PMⅠ:The Power of Mind Ⅰ
PMⅠ-03:苫米地理論との出会いと実践
PMⅠ-03-17:苫米地理論との出会い ~現状の外のイメージ実現と挫折~
物理空間での言動には必ず情報空間での因があります。そして「時間の流れ(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html)」を考えると、その因は未来にあるといえます。
苫米地理論を学んだ今は、過去のつらい思い出も未来でのゴール達成の大切な「縁起(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html)」として解釈することができるようになりました。過去を自由に書き換えることができるのです。
この章(第三章)では私の経験を紹介し、苫米地理論で考察します。
苫米地理論との出会い ~現状の外のイメージ実現と挫折~
「The Power of Mind Ⅰ」序章で紹介させていただきましたが、私は2009年10月に苫米地英人博士と情報的に出会いました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4406033.html
院長就任後、徐々に絶望的な感覚はなくなっていき、世間が色あせて見えていたのも改善しつつありました。
しかし、黒い霧の中に閉じ込められているような感覚に襲われることがあり、動悸やめまいにより日常生活に支障をきたすことが続いていました。「何かがおかしい」という漠然とした不安を抱えていました。
苫米地博士との出会いにより雷に打たれたような衝撃を受けた私は、博士のすべての書籍・DVD教材を購入し、会員限定サイト「クラブ苫米地」にも入会し、(表現が悪いですが)むさぼるように学び始めました。
出会いから4カ月が経過した2010年2月1日、私は突然歩けなくなりました。しかし、痛みで身動きが一切取れず眠れぬ夜が続く間も学び続けました。それから3週間ほど経過してやっと杖歩行ができるようになった頃、「あっ、わかった」という実感とともにすべてがクリアになった気がしました。
その後直接学ばせていただくようになり、苫米地式認定コーチとなりました。
特に地方にお住いの方々は共感してくださると思いますが、博士に直接学ぶためには、経済的にも、物理的にも、大きなバリアがあります。かつての私のように何らかの理由で断念している方々のために、「学んだ苫米地理論を地方に届けよう」と次第に考えるようになりました。
それ以降、博士に教わっているときは、同時に教えているイメージも持ちながら学んでいます。守秘義務内容の境界を常に意識しながら。
「まずは鹿児島から」という「苫米地理論を地方に届けたい」は、「九州に届けたい」「日本中に届けたい」に拡大し、さらに「医療・福祉の現場に届けたい」「教育の現場に届けたい」にひろがっていきました。
そんなある日、あるアイデアがひらめきました。「苫米地理論を地方に届ける活動のシンボルとして、苫米地博士御本人を地方に届けよう」です。
まさに“現状の外”。イメージした瞬間に震えましたが、「夢をかなえる方程式:I×V=R」の実践ワークとしてゴール設定しました。その10か月後、かつての現状の外の夢は本当に現実化しました。
2016年2月7日、私の住む鹿児島県霧島市で開催された「第9回霧島市健康福祉まつり」にて、苫米地博士に記念講演をしていただきました。演題は「健康は気から~“脳と心”の研究でわかった古くて新しい未来志向健康法~」です。
講演終了直後の、霧島市民会館にお越しいただいた1000名を超える方々の笑顔と鳴りやまない大きな拍手は、一生忘れることはありません。
さらに同時期に、もう一つの“現状の外”のイメージが実現しました。当時勤めていた病院が属する医療法人と系列の社会福祉法人にPX2を導入したのです。
完全無償で二日間のファシリテーターを務めてくださったのは、なんと、苫米地式認定マスターコーチの青山龍さんです。「医療・福祉現場に苫米地理論を届ける」というイメージが、青山コーチの強力なサポートで動きはじめました。
法人職員は300名を超えますので、まずは二回のクローズド開催を企画していました。しかし、一回目のPX2が大盛況だったのに、予定していた二回目のPX2は開催することができなくなりました(その詳細は第六章で)。
青山コーチにお詫びの報告をさせていただいたとき、予想外の答えが返ってきました。「それは残念でしたけど、せっかくなのでオープンでやりましょう!」です。
急遽会場を手配しましたが土日二日間をフルには確保できず、変則日程となりました。さらに申し込み期間もとても短かったのですが、それでも申込者は20名を超えました。
(つづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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