PMⅠ:The Power of Mind

PM-04苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ

PM-04-13まずは医療・福祉従事者にこそ緩和ケアが必要!

 

 この章(第四章)では、医療・福祉現場での常識や取り組みを御紹介しながら、苫米地理論で考察していきます。

 

 

まずは医療・福祉従事者にこそ緩和ケアが必要!

 

「自分の存在と意味」を確信していない人、あるいは「生きる意味(=死ぬ意味)」がわからないまま過ごしている人たちは、すでに潜在的にスピリチュアペインに苦しんでいる

 

みなさんはいかがですか?

 

今日という一日を生きることに意味を感じていますか?

自分という存在に手ごたえを感じていますか?

 

ところで、緩和ケアを行う医療・福祉従事者自身は、「自分の存在と意味」をしっかりと感じているのでしょうか? 

 

緩和ケアとは、患者・家族が実感するQOLQuality of Life、生活の質)の向上を目指すアプローチです。それには援助の視点と実践が必要です。

また、緩和ケアとは、相手の苦しみや不安を傾聴し、身体的、心理(精神)的、社会的、そしてスピリチュアルな苦しみを和らげ、なくしていくことでもあります。

緩和ケアに携わる医療・福祉従事者自身の身体的、心理(精神)的、社会的、スピリチュアルな苦しみ(悩み)がしっかりとマネジメントできていなければ、その実現は難しいはずです。

 

私が「医療・介護現場にコーチングを届けたい」と熱望する理由がここにあります。

 

コーチングの知識とスキルを学び、現状の外にゴール設定を行うことで、「自分の存在と意味」や「生きる意味(=死ぬ意味)」を見つけることができます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

四苦に苦しむ人たちとその支えとなる家族のために、医療・福祉従事者は自分の「生きる意味(=死ぬ意味)」を確信していてほしい!「働く理由」を明るく語ってほしい!

そんなことを願いながら、私はいつも働いています。

 次回は、苫米地式認定マスターヒーラーとしても活動する私が実践しているワークを御紹介いたします。

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)