PMThe Power of Mind

PM-03苫米地理論との出会いと実践

PM-03-09霊におびえた学生時代

 

物理空間での言動には必ず情報空間での因があります。そして「時間の流れ(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html)」を考えると、その因は未来にあるといえます。

苫米地理論を学んだ今は、過去のつらい思い出も未来でのゴール達成の大切な「縁起(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html)」として解釈することができるようになりました。過去を自由に書き換えることができるのです。

この章(第三章)では私の経験を紹介し、苫米地理論で考察します。

 

 

霊におびえた学生時代

 

 医学部生となった私は、青春を謳歌していました。

 

学費を稼ぐために働く必要がありましたが、学業とファイナンスの両立に目途が立った大学二年の春にウインドサーフィン部に入部しました。

大好きな海の上を自由に滑走することができるウインドサーフィンに、ただただ夢中になりました。風と一体となる感覚が最高で、「自分は大きな存在の一部である」と全身で理解することができました。

 

さらに鹿児島には桜島があります。

噴煙を上げる雄大な桜島のエネルギーを感じる機会は少なくありませんが、海上にいるときの噴火(鹿児島では「爆発」と表現します)で吹き飛ばされてしまうこともありました。

「空振」という、火口での急激な気圧変化により生じる衝撃波を、セール(帆)で受けてしまい飛ばされるのです。

 

 学業にバイト、そしてウインドサーフィンと忙しい生活でしたが、定期的に最福寺にも通っていました。幼児の頃から暗唱していた般若心経について詳しく学び始めたのもこの頃です。

 

そうして真言密教を学ぶうちに、私にある変化が起こりました。

霊が怖くなったのです。

 

高校時代までは夜中に墓参りに行っても平気でしたが、大学時代には完全に霊を恐れるようになりました。はっきりとその存在を感じるようになり、しかも、人への影響がわかるようになりました。

 

サークルの夏合宿中、深夜、霊がでるというトンネルにみんなで行ったことがあります。

嫌がるのに無理やり車に乗せられた私は気を失いそうでした。いまだにサークルの後輩女性に「怖がる先輩が一番怖かった」と笑われています。

 

 あの頃は、「真言密教を知ってしまった私は、将来、医療の現場で悪霊と闘うことになる」と真剣に考えていました。

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)