全に“Miami”です(乗っている車はフェラーリではありませんが)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 最近、前述のテーマ曲や主人公のテーマ曲(「Crocket’s Theme」)のアレンジ版が存在することを知り、ずいぶん高かったのですが購入してしまいました。「聞きたい」というwantを止められなかったのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 2週間後イギリスから届いたCDを聴いてみると、「何か違う」という違和感が

 

それは「ちょっと気持ちの悪い違和感」でした。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 その後しばらくの間、「この違和感の正体は何なのだろう?」と考えました。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 

 ところで、ご承知のとおり、苫米地博士は今も毎月ライブを開催されるミュージシャンであり、音楽や音そのもののマインド(脳と心)への影響を研究する科学者でもあります。

博士が制作されている“機能音源(functional sound)”には、例えば「IQを上げる」ための音源にはアルファ波誘導のための音が、「熟睡する」ための音源にはアルファ波→シータ波→デルタ波と誘導するための音が入っているそうです。

 Q-355:休みの日なのに気持ちがvol.2;リラックスと緊張のサイクル -基礎編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33196855.html

 

 “機能音源”は最先端の機能脳科学や認知科学、そして人類の音遺産を応用して開発されているそう。サブリミナル技術も使いつつ、まったく新しい「無意識レベルでしか認識できない方法」で脳を活性化するというのが、苫米地博士の“機能音源”です。

 Q-280:今までRASとスコトーマは<後編;RAS=意識と無意識の間に介入し、選択的に見せるシステム>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29681889.html

 

 博士の80年代からの音の研究は、2000年代にディスカバリーチャンネルに取り上げられています。同番組は世界中で放映され、4億人が視聴したそう。ある音源はテロ予防として某国の空港で使用され、暴動対策として刑務所でも利用されていることが明かされています。

 

 以下、博士のブログ(200692日)から引用します。

 https://tomabechi.jp/archives/50256438.html

 

 

 私がカバーされているディスカバリーチャンネルの番組の海外での放映が開始されたようだ。着うたを作ったり、ギターを弾いたり、funky scientistとして紹介されている。ヨーロッパなどからディスカバリーチャンネルを見たということで、着うたの問い合わせがかなり来始めた。日本では11月の放映らしい。字幕をつくるタイムラグがあるようだ。英語のタイトルは、One Step Beyondという番組。サイエンス未来形という日本語タイトルの11月からの第2シーズン中で放映されるらしい。

 引用終わり

 

 

 そのディスカバリーチャンネルの番組で紹介されたのは「胸が大きくなる音源」。

「なぜ、それ~?」と不思議に思われるかもしれませんが、大々的に紹介されたのが「巨乳音源(by 博士)」だったのには大人の事情があるそうです。

ぜひ下記リンク番組をご覧ください↓

 ディスカバリーチャンネル 「機能音源 胸が大きくなる着うた」

 https://www.youtube.com/watch?v=_n05ZmSZuCY

 

 そんな博士は「音楽に親しむことでIQがアップする」と話されています。鍵は「世界観」。

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 その「世界観」の本質は、「抽象度の高さ」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 以下、苫米地博士の著書「超一流脳のつくり方」(エイ出版社、p32)より引用します。

 

 

14/55

かなり高い抽象度を必要とする音楽に親しむことでIQがアップ

 音楽もまた脳の活性化に役立つことで知られています。最初は聴くことからはじまって、次には自分で楽器を演奏するところまでいきましょう。クラシックで基礎を固めてから、自分の芸術性を表現するためにロックやジャズにいってもいいでしょう。音楽は作者の世界観が曲に表れます。その世界観が大きい方が、聴いている側も有意義ですので、大きければ大きいほどいいということになります。そこまで作曲者の世界観が大きい音楽を探してみると、やはりモーツァルトやベートーヴェンなどのクラシックということになります。それは近現代のロックやジャズなどの世界観とは比べ物にならないほど大きいもの。ほとんどは、宗教的な要素が入っているので、どうしても世界観が大きくならざるを得ないのです。

 クラシックの世界では、モーツァルトやベートーヴェンなどの世界観を忠実に再現する職人が求められます。演奏者の個性を発揮する領域はほとんどゼロです。作曲者が書いた楽譜を一音たりとも変えずに表現するのがクラシックの演奏者なのです。

 対して、ロックやジャズといった音楽は、演奏者の表現の余地が広く残されていて、自身の世界観をより自由に表現できます。ならば、クラシックよりもロックを聴いた方がいいかというとそうではありません。わたしはロックも大好きで普段でもレッドツェッペリンやジミヘンも聴きますしロック演奏もしていますが、クラシックの演奏者は、音楽大学を卒業した人ばかりで、ロックの演奏よりも技術は高いことが多いのです。一流の人たちの高い技術の音楽を聴くことはとても大切です。

 音楽を聴くことが、脳にいいのは、情報空間のリアリティをしっかりと維持して表現するという訓練になるから。可能であれば、聴くだけでなく、自分で演奏する方がいいんです。大人でも練習すれば、すぐできるようになります。音大レベルになる必要はないのですから、教室に半年ほど通えば、ある程度できるようになるでしょう。どんな楽器を弾けばいいかお悩みの方は、譜面のある楽器ならばなんでもかまいません。最初はピアノをおすすめしますが、バイオリンでもチェロでもいいでしょう。譜面という視覚情報を通じて、作曲者のつくり上げた世界観を再現できたかが重要です。

 

POINT 超一流脳への道

 脳によい音楽は世界観が大きいもの

 抽象度を上げる訓練にもなる

 引用終わり

 

 

 音楽は作者の世界観が曲に表れます。その世界観が大きい方が、聴いている側も有意義ですので、大きければ大きいほどいいということになります

 

 有意義」のひとつが「IQがアップ」すること。

 Q-431:コーチングを行う際、説明を平易にしたり、自分なりの<後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36974130.html

 

IQとは、情報空間における操作能力のこと。「抽象度の高い空間で、五感をともなう身体的な操作ができる能力」がIQです。

引用文中の「世界観が大きい」とは、「抽象度が高い」ということ。つまり、より大きな世界観を感じられるほど、抽象度が高くなり、IQが高くなります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 高次の抽象度世界を高い臨場感で感じることは簡単ではありませんが、音楽はそれを可能としてくれます。よって、音楽は「大きな世界観(=抽象度の高い世界)への“アクセスコード”」だといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 話を「MIAMI VICE」に戻します。

初めは強い違和感を感じた「Miami Vice Theme」「Crocket’s Theme」のアレンジ版も、繰り返し聴いているうちにすっかりなじんできました。きっとコンフォートゾーン化したのでしょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 しかし、「気持ちの悪さ」は残ったままです。

 

それはきっと音楽(trigger)により引っ張り出された「MIAMI VICE」の世界観(anchor)に由来しているはず。

F-158:無我夢中 <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 もっと正確にいうと、「MIAMI VICE」の世界観の変化に由来しているはずです。

 

F-436につづく)

 

 

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-関連記事-

F-193:コーチとして観る「Field of Dreams」;原作者の「生と死の間(between life and death)」から何を学ぶことができるだろう?

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Q-432~:「コーチングは非言語」というのがよくわかりません。「状況確認」は言語で行うが「働きかけ」は非言語で行うという事でしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431345.html

 

 

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F-434:イメージするための表現の関数 <後編;表現=共感覚化>

 

 認知科学者 苫米地英人博士に学ぶ医療関係者の中で、博士自ら示された条件を満たす方々と、情報空間で定期的にミーティングを開催しています。

(*物理空間も情報空間です。「物理的リアルではない、ネット空間で」という意味です)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

昨年末(2025年)のミーティング中に、“あるコーチ”がこのような発言をされました。

 

 

  イメージするための表現の関数

 

 

 イメージするための表現の関数」は、コーチング(とくにメディカル・コーチング)において、どういう意味を持つのでしょう?

