PMⅠ:The Power of Mind

PM-04苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ

PM-04-15抽象度を上げて死を克服するワーク:トータルハッピネス(Total Happiness) -後編-

 

 この章(第四章)では、医療・福祉現場での常識や取り組みを御紹介しながら、苫米地理論で考察していきます。

 

 

抽象度を上げて死を克服するワーク:トータルハッピネス(Total Happiness) -後編-

 

 

「私にとって、身体的な幸せとはなんだろうか?」

 

「私にとって、心理的(精神的)な幸せとはなんだろうか?」

 

「私にとって、社会的な幸せとはどんなことだろうか?」

 

「私にとって、スピリチュアルな幸せ -すなわち自分の存在と意味が確信でき、その役割を目の前の宇宙に果たしている状態- とはどのようなことだろうか?」

 

 四つともイメージできたら、呼吸のコントロールは継続しながら、そのイメージをノートに書き留めてください。ハッピーな自分が身体的にどんな状態で、心理的にはどんな感じで、社会的にはどのように生きているかを、「うれしい」「楽しい」「誇らしい」などの情動を表す言葉とともに書き込んでいきます。

 

そして、人生全体を俯瞰して自分の存在を感じながら、自分の果たしたい機能・役割を言葉に変えていきます。絵で描いてもかまいません。あわてず、焦らず、ゆったりとした気持ちでイメージし、幸せを味わいながら書き込んでください。

 

 書き終わったら、その言葉を読みあげてください。

 

書き込んだその言葉は毎日何回も読みあげてください。起床直後と就寝直前が特に重要です。読み上げながら、先程のイメージをありありと五感で感じていきます。

 

そこに書かれた言葉は「アファメーション」となり、あなたの無意識に強力な働きかけを行います。

 

アファメーションとは、直訳すると誓約や宣誓のことです。

アメリカで生まれたコーチングプログラムは言語に重きを置いています。その核心テクニックがアファメーションです。

しかしながら、1990年代のコーチングブームではアファメーションが暗示と誤解されました。暗示とは「そうでないとわかっていることを『そうだ』と思い込ませる技術」のことです。

アファメーションは決して暗示ではなく、ゴールの世界の臨場感を高めるためのツールであり、夢実現のための鍵となるものです。ぜひ毎日読みあげてください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

To give cure sometimes To give relieve often To give comfort always

与えよ ときに救いを しばしば癒しを そして、いつも安らぎを

 

 

縁ある人々にやすらぎを与える存在であり続けるために、自分自身のスピリチュアルな幸せを常に感じていてください。

 

「自分の存在と意味」を確信しながら、トータルハッピネスを実践できれば、きっと毎日を、いや人生のすべての瞬間を、“comfort”に過ごすことができます。

 

その“comfort”は、必ずまわりに良い影響を与えます。心理学で「心理的感染効果」と呼ばれる現象が起こるからです。苫米地理論でいうと「ホメオスタシス同調」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

To give comfort always」を、まず皆さん自身が実現してください。

その先にはあなたの心の平和があり、そのずっと先には世界の平和が待っています。

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)