PMⅠ:The Power of Mind Ⅰ
PMⅠ-05:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ
PMⅠ-05-10:そもそも教育とは?-5-1)望ましい方向へと変化させること
この章(第五章)では、苫米地理論(ベチロン)で教育を考察していきます。
そもそも教育とは?-5-1)望ましい方向へと変化させること
「望ましい」や「変化」は、今までの考察と重なりますので、ここでは具体的事例を考えます。
第三章で、「君は鹿大(鹿児島大学)の医学部には通らない。鹿大にこだわるなら工学部を受けなさい」と言われ続けたことを紹介しました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7199779.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7199884.html
私はこの言葉に反発し、従いませんでした。
この言葉には「正しい時間の見方」や「ゴール設定」「エフィカシー」といったコーチングに関連する重要な概念が欠落しています(1980年代のことですし、非難する意図はありません)。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html
しかし、この言葉を発した教師自体には今でもとても感謝しています。立ち位置が正しいからです。先生は「生徒のため」という立場を忘れることはありませんでした。
苫米地式認定コーチとしての活動が徐々に知られるようになり、最近では教育現場からも講義や講演の依頼をいただくようになりました。
様々な親や教師の皆さまと意見交換をする中で、親自身や先生あるいは学校のための「望ましい方向」ばかりに気をとられ、「子供のため」「生徒のため」という立場を完全に見失っている人が少なくないことに気づきました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html
次回、その具体的な事例を取り上げます。
(つづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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