PMⅠ:The Power of Mind Ⅰ
PMⅠ-02:苫米地理論における重要用語解説
PMⅠ-02-23:偽善とは?-2
この章では、苫米地理論の中でとくに重要な概念をピックアップし、解説いたします。
第二章目次:
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12936581.html
偽善とは?-2
そもそも「善」が絶対ではないのですから、「偽」も絶対ではありません。
あくまで視点や立場の違いであり、認識主体の主観です。
よって、「他人に偽善者と言われても、自分のゴールに確信があるのなら気にしなくていい」というのが私の意見です。
一般的に「偽善」というのは、「本心からではない上辺の善行」といった使い方がされています。本当は相手のことなどまったく考えていないのに、「あなたのため」「みなさんのため」といった言動を行うことを偽善というのでしょうが、この場合はすぐにわかりますので、相手の言動を注意深く観察していれば大丈夫です。
厄介なのは、その“本心”に自分自身でも気づいていないケースです。
コーチング的に表現すると「人生の本当のゴールを見つけていない状態」といえます。
意識上のゴールと無意識下のゴールがずれていること…それが、私の「偽善」の定義です。
意識と無意識のずれを解消するためには抽象度を上げていくことが必要ですが、残念ながら、それは困難です。
ほとんどの人は、過去に、そして他人(社会)に影響を受けた記憶により自我を形成してしまっているからです。
(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html)
「私は“本当の私”ではない」のです。
“本当の私”を見つけるために、自身でも瞑想などに取り組みつつ、しっかりとしたスキルを持つコーチにスコトーマ(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html)を外してもらう…それが理想です。
この世に生きる全員が苫米地理論を学び、苫米地式を実践することで、スコトーマを外しあい、そしてエフィカシー(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html)を高めあうコーチになることができれば、私たち人類はさらに“ヒルクライミング”することができます。
その実現のために、私は世界の頂点から学び続け、苫米地式認定コーチとして、そして認定マスターヒーラーとしてフルに活動しています。
私の偽りのない「善」です。
「第二章:苫米地理論における重要用語解説」完
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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