PMⅠ:The Power of Mind

PM-03苫米地理論との出会いと実践

PM-03-14両親との絶縁と宇宙再構築の気づき<ベチロンで考察>

 

ベチロン(苫米地理論)を学んだ今は、過去のつらい思い出も未来でのゴール達成の大切な「縁起(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html)」として解釈することができます。

この章(第三章)では私の経験を紹介し、苫米地理論で考察します。

 

 

両親との絶縁と宇宙再構築の気づき<ベチロンで考察>

 

仕事の面でパワーを失った理由は明白です。

「医師になる」という不完全なゴールを達成し、「モチベーション(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html)」を失ったからです。職業はゴールにはなりません。その職業で「何をするか」が本当のゴールです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

本当は、「抜苦与楽」という言葉に込められた、最福寺で思い描いた理想の医師像があったはずです。しかし、多忙な上に西洋医学にどっぷりつかった私は、そんなかつてのイメージはすっかり忘れていました。かつての思いは「スコトーマ(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html)」に隠れてしまったのです。

 

私は結婚という制度を決して肯定はしていませんが、妻には本当に感謝しています。

妻は私の「エフィカシー(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html)」を高めてくれる最高のコーチです。仕事での不調をカバーしてくれたのは妻でした。

 

妻との関係が私を救ってくれた一方で、私を苦しめたのも家族との関係でした。「縁起(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html)」を理解していなかった私は、親との“縁”にとらわれ過ぎていました。

 

「関係が存在を生みだす」という考え方は、「だから普遍的な実体などはなく、物事は常に変わりゆき、永遠に変わらないものなどない」という考え方につながります。

それを仏教では「無常」と表現しますが、この無常を理解していなかったのです。

それは「空観(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html)」を忘れていたともいえます。

 

子供の頃から虐待され、大人になっても苦しめられ続け、私は両親を心底憎んでいました。その憎しみという強い情動が、私を現状の「コンフォートゾーン(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html)」に閉じ込めました。

 

限界まで追い詰められ、「妻と子供たちを守る」という選択をしたことで、私の評価関数(重要性関数)が大きく変わり、「自我(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html)」が変化しました。

 

生まれ変わったというレベルの話ではありません。

RAShttp://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html)」を通り抜ける情報が変わり、認識できなくなる「スコトーマ(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html)」が変化し、本当に目の前の宇宙そのものが変わってしまいました。

 

憎みながらも一方でかけがえのない存在だったはずの両親と縁を切ることは、当時の私にはとてつもない痛みを伴いましたが、マインド(脳と心)での情報処理により宇宙がダイナミックに変化することをリアルに感じる貴重な体験となりました。

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)