 

 *前編はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38050052.html

 

 

 その時の発言をもう少し詳しく再現すると、「今まで何かを入力して何かを出力するツールとして捉えていたけど、じつはイメージするための表現の関数だった」という感じ。正確ではないかもしれませんが、そのように記憶しています。

 F-408:自動翻訳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37188303.html

 

 「ツールtool)」とは、「道具」「工具」「用具」のこと。少し抽象度を上げると「手段」「方法」のことです。「道具」「工具」「用具」は、抽象度を軸とした場合の情報空間の底面(=物理空間)で用いる“具体的存在”のこと。「手段」「方法」は、その “具体的存在”の使い方のことだといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

よって、「ツールとして捉えていた」というのは、「抽象度を下げる縁起として捉えていた」と読み解くことができます。わかりやすくいうと、マネジメントのためのものということです。

PM-06-17:仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 

 一方、「イメージimage)」とは、「心の中に思い浮かべる姿や情景」「心象」のこと。それは言語を超えた抽象度次元での情報処理のこと(あるいは結果)です。「思考の3つの軸」でいうと、抽象度は「emotions(大脳辺縁系)」→「words(大脳の言語野)」→「pictures(大脳の前頭前野、とくに内側部)」の順に上がっていきます。

 L-067202011… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

よって、「イメージするための表現の関数」というのは、「抽象度を上げるための縁起」と読み解くことができます。

 L-08520213月シークレットレクチャー -08;「feel」の体感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30185249.html

 

 まとめると

 

  苫米地博士がコーチングに導入された関数は、抽象度を下げるためではなく、抽象度を上げる(引き上げる)ための縁起

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -11

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 そのように理解したとき、博士の「未だに見つけられていないLUB (Least Upper Bound)であり、超次元偏微分誤差最小化空間の下ではなく上に現れるもの」という表現を思い出しました。

 F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

 

  超次元偏微分誤差最小化空間の下ではなく上に現れる

 

 

 それこそがゴールの感覚。1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール、4)自分中心を捨て去る という基本条件を満たすゴールの感覚です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 苫米地博士は「利他性」という言葉をよく用いられます。それを私は「1)現状の外×4)自分中心を捨て去る」だとイメージしています。その本質は「抽象度を上げる」こと。

 L-214202208… -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 

 抽象度を上げていくと(とくに言語抽象度を超えると)、通常は臨場感が下がります。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 コーチング・プリンシプル「I×V=R」が示すとおり、イメージ(Image/Imagination)の臨場感(Vividness)が下がると、現実化(Reality)が難しくなってしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 では、より抽象度の高い次元にゴールを設定しながら、その臨場感を維持する(さらに強める)ためにはどうすればいいのでしょう?

 

 

 その「より高い次元に強い臨場感を感じ続ける感覚」を、“あるコーチ”は「イメージするための表現の関数」という言葉で言い表されたのではないかと思いました。

ポイントは「表現」という言葉。それは、

 

超次元偏微分誤差最小化空間の下ではなく上」を、言語の抽象度よりは高いがなるべく低い「LUB (Least Upper Bound)」に落とし込んだもの

 

という意味で用いられたはず。

 Q-429:宇宙は「包摂半順序束」。そのtopである空(くう)は「有と無を包摂する概念」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36937284.html

 

 きっとそれはより抽象度の高い次元にゴールを設定しながら、その臨場感を維持する(さらに強める)」ための秘訣 共感覚化 です。

 L-08720213月シークレットレクチャー -10;言葉を使わずに臨場感を高める“秘技”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30239571.html

 

 以下、苫米地博士の著書「人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44 もう、努力してはいけない!」(学研プラス、p146)より引用します。

 

 

ルール37 五感で感じたものを別の感覚で置き換えてみる

 「五感で感じたものを別の感覚に置き換える」というのは「共感覚」の訓練です。「共感覚」も私の本を読まれている方には繰り返しになりますが、初めての方のために説明しましょう。

 実はごくまれに先天的に「五感で感じたものを他の感覚で自然に置き換えて認識できてしまう」という人がいます。こういう人を「共感覚者」といいます。

 例えば、音を聞いてその音に色がついているように感じるとか、味を音で感じるといったことです。他の感覚を色で感じたり、色を見て他の感覚が湧き上がってくるという人は案外たくさんいるようです。

 赤い色(暖色)を見て暖かさを感じ、青い色(寒色)を見て寒さを感じるという人は多いですが、これなども共感覚のいい例だと思います。

 このように、共感覚というのは誰でも感じることができるものです。先天的に持ち合わせていなくても、訓練することで身につけることができます。

 訓練のやり方としては実際に繰り返しやってみるということだけです。ある音を聞きながら色とか味などをイメージしてみるとか、逆にその色や味を感じたら音を思い出してみるとか、そんなふうに「五感で感じたものを別の感覚で置き換えてみる」のです

 誰でも身につくのですが、ある程度の訓練が必要なので一朝一夕にできるようになるわけではありません。ですが、この共感覚が身につくと、いろいろな点でメリットがあり、さまざまなことに応用できます。

 

 その一つが「ゴールの臨場感の高まり」です。「幸せ体験をコピペする」や「一日に何回も夢実現の喜びを思い出す」の項でも触れましたが、ゴールの臨場感が現状の臨場感にまさることで夢は実現します。ですから、ゴールの臨場感をできる限り高める必要があるのです。このとき、視覚や聴覚だけでなく五感すべて、さらにはその五感を別の感覚に置き換えて感じてみることで、臨場感はよりいっそう高まります。これが共感覚の強みです。

 共感覚のメリットにはもう一つ大きなメリットがあります。

 こちらはゴールではなく、現状で共感覚を使います。現状に対して共感覚を使うと、それまで五感で認識していたこと以外のものが見えてくる可能性があるのです。まさに、スコトーマはずしです。

 五感のような、情報をインプットする器官(情報の入口)のことを、モーダルチャンネルと呼びますが(ちなみに私は五感プラス言語の6つが人間にとってのモーダルチャンネルと捉えています。言語も情報を認識するための器官と考えています)、共感覚はあるものごとを普段とは違ったモーダルチャンネルを通して認識することです。これによって、それまで認識できなかったことが認識できるようになる可能性があります。

 

 スコトーマができた状態を放っておくと、ある部分がいつまで経っても見えませんから、そこにつけ込まれて他人に利用されたり、奴隷化するのに利用されたりしてしまいます。当然、人生を変えることができなくなってしまいます。

 例えば、多くの人が「勤勉はいいことだ」と思っています。みんなが一生懸命に働くことで会社の業績が上がり、社員の給料やボーナスも上がると思っていることでしょう。怠けることはよくないことだ、人間が堕落してしまうなんて思っているかもしれません。

 こうした考え方は間違いとは言えないまでも、ある一面しか捉えていません。勤勉とか一生懸命といったことのよくない部分はスコトーマとなって隠されてしまっているのです。何がよくない部分なのかと言えば、「一生懸命働くことはいいことだ」という考え方を利用して、奴隷のように働かせようとする人間が出てくる可能性があるといったことです(たいていはこういう人間やシステムが存在します)。

 人の奴隷になっている状態では、夢がかなうこともありませんし、人生が変わることもありません。同じものでも別の感覚で認識する癖をつけるようにしましょう。

 引用終わり

 

 

 その五感を別の感覚に置き換えて感じてみることで、臨場感はよりいっそう高まります。これが共感覚の強みです

 

 五感とは、「視覚」「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」のこと。それらは環境の情報を取り込むための情報入力経路であり、モーダルチャンネルと呼びます。

 脳が発達した人間の場合、言語もモーダルチャンネルです。さらに得意な人にとっては数学もモーダルチャンネル。つまり、関数もモーダルチャンネルだといえます。苫米地博士にとっては、間違いなくそうでしょう。

F-381:ロバート・メーガーのvol.1induction「すべてが情報である」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36045078.html

 

 よって、「五感で感じるゴールの世界(w2)や自我のイメージを関数におきかえる」こと、あるいは逆に「関数を五感で感じるゴールの世界(w2)や自我のイメージに変換する」ことは、共感覚化となり、臨場感を強化する縁起となります。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

 さらには「共感覚よって、それまで認識できなかったことが認識できるようになる可能性がある」ことより、スコトーマが外れる可能性まで高まります。だから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 

イメージするための表現の関数」は、言語を超えた次元で行うコーチング(とくにメディカル・コーチング)の秘訣である

 

 

“あるコーチ”の言葉を縁に、そのようなことを考えました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

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F-299~:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは?

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Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

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Q-430~:コーチングを行う際、説明を平易にしたり、自分なりの解釈や例え話を作って説明してもよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431266.html

 

 

人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44

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F-433:イメージするための表現の関数 <前編;メディカルコミュニティ>

 

 認知科学者 苫米地英人博士に学ぶ医療関係者の中で、博士自ら示された条件を満たす方々と、情報空間で定期的にミーティングを開催しています。

(*物理空間も情報空間です。「物理的リアルではない、ネット空間で」という意味です)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その目的は「メディカルコミュニティ内の情報交換」と「自主的な学習」。「情報交換」でスコトーマを外し、「学習」によりゲシュタルトを再構築する というイメージです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 さらに私自身は「コレクティブ・エフィカシー強化」もミッションとして掲げています。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブ・エフィカシー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

  スコトーマを外し、ゲシュタルトを再構築し、コレクティブ・エフィカシーを強化する

 

 その根底にはゴールがあります。

私たちが共有しているゴールは「戦争と差別をなくす」ですが、きっとメディカルコミュニティのメンバーの無意識には「生命現象を解き明かす」というゴールもあるはず。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 私の場合、医師を志したのは“炎の行者”との御縁により「加持でガンが消える理由を知りたい」と思ったからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854577.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7031387.html

 

研修医の頃には初志をすっかり忘れていましたが、苫米地博士との御縁により「知りたい」は「生命現象を解き明かす」に変わり、そして今は「宇宙の理を体得する」に上書きされています。いつの間にか。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702480.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702640.html

 

  生命現象を解き明かし、宇宙の理を体得する

 

 大乗仏教のフレームでいうと、それは「空の理解と体得」だといえます。「空観」です。そして、生命現象や宇宙の理をわかった上で“何を行うか?”が「仮観」。

空を維持したまま、しっかり仮を行うのが「中観」です。現代的にいうと、「オーセンティック・コーチング(Authentic Coaching)」が中観です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

