Q-016:霧島市教育講演会(180124 QA vol.2

 

 2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 講演後記載していただいたアンケートをいただきました。すみやかに対応してくださった事務局の先生方には、あらためてお礼申し上げます。ありがとうございます。

 

 アンケート冒頭での「内容はわかりやすかったですか?」という問いに対して、10段階の目盛りで評価していただきました。これは医療現場でも疼痛の評価等に使われる方法で、VAS(バス、Visual Analog Scale)と呼ばれます。

当日(180124)の講演評価は2から10まで幅広く分布し、平均では7.07でした。

 

 現実社会では、誰からも同じように最高の評価を得られることはなく、極端に評価が分かれることも少なくはありません。「ものすごくよかった」と思う人がいれば、「全然よくなかった。最悪ッ」と感じる人がいるように。

 

 その「評価が大きく分かれること」の最大の理由が、マインドでの情報処理にあります。

 

 自分自身の認識⇄理解⇄評価⇄判断という情報処理の特徴を知り、それを自由意志でアップデートしていけば、その結果、認識する世界(宇宙)そのものを自在に構築することができるようになります。

 

 講演では、その一つの方法としてコーチングが役にたつことをお伝えしました。

セルフコーチングももちろん有効ですが、コーチのサポートを得られれば、より早く、より強力に情報処理システムを変えていくことができます。

 

 コーチングの存在をぜひ知ってほしい

 しっかり学んで、身近な人たちにhappyをひろげてほしい

 そのためにもまずは自分自身のマインドに向き合い、未来側から自由に生きてほしい

そんなことを願いながら、話をさせていただきました。

 

 

 では、いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

・母として、一人の人間として、目の前のことが開けました。ありがたかった

(前略:後日回答します)先生の話にとても勇気づけられ、励まされました。(中略)希望をもっていきたいと思います

・すべてがよかった

・○○が○○○です。過去にとらわれていて、親も接し方に悩んでいたので、泣きそうでした。未来を信じて前に進みたいです

A:すべては双方向の縁起です(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html)。私の思いや学んできた知識が皆さまの良い縁起になったのは間違いないと思いますが、「目の前のことが開けた」のも、「勇気づけられた」ことも、「泣きそうだった(感動した)」こともすべて、皆さん自身のマインド(脳と心)での情報処理の結果です。

 講演ではゴールやエフィカシーの大切さをお伝えしましたが、「前に進みたい」という思い(ゴール:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html)と「前に進むことができる」という確信(エフィカシー:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html)があれば、必ず道は開けていきます。スコトーマ(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html)がはずれるからです。

 今まで“出し惜しみ”を続けてきた自分の中に眠る大いなる力を強く信じてください。繰り返しますが、必ず道は開けます。

 

 

・子供たちの心に火をつけるコーチングの話がどの話なのかよく分からなかった。先生方への話だったのか、難しい用語ばかりでした。保護者向けではない気がします

A:この世にアプリオリな「難しい用語」は存在しません。アプリオリとは「経験的認識に先立つ先天的、自明的な認識や概念」のことです。簡単にいうと、あなたに知識がなかったため「難しい用語」と感じられたということです。

 それは決して悪いことではなく、今まで知らなかった新たな世界の扉が開いたことを意味します。これを機にぜひコーチングや苫米地理論について学び始めてください。このブログは、その学びをサポートするために存在しています。

 

 

・宗教くさい

A:もう一件、同様の御意見をいただきました。ありがとうございます。

私は幼少の頃から真言密教のお寺に通っていました。そこでたくさんの奇跡を目の当たりにしてきました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854577.html

 

 コーチングを受けたクライアントの中には、奇跡としか言いようがない体験をされる方々が少なからずいらっしゃいます。そんな奇跡体験者に必ず共通していることは、「(その実現を)強く信じている」「まったく疑っていない」ということです。

 「信じる者は救われる」という言葉があります。その言葉が事実であることは、すでに認知科学により明らかにされています。その知見をシンプルにまとめたものが、「夢をかなえる方程式 I×VR」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 「I×VR」どおりに“奇跡”を成し遂げた人々にとって、さらにその人たちを見守るコーチにとって、“奇跡”は起こるべくして起こっています。いわば「あたりまえ」です。

 そんな様子がさらにまわりを混乱させます。「宗教くさい」と敬遠するだけならいいのですが、中には誹謗中傷や嫌がらせを始める人もいらっしゃいます。ドリームキラーの暴徒化です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 御意見をいただいた方のブリーフシステムには、「宗教」に対してネガティブな何かが埋め込まれています。何らかの嫌な体験か情報の記憶があるはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

それは個人の価値観であり、本質的には自由であるべきことです。ただ、コーチとして一つだけアドバイスさせていただくと、そのブリーフシステムが巨大なスコトーマをうみだし続け、“奇跡”を引き起こす力の覚醒はますます遠ざかっていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

そのことを理解した上で、自分自身の生き方を選択してください。

 

なお、宗教については、「The Power of Mind Ⅰ」第六章において取り上げます。

私が院長として働く病院には禅道場があります。その存在は、私にとってはずっと希望でしたが、今では絶望の象徴に変わりました。

ドイツ生まれの理論物理学者 アルベルト・アインシュタイン(18791955年)の下記の言葉の考察と合わせ説明いたしますので、ぜひフォローしてください。

 

宗教なき科学は不具合であり、科学なき宗教は盲目である

Science without religion is lamereligion without science is blind.

By Albert Einstein

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Albert_Einstein_Head(Wiki)
Wikipediaより引用