I-003:一緒に“平成”に取り組みませんか? <プンプン・モード>

 

前回(I-002)、「一緒に“平成”に取り組むこと」を目的とする勉強会(講義、講演、研修、セミナー等)を提案いたしました。「まずは自分の心に平和を見いだし、外に広げていこう。そして、いつか世界平和を実現しよう!」という思いで開催するものです。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5347714.html

 

自分自身のマインド(脳と心)の状態が、認識する世界を決めます。

ニコニコな気持ちで見るものはニコニコして見えますし、プンプンした気持ちで見るものはプンプンして見えます。言動など自分から発信する情報についても同様のことがいえます。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 試しに前回と同じ主旨の文章を、社会的怒りを感じながら書き直してみました。自身のマインドのコントロールがいかに重要であるかを感じていただけたらうれしく思います。

 

 

<プンプン・モード>

 前回(I-001)、問題をだしていました。

 

 A:「ブログ、ちょっと難しいです(だから、私は学ばなくていい)」

 B:「ブログ、ちょっと難しいです(でも、何とかして学びたい)」

 …ABとで決定的にちがうものとは何でしょうか?

 

ところで、地方選挙で大躍進した某新党が、わずか4か月後の国政選挙では大惨敗しました。風向きが変わった原因はトップ自らの「排除する」発言だといわれています。

「排除する」という言葉には差別意識・特権意識が滲み、一般大衆はそこに生権力(Bio-Power)の存在を感じとりました。無意識下にです。

 

TV番組での「解雇する!(You’re fired!)」発言が人気だった某国大統領が、現実の政治で「解雇する」を連発すると非難が殺到している理由も同じです。人々はそこに不快なパワーを感じ取っているのです。

 

そんな大統領をまねて「○○ファースト」を叫ぶ姿を見ていて、私は怒りよりもむしろ憐れみを感じました。イエスマンばかりに囲まれているであろう“green”がシンボルのそのお方が、スコトーマを誰からもはずしてもらえない孤独な女帝に見えるからです。

不快な既視感に襲われ、軽くめまいを感じています。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html

 

その姿は、一言でいえば無明。

無明の原因は、逆説的かもしれませんが、心に平和がないことです。

 

では、心に平和がないリーダーがなぜ選ばれてしまうのでしょうか?

 

答えは、選ぶ人たちの心にも平和がないからです。

 

個人の自己責任が厳しく問われ、格差がますます広がるであろう未来においては、煩悩にまみれたリーダーがさらにのさばり、社会はますます弱肉強食化していくことでしょう。

人々の心からどんどん平和が奪われていきます。感謝・感動・希望が消えていきます。

 

「平成」という年号は、史記の「内平らかにして外なる」という一節を語源としています。意味は「心が穏やかだからうまくいく」「幸せだから成功する」です。

史記が編纂された2100年前にはベールに包まれていたであろう「心に平和を生みだす秘密」は、認知科学等の発展により誰にでも学べ、習得できる知識と技術に体系化されていきました。

 

「その福音をともに学び、まず自らが幸せになり、まわりにその幸せを広げていこう!」という思いで、病院長就任をきっかけにはじめた平成研究会(平研)は300回を数え、ついに職場を飛びだしました。

 

これからも“平成”を本気で求めている方々と学んでいきたいと思っています。

その第1回目を、霧島市(鹿児島県)すこやか保健センター長の御配慮のもと、市の保健師・看護師の皆さまとともに開催しました。

「もっと社会に貢献したい」「もっと役にたちたい」そんな思いに満ちた勉強会は熱気に包まれ、笑顔あふれるものとなりました。

ほとんどの人が「B」だったからです。

 

 A:「ブログ、ちょっと難しいです(だから、私は学ばなくていい)」

 B:「ブログ、ちょっと難しいです(でも、何とかして学びたい)」

 …ABとで決定的にちがうものはモチベーション(動機)です。

 

 モチベーションは大きく2種類あります。

 「~ねばならない(have to)」という強制的動機と「~したい(want to)」という建設的動機です。もちろん、「A」が「have to」、「B」が「want to」です。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 一方的な「解雇します」がまかりとおるような「have to」文化の企業と「社会を豊かにしよう!」といった活気あふれる「want to」文化の企業を10年間追跡調査した米ハーバード・ビジネススクールの研究では、生産性の違いが、なんと、756だったと報告されています。7倍ではなく、70倍でもなく、756倍です!もちろん、高かったのは「B」の企業です。

 

 組織を構成するのは人です。その人を突き動かすのはマインドです。

 そのマインドを「want to」に自ら変えることができれば、その瞬間からhappyになり、自然に生産性があがり、必ず成功します。

一人ひとりの心が満たされていくその先には世界の平和があります。

 

 しかし、世界はすでに光を失い、未来はますます暗闇に包まれていきます。

 どんどん「have to」化する世界で、「want to」で生きるための知識とスキルを持つごく一部の人たちだけがhappyに生き、生産性をさらに高め続けます。「狂い咲き」と罵倒されながらも、余裕で成功を手にしていくのです。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

真の平和は、まず、あなたの心の中に生まれます。

大切な家族や仲間のために、社会のために、そして未来のために、ぜひあなた自身がまず幸せになってください。

そのための智慧をともに学んでほしいと心から願っています。

 

私が学ぶベチロン(苫米地理論)やコーチングの知識とスキルを、皆さんにも届けるために勉強会(講義、講演、研修、セミナー等)を企画しています。病院・福祉施設、企業、学校、塾、スポーツ関係、そして行政等、求めがあれば喜んで参ります。いずれはオープンセミナーを開催する予定です。

 

 ますます強力に、そして巧妙になっていく束縛や搾取から自らを解放し、大切な人たちをサポートするために、一緒に学びましょう。

メール(coachfor.m2@gmail.com)での御連絡をお待ちしています。

 

 

 どうですか?(笑)

 ニコニコしながらリラックスして書いた前回(I-002)とプンプンしながら叫ぶように書いた今回とでは、ずいぶん受ける印象が違うのではないでしょうか。

 

 私たちの認識する世界(宇宙)は、自身のマインド(脳と心)の状態により、リアルタイムに、ダイナミックに変わっていきます。当然、言動も大きく変化していきます。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 自分のマインドをコントロールすることがとても重要であること

 そして、そのコントロールはゴール設定からはじまること

 を、ぜひ実感してください。  

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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