博士は「コーチングは仮観」と発言されたりもしますが、苫米地式は間違いなく中観です。釈迦方式であり、さらには密教方式だから。

F-303:芸術はvol.5;芸術とコーチングとリーダーシップに共通する境地

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32078054.html

 

 

 著書「苫米地式『幸せ脳』のつくり方」(イースト・プレス)の中で、博士は「幸せとは、自分が幸せだと思うかどうかの問題」と書かれています。つまり、“幸せ”に生きるためには「今の私は幸せ!」と思うだけ。

 L-225202208月シークレットレクチャー -12;幸せを求めていないだろうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37299218.html

 

「今の私は幸せ!」を実現する方法は2つあります。「釈迦方式」と「宗教方式」です。

 

 「釈迦方式」は空観がベース。空観とは「世の中のすべては幻想である」とわかること。

例えば、気(プラーナ)も「空(くう)」であり、「あるともないともいえる」「あるとはいえないが、ないともいえない」というものです。気を感じ操作するためには、情報空間(情報場)の臨場感を自在にコントロールする必要があります。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 抽象度を上げれば上げるほど、情報空間は広大になっていきます。そのときに臨場感が下がるのではなく、むしろ臨場感を上げ続けた先に空(くう)があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度を上げるために、私はコーチングを強くお勧めします。人生のあらゆる領域にゴールを設定し(バランスホイール)、ゴール更新を重ねていくうちに、抽象度を上げることができるからです。

 Q-425:現状の外側に100%want tovol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

 コーチングは「今の私は幸せ!」を実現するための2つ目「宗教方式」です。ベースは仮観。仮観とは「仮のゴールを設定する」ことです。

 L-09920218… -01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

  釈迦方式 = すべては幻想だと認識することで、幸せになる方法

  宗教方式 = 幻想であることを肯定し、その幻想を徹底的にリアルに感じる方法

 

 苫米地博士はルー・タイスさんがはじめたコーチングを継承する正真正銘のコーチですが、「コーチングは、最終的には自己満足にすぎない」と仰っています。その理由は「コーチングは『宗教方式』だから」。

これらの言葉の真意は、「個人主義、すなわち自分さえよければいいという考えに陥るな!」という戒めでしょう。つまり

 

コーチは「クライアントの利益100%」を貫け!

 

そして、クライアントにとっては、「ゴールを、自分中心を捨て去りながら、“現状の外”にしっかり設定せよ!」ということでしょう。博士がよく用いられている表現でいうと「利他性」です。

 L-214202208… -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 

  ゴールを、自分中心を捨て去りながら、“現状の外”にしっかり設定せよ = 利他性!

 

自分中心を捨て去る=利他性とは、「自分のことは後回し」「自分のことはどうでもいい」ということではなく、「部分関数としての“自分”の定義をひろげていく」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

部分関数としての“自分”の定義をひろげていくと、「自と他はなんの違いもない」「すべて同じである」と体感できるようになります。

それは抽象度を上げることで体得する「無分別」の境地。究極の無分別が空観だといえます。

F-231~3錠じゃないと飲まん!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418468.html

 

繰り返しますが、コーチングの実践はあくまでも仮(け)であり、「宗教方式」です。

しかしながら、意識を空の次元にまで引き上げることができると(おそらく引き上げようと意図するだけでも)、コーチングは「釈迦方式」に変わります。

(*「意図性(intentionality)」はこちら↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36189008.html

 

「釈迦方式」のひとつが「密教法」。

(もうひとつは「止観法」です。こちらでどうぞ↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

 以下、「苫米地式『幸せ脳』のつくり方」(p94)より引用します。

 

 

苦しみをすべて幻に変える「密教法」

 「釈迦方式」のもうひとつの方法は、「密教法」です。

 「密教法」では、最初に幻を見せます。それから、その幻のカラクリを見せて、「なんだ、この世はただのカラクリじゃん!」とわからせる方法です。

 結論は、すべてが空であるという「止観法」と同じですが、方法論が違います。

 「止観法」では、世の中のすべてのことを「止めて観る」ことで、すべてが空であることがわかります。

 一方、「密教法」では、幻のカラクリを知ることで、すべてが空(カラクリ)であることがわかるのです。

 

 密教法 = 幻のカラクリを知ることで、すべての苦が空だと知る方法

 

 「密教法」は、手品でたとえるとわかりやすいでしょう。

 手品を本物だと思っている人は、幻を信じている人です。それだと「宗教方式」と同じです。しかし、手品にはカラクリ(トリック)があるということを知っていれば、手品を超能力と勘違いすることはありません。

 カラクリを知るということは、「密教法」と通じるものがあります。

 私は実際に「超魔術」で人気のMr.マリックにお会いしたことがあります。それは、スピリチュアリズムを批判するテレビ番組の監修を引き受けたときのことでした。スピリチュアリズムにはまっている女性の前で、Mr.マリックが亡くなった祖母の霊視をするのです。

 間近でMr.マリックの超魔術を見た女性は、感激して泣いていました。私は被験者ではないでの、カラクリ側のMr.マリックの横で見ていたのですが、それでもカラクリ(トリック)がわかりませんでした。

 「トリックってすごいなぁ!」と感心したものです。

 もしマジックだけして、「私は超能力者です!」といったら、信じる人も出てくるのですが、Mr.マリックのいいところは、ちゃんと種明かしをすることです。カラクリを明かすことで、マジックが幻だと教えることです。

 これは、まさに「密教法」と同じ。この世はすべて幻というのと同じで、マジックもすべて幻と教えているのですから。

 テレビでは、実際にマジックのカラクリを被験者である女性に明かしていましたが、彼女はカラクリを知って、さらに感激し、泣いていました。

 

 幻を見せるだけなら、「宗教方式」と同じです。カラクリを明かさなければ、「仮」が「実」になってしまうからです。

 しかし、幻のカラクリを教えてあげれば、「実」ではなくなります。だから、「密教法」は「釈迦方式」のひとつなのです。

 幻だとわかるためには、自分で幻をつくりだせるようになるほうが早いかもしれません。手品でいえば、自分も手品が上手になれば、他人の手品を見破れるようになるし、カラクリをよりリアルに感じることができます。

 私は手品をやらないのでMr.マリックのマジックを見破れなかっただけで、手品が上手な人なら見破れると思います。

 つまり、この世は幻だと知るために、わざわざ幻を上手につくれるようにする方法もあるということです。

 密教では、雨を降らせたり、空を飛んだり、いろいろな幻を見せます。そのトリックとは、宇宙のカラクリを利用したトリックです。密教では、このような幻を自分でつくれるような修行をしています。

 それは、結局のところ、「世の中のことはすべて幻だ!」と知るためなのです。

 

 資本主義では、「よりお金を稼ぐ」「より土地を広げる」ことが幸せの基本です。

 このような幸せに「密教法」を応用すると、どうなるでしょうか。

 お金持ちになるという資本主義の幸せは幻でしかないのですが、徹底的にお金を稼ぐ方法を極めることです。

 誰よりも上手にお金を稼ぐ方法が身についたとき、「なんだ、お金を稼ぐのは簡単じゃん!」といって、お金を稼ぐのをやめたときに幸せになれます。お金を稼いでいる途中は、幸せでもなんでもないのです。

 きっと、マジックも、マジックをしているときは別にうれしくもない。マジックに引っかかった人を見るからうれしいのだと思います。

 これと同じで、お金を稼ぐというのはトリックであり、お金や幸せは幻でしかないからです。

 だから、誰よりもお金を稼ぐ方法を極めて、「お金持ちという幸せは幻でしかない。じゃあ、別にお金を稼ぐ必要はない」と思ったら、幸せになることができます。

 これは、まさしく「密教法」と同じ方法論ですね。

 引用終わり

 

 

密教では、雨を降らせたり、空を飛んだり、いろいろな幻を見せます。そのトリックとは、宇宙のカラクリを利用したトリックです。密教では、このような幻を自分でつくれるような修行をしています

 

 密教方式である苫米地式コーチングにおいても、「このような幻を自分でつくれるような修行」を行っていきます。コーチングでの「」とは、「並列宇宙(可能世界)w2」のこと。

 L-218202208… -05;多くの人々が創った宇宙が同時に存在している

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37173442.html

 

その幻を生み出す最初のステップがゴール設定。ゴールとは「未来に存在し得るすべての可能世界を自分にとっての重要度で並び変える関数(ただし、必ず順番を決められるとは限らない)」のことです。

 F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

 とくに“メディカルコーチング”においては、「宇宙」や「生命現象」の「カラクリ」について熟知する必要があります。その基盤となるのが苫米地理論第1世代「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ちなみに、書籍(「思考停止という病」p79)で公開された苫米地博士の生命現象の定義は、「ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けること」↓

 L-11920219月シークレット -07;人間だから持つことができる強大な生命力

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32215001.html

 

 さらに、神奈川大学での講義(2023520日)にて、「生命現象はエントロピー縮小系である」ことも明かされました↓

 F-400:縁起から得た“希望/HOPE”の体感 <後編;苫米地理論学習中の気づき>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36884253.html

 

 これらの教えを「情報交換」しながら「自主的な学習」を行う縁起が、苫米地式メディカルコミュニティのミーティングです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 前置きが長くなりましたが、昨年末(2025年)のミーティングにて、“あるコーチ”がこのような発言をされました。

 

 

  イメージするための表現の関数

 

 

 皆さんは、例えば下記のような関数を見たとき(trigger)、どのようなイメージが浮かびますか(anchor)?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -08

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 

 イメージするための表現の関数」は、コーチング(とくにメディカル・コーチング)において、どういう意味を持つのでしょう?

