PMⅠ:The Power of Mind Ⅰ
PMⅠ-04:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ
PMⅠ-04-20:超高齢化社会に求められる医療のパラダイムシフト
この章(第四章)では、医療・福祉現場での常識や取り組みを御紹介しながら、苫米地理論で考察していきます。
超高齢化社会に求められる医療のパラダイムシフト
ところで、地域医療構想に関する勉強会に参加していたときに興味深いスライドを目にしました。
「超高齢化社会に求められる医療のパラダイムシフト」というタイトルで、現在の医療とパラダイムシフト後の未来の医療が記されていました。
矢印についての具体的な説明はありませんでしたが、この矢印を眺めながら“あること”に気がつきました。この矢印は「抽象度を上げること」を示唆しているということです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html
最後のデータという言葉が象徴的です。
データとは情報のことでそれを重要視するということは、より抽象度の低い(=具体的情報量の多い)次元を意味しています。
左側の抽象度の低い「現在の医療」のパラダイムに対して、右側の「未来の医療」はすべて抽象度が上がっています。
つまり、このスライドにあるパラダイムシフトとは「抽象度を上げること」で、それが「超高齢化社会に求められる医療」を可能とする重要なポイントであると訴えているのです。
(つづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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