PMⅠ:The Power of Mind

PM-04苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ

PM-04-24医師およびコーチとしての限界を超えるために ~苫米地式ライフコーチング~

 

 この章(第四章)では、医療・福祉現場での常識や取り組みを御紹介しながら、苫米地理論で考察していきます。

 

 

医師およびコーチとしての限界を超えるために ~苫米地式ライフコーチング~

 

 あらためて述べますが、コーチングとは人材開発の技法のひとつです。

 

 プロの知識とスキルを持ったコーチがクライアントの無意識に直接的に介入し、強い働きかけを行います。その結果、現状のコンフォートゾーンの外にゴールを設定することができるようになり、エフィカシーが高まります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 コーチの役目は「人間が本来持っている無限の能力を引きだすこと」であり、「現状維持をするための脳から未来をつくるための脳に変えていくこと」です。

 

 コーチとクライアントの関係でとても重要なことが、「コーチはクライアントのゴールに対して主観的な気持ちは持たない」ということです。

 

クライアントのゴールをコーチが設定することはなく、その内容には一切かかわりません。

そして、クライアント自身が設定したゴールの達成にのみ興味を持ち、コーチ自身の利害は決して考えません。

 

 それは「情報空間(情報場)の共有はしない」ということです。「情を持たない」という言い方もできます。苫米地博士が著作で書かれている表現でいうと、「コーチはクライアントのことを、電車で隣同士になった他人くらいにしか思っていない」という感じです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

 

 医療・福祉に携わる方々は同意していただけると思いますが、いのちの現場で「情報空間(情報場)の共有はしない」ということは困難です。

 

 なぜなら、医療・福祉従事者たちの役割は生老病死に苦しむ患者さんやその家族の苦しみを和らげることであり、医療・福祉従事者本人がその実現を心から望んでいるからです。

それは患者さんとゴールを共有していることを意味しており、情報空間(情報場)を共有した状態といえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165888.html

 

 「患者さんを自分の家族のように思うこと」は、医療・介護現場では肯定的にとらえられますが、コーチング的にはNGです。

 

 なぜなら、情報空間(情報場)の共有の結果として、同じスコトーマを作ってしまうからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

さらには、避けられない老病死の進行とともにますます大脳辺縁系優位になり「ファイト・オア・フライト」となってしまうことで、そのスコトーマを強めてしまうからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 しかしながら、情報空間(情報場)を共有することのない(コーチング的には正しい)医療・福祉従事者は、患者さんやその家族には受け入れられません。痛みのわからない、冷たい人と思われるからです。

 

コーチングを医療・福祉の現場に導入するとき、この根幹部分でジレンマが生じます。

 

 それを解決するために有用と思われるのが「苫米地式ライフコーチング」です。

通常の「コーチング」と違って、クライアントとゴールを達成した世界の臨場感を共有した上でコーチングを行います。

 

医療・福祉の現場にまずはコーチングを導入した次のステップとして「患者さんを自分の家族のように考える」ことを肯定するライフコーチングに進むため、私自身も学び続けようと思っています。

 

 

「第四章:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ」完

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)