 

F-434につづく)

 

 

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F-335:分断緩和のための処方箋 vol.6;「内部表現から頭を突き出し、真の自由意思を獲得する」というゴール

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F-417:煩悩か 芸術か

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L-194202207月医療・介護研修会 -04;「言語束縛」を外すための二つの方法

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苫米地式「幸せ脳」のつくり方

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F-432ICT

 

 「部分の総和が全体」という行動科学(構造主義)に対して、認知科学では「部分と部分、もしくは部分と全体との関わりの中で意味が生まれてくる」と考えます。

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

その「関わり」が「ファンクション」。馴染みの表現でいえば、「ゲシュタルト」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ゲシュタルトは同時に1つしか維持することができません。そして、そのゲシュタルトが意味を決めます。

つまり、ゲシュタルトが変わると(変えられると)、目の前の世界が変わる(変えられてしまう)ということ。

 L-240202209月シークレットレクチャー -15;洗脳から身を守るための究極奥義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37795312.html

 

 ゲシュタルトができると、“知識がなくスコトーマに隠れているはずのもの/こと”も認識できるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

人間は「知識とゲシュタルトを組み合わせた『文脈』の中で認識」しています。図式化すると「情報(入力)→文脈(知識+ゲシュタルト)→認識」です。

 F-356:自由訳「OODA」 <vol.2Orient

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34805412.html

 

  知識とゲシュタルトを組み合わせた「文脈」の中で認識が生まれる

 

 例えば「ICT」という英文字の連なりを見たとき、皆さんは何を想像するでしょうか?

 

 

 多くの方は「Information and Communication Technology」を思い浮かべるはず。

 情報通信技術 - Wikipedia

 

 一方、医療・介護関係者であれば「Infection Control Team」を思い浮かべるでしょう。今のような寒い時期はとくに。「感染症」に対する臨場感が高くなっているから。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 医療現場におけるICT(感染症対策チーム)のミッションは、「感染症をコントロールする」こと。そのために病棟ラウンドを行い、感染症発生状況等のサーベイランス(調査・監視)を行います。

 日医雑誌第127巻第3

 

もしも感染症が発生してしまったら、即座に現場への介入を行います。状況が改善(医療現場では「制圧」と表現)した後は、「スコトーマに隠れていた課題を見つけ、次に活かす」ためにフィードバックを行います。

PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 

 と、ここまでが医師としての真面目な話。ここからはコーチとしての気楽な話です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 私が地元医師会の理事として医療行政に深く関わっていた頃のことです。

感染症に関してよくアドバイスを求められていたので不思議に思っていたのですが、どうやら県や市の担当職員の間に「タケハラ = ICDInfection Control Doctor」という認識が広まっていたようなのです。

「私はICDではないですよ」「え~! そうなんですか ?!」というやり取りを何度したことか。毎度その驚きようがすごかったので、よく覚えています。

 L-129202111月医療・介護研修レポート -10;自己充足的予言×エフィカシー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32846862.html

 

  感染症に関する知識なんてさほどないのに、なぜICDだと信じられているのだろう?

 

 そんなことをよく考えました。

当時の仮説のひとつが「説得力がある」というもの。その理由は「論理的思考(トゥールミンロジック)」と「(根拠のない)強い自信」にあるのだろうと思っていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 余談ですが、トゥールミンロジックの基本構造は「事実(data)」「根拠(warrant)」「主張(claim)」の3要素です。つまり、事実と主張をつなぐ根拠がしっかりしていることが大前提。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 ところが、私の「強い自信」の裏には何の根拠もありません。あるのは未来に対する確信だけ。そんな「根拠なき未来(w2)への確信」がエフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 もっと正確にいうと、エフィカシーとは、「自身のゴールを達成する自己能力の自己評価」。全部自分の中で完結する話であり、他人や社会の評価はまったく関係ありません。

 F-430:オーセンティック・コーチングの形式定義 <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37977729.html

 

つまり、「根拠=過去はいらない」。

可能世界w2(未来)を創造するのに、根拠(過去)はまったく必要ありません。コーチングは“論理(&時空)を超えた次元”で行うものです。

 F-289:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.2;超人脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31299309.html

 

 そんな“超論理空間”まで含め、すべてが自身のマインドの中にあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

そのようなエフィカシーは、「ゴール側のコンフォートゾーン(w2)に対する臨場感」のことでもあります。エフィカシーが高いとは、「ゴール側の臨場感が高い」ということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そして、それは「ゴール側のコンフォートゾーン(w2)に対して強力なホメオスタシス・フィードバックが働く」ということでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そのホメオスタシス・フィードバックが、臨場感空間(情報場)を共有した人々の間で同調を引き起こし、「タケハラ = ICDInfection Control Doctor」という認識がひろまった(=“リアル”になった) というのが今の私の仮説。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 もしもそうなら、私は、ある意味「Infection Control Doctor」。その「Infection」=影響の抽象度が上がっていくほど、リーダーになっていくのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 アプリオリ権力によらない“本物のリーダー”に。

 F-378:学びと破門で脅しをかける <vol.2;洗脳を一瞬でキャンセルしてしまう方法>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35894360.html

 

 では、“本物のリーダー”であり続けるために、最も重要なものは何でしょうか?

 

 以下、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版」(CYZO)の「Monthly Dr.Tomabechi’s Column」(2月)より引用します。

 

 

利他的なゴール

 コーチングを学ぶ人は利他性を磨いていくことが重要です。「私はこうなりたい」「自分はこれが欲しい」「自分は……」と自分について語っているうちは、ゴールが利己的になっている可能性があります。

 そして、ゴールが利己的であればあるほど、現状のシステムw1の奴隷になってしまうのです。そのため、理想のゴール世界w2に移行するためには、利他的なゴールを見つけていく必要があります。

 利他的になっていくためには、抽象度の高いゴールを設定していけばよいでしょう。例えば、自分のことより、家族に対してのゴールの方がより抽象度が高いです。さらには自分の所属するコミュニティに対するゴールの方がより抽象度が高くなります。その中には自分も含まれるかもしれませんが、利己性は低くなっていきます。

 しかし、自分の家族、自分の所属するコミュニティ、自分の国レベルでゴールを設定しても、その動機は、自分の利益を意識した利己的な部分から来ていることも多いのです。

 そのため、利他性をより磨いていくためには、自分に利益がなるべく返ってこない、より遠くに、より遠くへとゴールを設定していくことが重要です。

 引用終わり

 

 

 自分に利益がなるべく返ってこない、より遠くに、より遠くへとゴールを設定していく

 

 そのようなハビット&アティテュードがあたりまえになっている未来(w2)にホメオスタシスが強烈に働き、決してコンテンツには関わらないけれどもしっかり“infection”している というコーチであり続けたいと思っています。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 

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-追記-

もしも感染症が発生してしまったら、即座に現場への介入を行います。状況が改善(医療現場では「制圧」と表現)した後は、スコトーマに隠れていた課題を見つけ、次に活かすためにフィードバックを行います

 

 control=制圧」という感覚には強い違和感を感じます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 欠けている視点は何でしょう?

 (私の答えは↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

―関連記事―

F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

F-290~1:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.3~4;「超人脳」獲得への2つのステップ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31350367.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31405631.html

F-417:煩悩か 芸術か

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37518824.html

L-214202208月シークレットレクチャー -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

L-220202208月シークレットレクチャー -07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

L-232202209月シークレットレクチャー -07;コーチングの実践は実戦

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

Q-457~:「この世をよくしたいなら権力から離れる」とは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432131.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版




F-431:自由訳「心技体」

 

 先日、旅行で来日していると思われる外国人(西洋文化圏)が「心技体」と書かれた服を着ているのを目撃しました。そのとき浮かんだ内省言語が

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

  「心技体」という言葉の意味を理解しているのだろうか?

 

 そう言えば、昔、子どもたちと一緒に秋葉原に行ったときに「豆腐」と書かれたTシャツを着ている外国人を見たことがあります。見るからに強そうな大きな体に「豆腐」です。

 「あの人、絶対に意味はわかっていないよね」 そんな言葉を交わしながらうれしそうな男性とすれ違った という楽しい記憶を思い出しました。

 L-207202207月シークレットレクチャー -05;正しい「過去の記憶」の使い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36800425.html

 

  あの人、絶対に意味はわかっていないよね

 

 著書「一瞬で相手をオトす洗脳術」(マキノ出版、p68)の中で、苫米地博士は「釈迦は何も言っていない」というツォンカパの主張を引き合いに出しながら、「この論に沿っていえば、相手の主張を知るためには、その相手の記憶や過去の体験すべてを知らなければ理解することはできないということです」と書かれています。

 Q-199:状況は意味により変わる? 意味は状況の中にある?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26292382.html

 

 

一瞬で相手をオトす洗脳術

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一瞬で相手をオトす洗脳術 | 苫米地英人 | コミュニケーション | Kindleストア | Amazon

 

 

しかし、実際にはすべてを知らなくても、つまり知識が足りなくても、スコトーマを外して認識することができます。さらには、認識だけではなく、理解し評価し判断することまでできます。先ほどの例でいうと、相手の記憶(知識)すべてを知らなくても「意味がわかっているかどうか」はわかります。それはなぜでしょう?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そう、「ゲシュタルト能力がある」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

 そのようなことを気楽に考えていたら、今度はこんな内省言語が生まれました。

 L-08420213… -07;内省言語を「言語を使わないで引き起こす」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30160964.html

 

  私自身は「心技体」という言葉の意味をちゃんと理解しているのだろうか?

