Q-017:霧島市教育講演会(180124 QA vol.3

 

2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 

・次のステップは?もしかしたら、自分も何かできる気がします。そのために何をすべき?(まもなく定年)

 

A:ゴール設定です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ゴールは一つではなく、人生のあらゆる領域にバランスよく設定します(設定し続けます)。

人生とは、職業や地位、収入だけで構成されるものではありません。自身の心身の健康はもちろん、家庭や地域、そして趣味といった多様な要素で構成されるものです。これら人生のいろいろな方向性に対して、まんべんなくゴールを設定することが重要で、それをコーチングでは「バランスホイール(balance wheel)」と呼びます。

 ぜひ、いろいろな人生の領域にゴールを設定してみてください。
 セルフコーチングのための知識がまとめられている苫米地英人博士の著書「コンフォートゾーンの作り方」(フォレスト出版)をお勧めします。

 

 

・現在、大人のセルフイメージが低く、それが子どもの自己肯定感の低さにつながっている気がします。子どもたちはもちろん親である大人(自分も含め)のセルフイメージを高めることも必要だと感じました。親、先生方に(自分にも)「大丈夫!! 必ずできる!! 見える!!」と言いたいです。自分にも言ってあげたいと思いました

 

A:セルフイメージ、そして、それをつくりあげるセルフトークのコントロールは、成功することや幸福を実現するためのとても重要な要素です。

セルフイメージは「ブリーフシステム」や「自我」ということもできます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 ところで、コーチングにて最も重要なものは「エフィカシー」です。エフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」のことです。時間を考慮すると、未来のセルフイメージといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 エフィカシーや、エフィカシーとゴールの関係性については、苫米地英人博士のYouTube公式チャンネルをご覧ください。通常10万円は下らない博士の講義映像を、なんと無料で視聴できます。お勧めです。

 https://www.youtube.com/watch?v=ZYTXhgDpXU0

 

 ゴールを達成した時に自分が見ているに違いない景色をイメージし、「大丈夫!! 必ずできる!! 見える!!」とセルフトークしながら視聴してください。どんどんエフィカシーが高まっていくことを実感するはずです。自身に起こる変化を楽しんでください!

 

 

・本人のモチベーション次第だと思う

 

 A:モチベーションは原因ではなく、結果です。しっかりとしたゴール設定の結果です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

「モチベーションが高いから成功した」はまわりの評価であって、本人にとっては「あたりまえ」です。

ゴールが正しく設定できると、ゴールに向かうすべてがコンフォートゾーンになり、ゴールを実現するための方法がクリエイティブに見つかります(発見します)。スコトーマがはずれるからです。傍から見るととても頑張っているように思えますが、本人は自然に見つけちゃうのです。

「心から達成したいこと」「止められてもやりたいこと」に向かうことは、生命維持のために呼吸や心拍を続けるのと同じように自然なことです。「本人にとってはあたりまえ」なのに「周囲には頑張っているように見える」状態の、他人の評価がモチベーションです。

 

では、ここで問題です。

なぜ、本人の自己評価と周囲の評価にギャップが生まれるのでしょうか?

 

答えは、「ゴールが“現状の外”に設定されているから」です。

 

「本人のモチベーション次第だと思う」では不十分で、「本人のゴール次第だと思う」がよりよい表現だと思います。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

コンフォートゾーンの作り方