I-002:一緒に”平成”に取り組みませんか? <ニコニコ・モード>
前回の投稿(I-001)で質問をしていました。
A:「ブログ、ちょっと難しいです(だから、私は学ばなくていい)」
B:「ブログ、ちょっと難しいです(でも、何とかして学びたい)」
…AとBとで決定的にちがうものとは何でしょうか?
ところで、現在の年号である「平成」の語源を御存知ですか?
約2100年前の中国前漢の武帝の時代に、司馬遷によって編纂された歴史書「史記」の中の「内平外成(内平らかにして、外なる)」という言葉がその由来です。
「自分の心が平穏であってはじめて、自分のまわりの状況がうまくいく」という意味です。
そして、現代認知科学はこの言葉が正しいことを明らかにしました。その科学的根拠をもとにベチロン(苫米地理論)がつくられ、コーチングメソッドに応用されています。
世界中のすべての人がそれを学び、自らの心に平和を見いだしていけば、家族や職場といった身近なコミュニティが平和になり、やがて世界に広がっていきます。
そして、次の世代にも伝えていけば、未来は確実に平和になり、差別がなくなります。
自分の心について学び、その心をコントロールすることが、世界平和への、そして平和な未来への第一歩である
…「平成」という元号を目にするたびに、埋め込まれたそんなコードに思いを馳せます。
「まずは自分自身がマインド(脳と心)について学び実践しながら、その知識とスキルを仲間に広げていこう」…そんな思いで病院長になった2007年夏に平成研究会(平研)という名の勉強会を立ち上げました。
苫米地博士に学ぶようになってからは認知科学やコーチングが中心となりましたが、禅道場を持つ病院にふさわしい釈迦哲学に関しても掘り下げていきました。
先日、平研がついに病院を飛びだしました。
霧島市(鹿児島県)すこやか保健センター長の御配慮で、市の保健師・看護師の皆さまと一緒に学ぶことができました。
おそらくほとんどの皆さんは初めて聞くコーチング用語に戸惑ったのではないかと思いますが、笑顔あふれる時間を共有することができ、質問もたくさんいただきました。
参加された全員が「B」だったからです。
A:「ブログ、ちょっと難しいです(だから、私は学ばなくていい)」
B:「ブログ、ちょっと難しいです(でも、何とかして学びたい)」
…AとBとで決定的にちがうものはモチベーション(動機)です。
モチベーションは大きく2種類あります。
「~ねばならない(have to)」という強制的動機と「~したい(want to)」という建設的動機です。もちろん、「A」が「have to」、「B」が「want to」です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html
一方的な「解雇します」がまかりとおるような「have to」文化の企業と「社会を豊かにしよう!」といった活気あふれる「want to」文化の企業を10年間追跡調査した米ハーバード・ビジネススクールの研究では、生産性の違いが、なんと、756倍だったと報告されています。7倍ではなく、70倍でもなく、756倍です!
もちろん、高かったのは「B」の企業です。
組織を構成するのは人です。その人を突き動かすのはマインドです。
そのマインドを「want to」に自ら変えることができれば、その瞬間からhappyになり、自然に生産性があがり、必ず成功します。
一人ひとりの心が満たされていくその先には世界の平和があります。
そのすべてが「ゴール設定」からはじまるのです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html
ゴール設定をしっかり行い、エフィカシーをますます高めるためにコーチングが有効です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html
本物のコーチとの縁起が、あなたの認識する宇宙そのものを変えていきます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html
その前提として大量の知識を学ぶことが必要です。
このブログも含めたテキスト情報を自分で学んでいくことももちろん重要ではありますが、“場を共有すること”そのものが強力に理解を手助けします。
しかし、ベチロン(苫米地理論)やコーチングを学ぶには大都会に出向かなければならないのが現状です。時間的、経済的バリアがとても大きいのです。
私は九州の人々に、ベチロン(苫米地理論)やコーチングスキルといった福音を届けたいと願っています。興味のある方はぜひ御連絡ください。講義、講演、研修、セミナー等、御要望に合わせて準備させていただきます。
医師であり、病院長経験者であり、苫米地式認定コーチであり、同認定マスターヒーラーであるという自らの機能・役割を考慮し、医療・福祉関連の御要望については日本中どこでも伺います。遠慮なく御連絡ください。
さて、先程触れた霧島市での研修会で「マインドの状態をかえるだけで、本当に言動は大きく変わっていくのですか?」という質問をいただきました。ありがとうございます。
答えはYesです。
認識する世界(宇宙)そのものが変わりますので、当然言動は大きく変化します。自然にです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html
その例として、「一緒に“平成”に取り組むこと」が目的のこの文章を、社会的怒りを感じながら書き直してみます(I-003)。ぜひ読み比べてみてください。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5445527.html
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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