  苫米地式らしく「心技体」を伝えるとしたら、何をコアにすればいいだろうか?

 

 しばらくして浮かんできたのは、「臨場感」というキーワード。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 以下、苫米地博士の著書「思うままに夢がかなう 超瞑想法」(PHP研究所、p124)より引用します。

 

 

臨場感を感じる世界が「現実」

 臨場感について説明する前に、皆さんにご自分の身体を使った実験を1つしてもらいましょう。

 まず、その場で立って上体を前屈してください。体育の時間やスポーツジムなどで行う普通の前屈です。そして、自分の手がどの位置まで届いたか、よく観察してください。足首までか、床までか、床下までかです。

 次に左記のことをイメージします。

 

 「私の身体はゴムでできている。柔らかくてグニャグニャしている」

 「骨も関節もすべてゴムでできているので、どんな形にでも簡単に曲げられる」

 「しかも、熱でゴムがどんどん柔らかくなっていく。いまにも溶けそうだ」

 

 では、もう一度前屈してみてください。

 

 いかがですか?

 前よりもずっと深く身体が曲がったのではないですか?

 -これが、「臨場感」の効果です。

 

 1980年代の終わりごろ、私はアメリカの大学で人工知能や脳の研究の一環として、仮想現実の研究をしていました。

 あるとき、日本に一時帰国した私は、山手線の車内で熱心に小説を読んでいる女性を見かけました。

 しばらくして、ふと女性に視線を戻したその瞬間、その女性が突然涙を流しはじめました。彼女が小説に感動して泣いていることは明らかでした。

 女性は小説家が創造した架空の世界(情報空間)に臨場感を感じ、登場人物に感情移入して、涙を流していたのです。

 小説という現実に存在しない世界の出来事に、物理的な存在である女性の体が影響を受けている-。

 この光景を見た瞬間、私は「臨場感」と「リアル(現実)」が同一のものであることを直感的に理解しました。

 

 小説を読んでいるときや映画を見ているとき、感動して涙を流したり、ドキドキして手に汗握ったり……誰もが一度はそんな経験をしたことがあると思います。

 小説を読んで泣いたり、映画を見てドキドキすることについて、みなさんは当たり前の出来事だと考えて、日ごろ特別に意識したことはないかもしれません。しかし、架空の世界に臨場感を感じて影響を受けるということは、脳が進化の過程で獲得したとてつもない機能のひとつなのです

 私たち人間は、手で触れるもの、耳で聞こえるもの、目で見えるもの、つまり物理空間の存在に強い臨場感を感じています。

 同じように、手で触れないもの、耳では聞こえないもの、目には見えないもの、つまり実体を持たない情報空間に対しても臨場感を感じ、強い影響を受けます

 

 実は、脳にとってはどちらも同じです。物理的存在であろうと、情報的存在であろうと、臨場感を感じられさえすれば、脳はそれをリアル(現実)と捉えて、生体が反応するのです。

 つまり、小説の世界に臨場感を感じているときは、小説の世界がリアル、

 映画の世界に臨場感を感じているときは、映画の世界がリアル、

 音楽の世界に臨場感を感じているときは、音楽の世界がリアル、

 いま、臨場感を感じている世界が、嘘であれ、本当であれ、リアル(現実)なのです

 

 話を元に戻しましょう。

 本章のテーマは、物理的実体のない情報場をいかにコントロールするか、です。

 その鍵が、この「臨場感」です。

 臨場感が強ければ強いほど、情報場のコントロールが容易になるのです

 先ほどの前屈実験をやった方の中でも、本気で自分の身体がゴムでできていると思えた人ほど、効果が出たはずです。

 

 ただし、通常は情報空間への臨場感は、物理空間への臨場感に比べれば格段に弱く、それゆえ「情報空間を自由自在にコントロールできる」と感じている人はほとんどいないと思います。

 

 ここまでの章で、情報空間の情報因果を正しく見るための瞑想法と、自由自在に見る瞑想法をお教えしました。

 あなたは自分や世界がさまざまな因果関係によって成り立っていることが「見えた」はずです。あとは、その情報因果に強い臨場感を感じることができれば、物理空間でモノを動かすように、情報空間の事象に介入することができます

 本章では、抽象度の高い情報空間で、強い臨場感を維持するためのワークをお教えします。

 引用終わり(つづきはこちらでどうぞ↓)

 Amazon.co.jp: 思うままに夢がかなう 超瞑想法 eBook : 苫米地英人: Kindleストア

 

 

物理的存在であろうと、情報的存在であろうと、臨場感を感じられさえすれば、脳はそれをリアル(現実)と捉えて、生体が反応する

 

 その理由は「すべて情報」であり、「『臨場感』と『リアル(現実)』は同一のもの」だから。それを博士が理論化されているのが、苫米地理論の第2世代「超情報場理論」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 「心技体」を用いていうと、「心」と「体」はともに情報であり、同じものの抽象度の違いに過ぎません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

「心」と「体」の間にある「技」とは、臨場感のコントロールのこと。それを「思うままに夢がかなう 超瞑想法」の中では 1)正しく見る、2)自由自在に見る、3)臨場感を維持する と表現されています(詳しくはこちらでどうぞ↓)

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

 「1)正しく見る」の「正しく」は「絶対に正しい」「必ず正しい」といった意味ではありません。物理空間はもちろん、情報空間にも不完全性が働くのですから、「絶対に正しい」はありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 「正しく」というのは、「より抽象度を上げて」という意味(ハズ)。もっとも抽象度が高い(=具体的情報量が少ない)情報空間のtopが「空(くう)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 「2)自由自在に見る」の「見る」の対象は、「ゴール側の可能世界w2」のこと。

 F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

 その「w2」とは、まったく新しい「情報因果」のこと。馴染みの表現でいうと、新たな「縁起」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 ただし、ゴール側の可能世界w2 =まったく新しい情報因果 =新たな縁起 の臨場感を維持することは簡単ではありません。いろんな意味で(その一例が↓)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 

 本当に「3)臨場感を維持する」ためには、コーチングに関する知識と技術が必要。その中核が「エフィカシー」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

w2」側の臨場感が「w1」より高くなると、すなわち「Efficacyw1)→(w2)」となると、強力なホメオスタシスにより自然に「w2」に向かっていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 

 ただし、この段階では、まだ本当に実現するかはわかりません。その先に進むための知識と技術まで含めて「心技体」の「技」です。その知識と技術は「実装(implementation)」のためのもの。

 F-123~:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_393431.html

 

 ゴール(w2)側からコントロールした情報因果を、(抽象度を軸とした場合の)情報空間の底面である物理空間で現象化するためには、物理法則の制約をふまえる必要があります。そのための仕上げの作業が「実装」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 1)正しく見る、2)自由自在に見る、3)臨場感を維持する +4)実装 を一言でいうと、「超瞑想」。それはコーチング実践中のプロセスでもあります。

その超瞑想=コーチングこそが「技」です。

 Q-421~:コーチングを受けるとどうなりますか? -version 2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430928.html

 

 

 以上、私の自由訳「心技体」をまとめると

 

  心:高次の抽象度の情報因果を、

技:超瞑想=コーチングにより、

体:低い抽象度次元で現象化する

 

 

 最後に、再度「思うままに夢がかなう 超瞑想法」(p20)より引用します。

 

 超瞑想とは、自分の心をコントロールして、自分や世界を形作っている関係性(ネットワーク)を変えることで、自分や世界のあり方を自由自在に変えてしまうことです。それはオカルトとはまったく次元の異なる、科学的ともいえる行為です

 引用終わり

 

 

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-追記1

 ブログを書くにあたって、とても気をつけていることがあります。それは「守秘義務をしっかり守る」ということ。

 

苫米地博士が公に明かされた情報のみで書くようにしていますが、ブログ投稿後に「それまで守秘義務だった情報が公になる」ことが少なくなりません。最近だと「ゴールのバランスホイールに『エソテリシティ』を加える」ことがそう↓

Q-463:「この世をよくしたいならvol.7;カテゴリー・ゴール「エソテリシティ」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38024944.html

 

 じつはこのブログ記事を書き終わった後にも、本文と関連する“守秘義務対象かどうか微妙な重要な情報”が開示されました。それは

 

 

  「臨場感」とは、原因ではなく、結果である

 

 

 ぜひ下記サイトを御確認ください↓

 https://maxpec.net/dvd38/index.html

 

