PMⅠ:The Power of Mind Ⅰ
PMⅠ-00:序章
PMⅠ-00-00:はじめまして
はじめまして。
後に詳しく述べさせていただきますが、私は幼少の頃より仏教に触れていたこともあり「縁」を意識して生きてきました。
このブログにアクセスし、そして読み始めてくださったことが、皆さんと皆さんを支える方々の未来を、さらに素晴らしい方向に導く“いい御縁”になることを願っています。
あらためまして、こんにちは。
私は苫米地式コーチング認定コーチ、苫米地式認定マスターヒーラーのCoacH Tです。
地元の鹿児島大学医学部を卒業し、鹿大リハビリテーション科に入局した後、禅道場をもつ病院に内科医として就職しました。
2007年夏に突然院長に就任することになり、病院の代表として鹿児島県の精神医療に携わるようになりました。さらに地元の地区医師会理事として、医療・福祉行政にも深く関わるようになりました。
そんな私を知る方々は、仕事でも、プライベートでも、充実した日々を送るエネルギッシュな若手院長と思っていたはずです。実際に、職場でも家庭でもつねに笑顔に囲まれていた私は、「やっとここまで来た」という満足感とともに確かな幸せを感じていました。
しかし、そんな満足感の一方で、私には世間のすべてが色あせて見えていました。
黒い霧の中に閉じ込められているような感覚に不意に襲われ、動悸やめまいにより日常生活に支障をきたすことがよくありました。
「何かがおかしい」
…そんな漠然とした不安にとらわれていた2009年10月、私は、認知科学者 苫米地英人博士と情報的に出会いました。まるで雷に打たれたような衝撃を感じたことを、今でもはっきりと覚えています。
その日を境に、私の人生は激変しました。博士との御縁により、宇宙がダイナミックに変化し続け、どんどん立体的に、そして多次元的になり、明るく輝いて感じられるようになったのです。
The Power of Mind
博士に学び続ける中で、日に日に強く、そして鮮明に感じるようになったものが、この「The Power of Mind」という言葉で表されるイメージです。そのイメージはますます大きくなり、「博士に学ぶ知識やスキルを日本中に届けたい」「医療・福祉や教育の世界とコーチングをconnectしたい」という強い思いに変わっていきました。
…医師としての日々の診療の中でいつも感じていることがあります。
「自身のマインドの力を取り戻した人は、心も体もどんどん元気になっていく」ということです。
その元気が身近な人に広がっていけば、家庭が、職場が元気になります。
それが世の中に広がっていけば、いつかきっと差別のない平和な世界が実現します。
心からその実現を願い、そして、その実現を確信するようになったとき、私のゴールは苫米地博士のゴールと重なりました。
世界から戦争(争い)と差別をなくす
...その後幸運が重なり、苫米地博士に直接学ぶようになり、私は苫米地式認定コーチ、そして苫米地式認定マスターヒーラーとなりました。
医師で、院長で、認定コーチで、認定マスターヒーラー …
博士からマインドについて教わり、それを実行することで、すべては順調に進むはずでした。しかし、実際は、私が苫米地理論を届けようとすればするほど、職場から笑顔は消えていきました(少なくとも経営レベルでは)。「このままではヤバい」と思った私は、「なんとかしたい」という願いとともに全力で挑み続けました。
しかし、残念ですが、思いどおりにはいきませんでした。
一度立ち止まり、自らを見つめなおし、そして、再び“現状の外”に飛びだすために明らかになった問題点とその解決策を言語化しようと決意したことが、文章化のスタートとなりました。
苫米地理論自体は、博士御自身が書籍や講義DVD、会員限定サイト「クラブ苫米地」、そして無料で視聴できるYou Tube公式チャンネルといった様々な媒体で、ものすごいペースで、とてもクリアに御教授されています。さらにアカデミーやワークス、単発のセミナー等で直接指導をされています。
その教えを受けた者が、実際に実装化していく様を泥臭く伝えてみるのも大きな意味を持つのではないかと思ったのが、文章化の2つ目の理由です(苫米地博士には「うまくいかない」はなさそうですもんね)。
3つ目の理由は… 第七章に書きました。ぜひ、最後までお読みください。
第一章は、苫米地理論の核である超情報場仮説とその理解に必要な抽象度や情報空間という概念についてまとめました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12893266.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html
第二章は、苫米地理論の中で基礎的な概念を解説いたします。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12936581.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124522.html
第三章は、自己紹介を兼ねてこれまでの人生を苫米地理論で振り返ります。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12936675.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124523.html
第四章は、医療・介護現場での常識や取り組みを苫米地理論で考察いたします。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13076878.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124524.html
第五章は、教育の現場でのスコトーマを苫米地理論で外していきます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13077001.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124525.html
第六章は、第三章でも取りあげる院長として働いていた職場への苫米地式コーチング導入の取り組み(挑戦)が“失敗”してしまった理由を検証し、進化・向上し続ける組織をつくるための重要なポイントについてまとめます。これから苫米地式を導入しようという方々への有意義な参考(戒め)となれば幸いです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15110477.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124527.html
最後の第七章は、未来について書きました。新たなゴールです。
“現状の外”へのゴール設定が、強力なコンフォートゾーンを抜けだすエネルギーと創造性を生みだします。ぜひ私の“気”を感じてください。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16947223.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124528.html
このブログを通じて私がお伝えしたいことは、「抽象度を上げること」の重要性です。それはもちろん、苫米地理論の根幹にあるものです。
「抽象度を上げるとはどういうことか?」、そして、「なぜそれが重要なのか?」を問いながらお読みいただくとスコトーマが外れやすくなるように書いています。可能な限り繰り返しお読みください。
それではリラックスして、お楽しみください。
ようこそ、苫米地情報場ワールドへ
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)