 

-追記2

「正しく」というのは、「より抽象度を上げて」という意味(ハズ)。もっとも抽象度が高い(=具体的情報量が少ない)情報空間のtopが「空(くう)」です

 

 もう一つ、かつては守秘義務対象だった重要な情報を追加します。それは「生命現象はエントロピー縮小系である」↓

 F-377:学びと破門で脅しをかける <vol.1;「無限の可能性」を感じられなくするもの>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35845452.html

 

その事実を理解し、意味するところを体感することこそが、「正しく見る」です。

 F-400:縁起から得た“希望/HOPE”の体感 <後編;苫米地理論学習中の気づき>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36884253.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

L-038~4020204月シークレットレクチャー -07~9;「スピリチュアルペイン」を超越する

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26764416.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26799142.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26819669.html

L-09020217月シークレットレクチャー -02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

Q-329:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています <vol.4;自己イメージと臨場感世界は双方向性を持った縁起>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31941786.html

 

 

超瞑想法

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F-430:オーセンティック・コーチングの形式定義 <後編>

 

私が最近の苫米地博士の言動から感じるのは「本物のコーチを増やす」「どんどんコーチを育成する」という“意思”と“覚悟”。

 L-06020208月シークレットレクチャー -06;必要なのは意思と覚悟

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28153740.html

 

博士の本気とその意図を感じながら、最新の定義で“コーチング”を再ゲシュタルト化できるように試みます。無償DL版スライドと「オーセンティック・コーチング 2026」(開拓社、p287)より引用(青字)した後、少し補足を加えます。

 

 *前編はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37941365.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -08

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

Goal(ゴール)の定義

 ゴールとは未来に存在し得るすべての可能世界を自分にとっての重要度で並び変える関数である。ただし、必ず順番を決められるとは限らない。

 

 ∀y∃x qGoal(x,y) } x,y ∈w_{future}}

 

 ・Function qorders all possible future worlds based on importance

  関数q:全ての未来の可能世界を重要度順に並び替える

  ※ w_{future} set of all possible future worlds

  (すべての未来の可能世界の集合)

  ここで、w_{future}は未来に存在し得るすべての可能世界の集合

  引用終わり

 

 

 …2022年に出版された最初のバージョンの「オーセンティック・コーチング」の冒頭で、苫米地博士は「コーチングのコアは『ゴール』と『ゴールの設定』」と書かれています。

 L-069202011月シークレットレクチャー -04;ゴールこそがコーチングのすべて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29018262.html

 

コーチングのコアは「ゴール」と「ゴールの設定」

 

 そのコアを博士は書き換えられました。これはとても大きなパラダイムシフト。この新たなゴールの定義が、「次世代コーチング」「オーセンティック・コーチング」の“コア”となります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

再度確認しましょう。これからの「ゴール(Goal)」とは

 

  未来に存在し得るすべての可能世界を自分にとっての重要度で並び変える関数(ただし、必ず順番を決められるとは限らない)

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -09

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

望ましいゴールとは何か

 - 生物学的には現状w0の継続が望ましい。ホメオスタシス(恒常性維持機能)により安定的に続く現在の

 

 - コーチングでは現状から最も離れたwhが望ましい。

 最高のゴール達成に認知空間で働くホメオスタシスを筆者はハイパーホメオスタシスと名付けた

 

 - オーセンティック・コーチングでは抽象度が高い方向、すなわち利他性や社会的志向性が望ましい

 引用終わり

 

 

 人間の場合、ホメオスタシスは情報空間にまで拡張しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その理を苫米地博士が理論化されたものが、苫米地理論の第1世代「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」。この理論がコーチング(&ヒーリング)の基盤です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 私は、コーチングとは「新たな大きな縁起づくり」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 「新たな」は「現状の外」=利己の外という意味で、「利他性」のこと。そして、「大きな」は「抽象度が高い」という意味で、「社会的志向性」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その「新たな大きな縁起づくり」の第一歩がゴール設定、その確信がエフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 そのゴール×エフィカシーを突き詰めていたら、「新たな大きな縁起づくり」から「新たな大きな縁起とのつながり」という感覚に、さらには「新たな大きな縁起がひろがる」という感覚に変わっていきました。そして、それらの感覚を受け入れたとき、「絶対他力」というゲシュタルトをクリアに感じた気がしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 *参考にどうぞ↓

 L-239202209月シークレットレクチャー -14;「ゴール」の核心

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37783635.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -10

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

コンフォートゾーンの定義

 コンフォートゾーンとは現在存在しているすべての可能世界を自分にとっての重要度で並び変える関数である。ただし、必ず順番を決められるとは限らない。

 

 w ∀y∃x rComfortzone(x,y) } x,y ∈w_{current}}

 

 ・Function rreorders all possible current worlds

  関数r:すべての現在の可能世界を並び替える

  ※ w_{current} set of all current possible worlds

  (すべての現在の可能世界の集合)

  ここで、w_{current}は現在に存在しているすべての可能世界の集合

  引用終わり

 

 

 「ゴール」と同様に、苫米地博士は「コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)」も再定義されました。それが

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

  現在存在しているすべての可能世界を自分にとっての重要度で並び変える関数(ただし、必ず順番を決められるとは限らない)

 

 「未来=可能世界」は受け入れられても、「現在=可能世界」ということを受け入れるのはたやすくないはず。なぜなら、私たちは「この世(世界)はリアルである」と洗脳されているから。

 Q-373:やりたいことがあれば現実感は出てくるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34458945.html

 

リアル(Reality)とは、そのとき一番臨場感が高い(Vivid)イメージのこと(Imagination)。その事実をプリンシプル化したものが、夢をかなえる方程式「I×V=R」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 その根底にあるのが「CH理論」。臨場感とは、ホメオスタシス・フィードバックの強度のことです。

 F-249~50:「ゴール」と「現状の自我」の間にvol.6;臨場感という橋を架ける>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29139372.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29197133.html

 

そして、臨場感=ホメオスタシス・フィードバックの強度は、CZのレベルのことであり、エフィカシーの高さのことでもあります。

F-314:デジタル自傷行為 <plan-side -2;ゴール×エフィカシーの“秘密” -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32626694.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -11

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

自我の二つの定義と統合

 自我を、自分にとって一番重要なコンフォートゾーンを選び出す(重要度で並び変える)関数とする定義と、自我を、自分にとって一番重要なゴールを選び出す(重要度で並び変える)関数とする定義を統合すれば、自我とは、すべての現在あり得るコンフォートゾーンを、自分にとって一番重要な未来のゴールに従い、選び出す(重要度で並び変える)関数と定義することが出来る。

 

 1w ∀y∃x sSelf (x,y) } x,y ∈all comfort zones in all possible worlds

 

 - Function s that reorders all comfort zones

  自我とはすべての存在し得るコンフォートゾーンを自分にとっての重要度で並び変える関数

 

 2 w ∀y∃x sSelf (x,y) } x,y ∈all goals in all possible worlds

 

 - Function s that reorders all goals

  自我とはすべての未来の得るゴールを自分にとっての重要度で並び変える関数

 

 3 integration 統合

 

 - Function s that reorders all comfort zones based on all goals

  自我とはすべてのコンフォートゾーンをすべてのゴールに従い並び変える関数

 引用終わり

 

 

 新しい自我の定義が「すべての存在し得るコンフォートゾーンを自分にとっての重要度で並び変える関数」と「すべての未来の(存在し)得るゴールを自分にとっての重要度で並び変える関数」。

 それを統合すると、自我とは「すべてのコンフォートゾーンをすべてのゴールに従い並び変える関数」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「統合(Integration)」とは、「複数のゲシュタルトを包摂する、より大きなゲシュタルトを創造する」こと。その本質は「抽象度を上げる」ことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 私は「コーチングそのものが、統合=抽象度を上げる縁起になる」と確信しています。とくにゴールのバランスホイールが、その鍵となるはず↓

 F-334:分断緩和のための vol.5;「ワークライフバランス」の落とし穴 <plan-side

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33619443.html

 

 さらに「コンセプチュアル・フロー」と組み合わせると効果絶大です↓

 L-08120213月シークレット… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -12

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

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コーチングの形式定義

 コーチングはクライアントの自我を変えようとする行為ではなく、クライアントにとって一番重要な未来のゴールに従い、現在あるべきコンフォートゾーンを選び出すことを促す行為と定義することが出来る。これは、現状(現在のコンフォートゾーン)w1からゴールの世界w2に移行を促す行為と定義することが出来る。その移行の結果として自我関数がゴールを達成する自我関数に変わるのであり、直接、自我関数を書き換えしようとする行為はオーセンティック・コーチングではない。

 

 コーチング = 並列宇宙(可能世界)w1から別の並列宇宙(可能世界)w2への移行を促す行為

 

 ルー・タイスの伝統ではこの移行に必要なのはたった一つ、高いエフィカシーを維持することを教えて来た。これは現在も変わらない。従って、以下となる。

 

  Efficacyw1)→ w2

 

 オーセンティック・コーチングにおける“エフィカシー”とは、自身のゴールを達成する自己能力の自己評価のこと。

 

 自身のゴールであり、それを達成する自己能力の自己評価なので、すべては自身のマインドで解決する。すべてが自身のマインドの中。コーチの仕事はクライアントがエフィカシーを高く維持するお手伝いと定義出来る。

 引用終わり

 

 

 今回のupdateで、苫米地博士はコーチングそのものを改めて定義されました。その定義が「クライアントにとって一番重要な未来のゴールに従い、現在あるべきコンフォートゾーンを選び出すことを促す行為」であり、「並列宇宙(可能世界)w1から別の並列宇宙(可能世界)w2への移行を促す行為」。

 

 コーチの視点でいうと、ポイントは「促す」という表現。コーチはコンテンツには一切関わりません。

 Q-452:コーチングの対象が自分であってもvol.1;コーチングは「自問自答」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html

 

 コーチがするのは「クライアントがエフィカシーを高く維持するお手伝い」。それを次世代コーチングにおいては、「エフィカシー関数『Efficacyw1)→ w2』つくり」と表現します。そのために行うことが「セルフトークのコントロール」です↓

 L-230202209月シークレット… -05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -13

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

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形式定義で明確になるオーセンティック・コーチングの総括

 

 - 未来はまだ変えられないが、コンフォートゾーンはいま変えられる

 

 - ゴール設定は反対されても「やりたいこと」である

 

 - 見えないゴール(スコトーマ下のゴール)は利他性=高抽象度で見える

 

 - ゴール達成は、認知空間に広がる生得的ホメオスタシスによって自動で進む

 

 - クライアントがやることはエフィカシーを高く維持することだけ

 引用終わり

 

 

 ここで挙げられているのは、「オーセンティック・コーチング」におけるプリンシプル。一つひとつ確認していきましょう。

 

 

未来はまだ変えられないが、コンフォートゾーンはいま変えられる

 ここでいう「コンフォートゾーン」とは、ゴールを達成した「並列宇宙(可能世界)w2」を起点としたCZのこと。そのCZがこれからの新たな「私らしい」「私たちらしい」です。

 Q-352:人に変に見られていないかがひどく気になります

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33133160.html

 

 「いま変えられる」のは、すべて情報だから。それを博士が理論化されているのが、苫米地理論の第2世代「超情報場理論」↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 大乗仏教でいうと「空(くう)」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 コーチングにおいては空観がスタートラインです。

 L-216202208月シークレットレクチャー -03;コーチングの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37136542.html

 

 

ゴール設定は反対されても「やりたいこと」である

 ゴールは現状の外に設定するものなので、必ずこれまでの「並列宇宙(可能世界)w1」を共有していた人たちから反対されます。逆にいうと、とくに反対されないのであれば、ゴール(らしきもの)が現状の中に設定されていることを疑うべきです。

だから、ドリームキラーが存在するかどうかは、ゴールが現状の外かどうかを確認する重要なチェックポイントとなります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 「やりたいことをやりたいだけやる」というのは、苫米地式次世代コーチングのプリンシプルでもあります(プリンシプル⑤)。その鍵となるのが「バランスホイール」です↓

 Q-425:現状の外側に100%want tovol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

 24時間365日「やりたいこと」だけをやっていると、自然と一日中ニコニコしているようになります。そういう人が現状の外に向かって挑み続けていると、まわりのエフィカシーも上がっていきます。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5:コレクティブ・エフィカシー -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 

見えないゴール(スコトーマ下のゴール)は利他性=高抽象度で見える

 現状の外にゴールを設定することは、決して簡単ではありません。なかなかスコトーマが外せないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

苫米地博士は現状の外にゴールを設定するためのシンプルな秘訣を明かされました。それが「利他性」。

 F-419:私、うっちゃいました <中編;抽象度を上げるための縁起>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37587853.html

 

 ただし、「利他性」という言葉には注意が必要です。博士が仰る「利他性」とは、自分と他人を分別した意識状態での「相手を優先」「自分は後回し」ということではありません。それは儒教的な洗脳です。

 L-163202201… -07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34339393.html

 

 苫米地式の「利他性」とは、「部分関数としての自分の定義をひろげていく」こと。だから、「利他性=高抽象度」。釈迦の言葉でいうと「無分別」です。

 F-379:学びと破門で脅しをかける <vol.3;自由→フェアネス→平和>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35945742.html

 

 

ゴール達成は、認知空間に広がる生得的ホメオスタシスによって自動で進む

 ゴールに向かう感覚は“オートマティック”。

 F-359:自由訳「OODA」 <vol.5;コーチとして感じる「OODAループ」の正体>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34957491.html

 

 だから、「努力はいらない」↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

 その秘訣が「CZは高く!狭く!」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36862880.html

 

 

クライアントがやることはエフィカシーを高く維持することだけ

 繰り返しますが、「エフィカシーを高く維持する」は「エフィカシー関数をつくる」ことです。

 

エフィカシー関数とは Effcacyw1)→(w2

 

 それは「現状の可能世界w1を入力したら、ゴール側の可能世界w2を出力する」という関数。

 

 このエフィカシー関数と元々の部分関数としての自我関数「f自我(宇宙)→(自分)」を包摂していくことがコーチングのプロセス  …だと私は思っています。

私の好きな表現でいうと、“無敵”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

 以上、苫米地博士の本気とその意図を感じながら、最新の定義で“コーチング”を再ゲシュタルト化できるように試みました。お役に立てたなら幸いです。

 

 苫米地博士に学ぶ私たちが共有しているゴールは「世界から戦争と差別をなくす」こと。

 そのゴールは、すべての人が自分以外の生命の幸せを心から願うような、今よりも抽象度の高い世界(w234 … wh)に生きることで達成されます。

 そのためのオーセンティック・コーチング!

 

「オーセンティック・コーチング 2026」のタイトルが示すように、今年(2026年)は“コーチング・リブート元年”です。本年がよりよい年になりますように。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 新たなコーチングの定義について、苫米地博士が「Cosmic Radio」の中で詳しく解説されています↓

 □ Dr.苫米地 Cosmic Radio|Cosmic Radio 11/13 OA シリーズコーチング①認知科学が導く新しい地図』#32|AuDee(オーディー) | 音声コンテンツプラットフォーム

 □ Dr.苫米地 Cosmic Radio|Cosmic Radio 11/20 OA シリーズ コーチング ②コンフォートゾーンとゴール』#33|AuDee(オーディー) | 音声コンテンツプラットフォーム

 □ Dr.苫米地 Cosmic Radio|Cosmic Radio 11/27 OA シリーズ コーチング ③ 自我とコンフォートゾーン』#34|AuDee(オーディー) | 音声コンテンツプラットフォーム

 □ Dr.苫米地 Cosmic Radio|Cosmic Radio 12/4 OA シリーズ コーチング ④ 自我の新しい定義とコーチング』#35|AuDee(オーディー) | 音声コンテンツプラットフォーム

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-392~:ナイセイカンショウ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431017.html

L-225202208月シークレットレクチャー -12(最終回);幸せを求めていないだろうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37299218.html

Q-405:コーチングを受けると、結局のところ、どうなるのですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35882023.html

Q-421~:コーチングを受けるとどうなりますか? -version 2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430928.html

 

 

オーセンティック・コーチング2026

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: オーセンティック・コーチング2026 ~本物のコーチング~ eBook : 苫米地英人:

 

 


F-429:オーセンティック・コーチングの形式定義 <前編>

 

私は立ち止まらない!

 

 これは私のお気に入りのセルフトーク。

 Q-395~:セルフトークのコントロールをやっていますが、時折強い孤独感を

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429935.html

 

 コーチにふさわしい「狭く高いコンフォートゾーン(Comfort Zone)」を強化するために、日々、意識に上げているセルフトークです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 このセルフトークは、苫米地博士から受け継ぐブリーフ(Belief)の言語化でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 実際、博士は決して立ち止まることなく、どんどん現状の遥か先へと向かわれています。コーチングについても、どんどんアップデートされながら(例えば↓)。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 最近(202510月)もコーチングに関する重要な知識を開示され、無償ダウンロードできるようにされています(*苫米地博士のブログからDLできます)

 

DrTブログ(「地上最強グローバルサミット」講義用スライド)2

苫米地博士ブログより引用↓

ドクター苫米地ブログ - Dr. Hideto Tomabechi Official Weblog - ライブドアブログ

 

 

 さらに苫米地博士は、新たな知識を、最新刊「オーセンティック・コーチング 2026」(開拓社)の中で開示されています。その行動から感じ取れるのは、「本物のコーチを増やす」「どんどんコーチを育成する」という“意思”と“覚悟”。

 L-06020208月シークレットレクチャー -06;必要なのは意思と覚悟

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28153740.html

 

 以下、同書(p278)より引用します(青字)。

 

◎オーセンティック・コーチングの形式定義

 最近10カ国以上の国の複数言語の人たちにコーチングについて話す機会がありました。英語圏以外の人がほとんどで、通常は海外では英語で話しますが、今回は英語で話しても通訳が入るということでしたので、真に多言語、多文化である形式表記(数学表現)で説明することで、誤解を避けられると考え、オーセンティック・コーチングの定義を形式表記を利用して説明しました。

 

 これら形式定義の一部は、認定コーチを育成する“マスターコーチクラス”では説明して来ましたが、通常クラスでは教えていないので、多くの私の生徒たちにも初見と思います。“コーチング”という言葉が一人歩きしている中、形式定義を公開することに意義があると判断し、最後の章として記述します。

 

 本書におけるオーセンティック・コーチングは正確に以下で定義され、これ以外はオーセンティック・コーチングではありません。苫米地式も、私が開発パートナーであり後継者でもあるタイスコーチングもオーセンティック・コーチングですから、今後はこの定義を正確に理解している方のみが、オーセンティック・コーチングを語ることができます。

 

 (中略)

 

 オーセンティック・コーチングはパフォーマンス・エンハンスメント・コーチングと苫米地式コーチングの両方をカバーしますが、本書の内容の一部はルー・タイスとパフォーマンス・エンハンスメント・コーチングを作った時代には入れてありませんでしたし、その頃に形式定義はしていませんでしたが、以下の定義はオーセンティック・コーチングにおける定義ですから、当然パフォーマンス・エンハンスメント・コーチングもカバーしますので、苫米地式コーチング、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング共に厳密に以下の定義に従い運用をお願いします。

 

 以下が、形式言語(数学的表現)で記述したオーセンティック・コーチングの全体像の正確な説明であり定義です。

 引用終わり

 

 

 今後はこの定義を正確に理解している方のみが、オーセンティック・コーチングを語ることができます

 

 苫米地式コーチング、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング共に厳密に以下の定義に従い運用をお願いします

 

博士の本気とその意図を感じながら、以下、最新の定義で“コーチング”を再ゲシュタルト化できるように試みます。無償DL版スライドと「オーセンティック・コーチング 2026」より引用(青字)した後、少し補足を加えます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -02

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

認知科学とは

 -人間の認知活動を数理的に理論化出来るという立場で、ファンクショナリズム(関数主義)を掲げる学問。『認知科学への招待』に詳しい

 

 -更には、数理関数による認知の計算機上での再現も視野に入れ、人工知能研究は認知科学により本格化

 

 -ただし、人類がすべての関数を記述出来るかは別問題。生成AIは超次元偏微分方程式の局所解を自己学習し自然言語生成する

 

 -オーセンティック・コーチングは、AI研究成果も人間の認知活動を高度化することに貢献するという立場をとる。コーチングを形式定義(数学的表記)するのもその一つ

 引用終わり

 

 

 「認知科学への招待」は、2014年にCYZOより出版された書籍です(Kindle版はこちら↓)。

 Amazon.co.jp: 認知科学への招待 電子書籍: 苫米地英人: Kindleストア

 

 その中で、博士は「心理学→行動科学→認知科学」という流れをわかりやすく解説されています。

 Q-435:コーチングは行動科学と <vol.2;心理学から行動科学、そして認知科学へ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37049778.html

 

 「生成AIは超次元偏微分方程式の局所解を自己学習し自然言語生成する」に関連する言葉として、苫米地博士は「局所解は疑似的な抽象度最低の物理空間への創出。芸術は高抽象度を指す言葉なので違う。芸術は未だに見つけられていないLUB (Least Upper Bound)であり、超次元偏微分誤差最小化空間の下ではなく上に現れる」とコメントされています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「芸術」は、じつは、ゴールのバランスホイールの中に入れるべき重要なキー・ワード。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 それはコーチングのコアであるゴールの基本条件である「現状の外」とも大いに関係します。

 F-299~:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425725.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -04

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8Blog

 

AI開発の歴史

 著者は1980年代から最初期の生成AI研究とその幻覚問題解決を提案

 引用終わり

 

 この図からもわかるように、苫米地博士はまさにAI開発史の体現者。だからこそ、「認知科学(functionalism)の“先”に進む本物のコーチ」なのだとあらためて思いました。

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -06

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

人工知能研究は認知活動を形式化(数理表記)。コーチングも認知活動であり形式化による正確な定義が誤解や誤用を避ける

 Notation Clarification - 記法の説明

 

 Possible World Representation - 可能世界表記

w possible world(可能世界)

w0 status quo world / homeostasis world

(現状の世界。ホメオスタシスが働く世界)

wh highest goal world / hyper-homeostasis world

(最高次Goal世界。ハイパーホメオスタシスが働く

w_future}= set of all possible future worlds

 (全ての未来の可能世界の集合)

w_current}= set of all current possible worlds

 (全ての現在の可能世界の集合)

 

Based on modal logic, it is used to formalize coaching as transition between possible worlds

 様相論理(modal logic)に基づき、コーチングを「可能世界間の移行」として定式化するために使用

 引用終わり

 

 

 「ハイパーホメオスタシス(hyper-homeostasis)」という表現がありますが、これは情報空間に働くホメオスタシスのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 人間の場合、ホメオスタシスは心の空間(情報空間)にまで拡張しています。その理を博士が理論化されたのが「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」。この理論がコーチングの基盤となります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 余談ですが、わざわざ「ハイパー」がついているのは、情報(例:心)と物理(例:体)を違うものと捉える文化圏の方々への配慮です。本当は情報(心)と物理(体)は同じもの。同じものの抽象度の違いに過ぎません。

 Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -07

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

自我の仮定義(本書本文で定義済み)

 自我とは宇宙の全存在を自分にとっての重要度順に並び替える関数である。ただし、必ず順番を決められるとは限らない

 

 w ∀y∃x pSelf (x,y) } x,y ∈ Universe

 

 ・ Function porders all entities in the universe according to importance

   関数p:宇宙の全存在を重要度順に並び替える

   ※ w possible world(可能世界)

 

 ここで可能世界とはクリプキ以降の可能世界論(様相論理、moder logic)で定義される可能宇宙。

 現在の宇宙と並列に存在する多重宇宙(可能宇宙)の一つ。ある可能宇宙wでの順序で別な可能宇宙では異なる

 引用終わり

 

 

 …2021年の後半あたりから、苫米地博士はコーチングのアップデートを公に話され始めました。その頃御出演されていた「バラいろダンディ」の最終講義も「次世代コーチング」でした↓

 F-366:日本を世界のリーダーに! 「苫米地式次世代コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

 *下記のブログ記事中に、コーチング関連の放送回のリンクを貼っています。ぜひ御活用ください。

 

 □ 20221213日放送回「コーチングの基本理念を習熟して新年に向けてエフィカシーをブーストしよう」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 □ 2024617日放送回「『成長』の夏に向けて習得! 苫米地式『オーセンティック・コーチング』」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34650757.html

 

 

その「バラダン」での最終講義でも、博士は「自我」の定義から講義をはじめられています(「部分間数f」という表記は「部分f」の誤りです)。

 

 

240909バラダン最終講義-1

「バラいろダンディ」(202499日放送回)より引用

 

 

 「部分関数」とは、ある集合を切り分けて取りだす関数のこと。例えば、「偶数」というのは、「自然数」という集合から「2で割り切れる数」を取りだす関数であると見なせます。

 このとき「2で割り切れない数」=奇数が残ります。よって、「奇数」の方も同時に定義できてしまうことになります。

 

 同様に、自我とは、宇宙を「自分」と「自分以外」に切り分ける関数のこと。よって、「自分がわかると、宇宙がわかる」。それが部分関数です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 

240909バラダン最終講義-2

「バラいろダンディ」(202499日放送回)より引用

 

 

 次に話されたのが、自我のもうひとつの定義。それが「評価関数(重要性関数)」です。

 例えば、「職業はコーチと医師を」「子どもは3人いて」「映画好きで、とくにSTAR WARS」「生まれも育ちも鹿児島で」などと自己紹介するとき、それは自分にとって重要な(あるいは関係性が深い)順に宇宙を並べ替えているといえます。

その並べ替え関数が「評価関数(重要性関数)」。

 「オーセンティック・コーチング 2026」中でも書かれていますが、この「評価関数(重要性関数」を書き換えようとすると、コーチングは失敗します。

 Q-455:ゴールに <前編;自我の書き換えを目的にするとコーチングは失敗する>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37898936.html

 

 このような「自我」の定義を、苫米地博士はさらにupdateされました。

その理解が「苫米地式コーチング、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング共に厳密に以下の定義に従い運用」することのポイントだといえそうです。

Q-304:どうやったらすべての目標を結びつけることがOps編;〇〇〇化>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30891147.html

 

F-430につづく)

 

 

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-追記-

ここで可能世界とはクリプキ以降の可能世界論(様相論理、moder logic)で定義される可能宇宙。現在の宇宙と並列に存在する多重宇宙(可能宇宙)の一つ

 

 苫米地博士の著書「洗脳原論」(春秋社、p19)の中に、この部分に関連する詳しい記述があります。下記のブログ記事で引用しています↓

 F-382:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.2;知識「無限の『there』」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36094263.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-311~:デジタル自傷行為

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426481.html

L-209202207月シークレットレクチャー -07;コーチングのカクシン

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L-210202207月シークレットレクチャー -08;狭く! 高く!

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L-217202208月シークレットレクチャー -04;情報を操作する鍵

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Q-449:アートマンって何ですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37528586.html

 

 

オーセンティック・コーチング2026

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