PMⅠ:The Power of Mind Ⅰ
PMⅠ-01:苫米地理論とは? ~抽象度と超情報場仮説
PMⅠ-01-08:サイバーホメオスタシス仮説(CH理論)-1
ホメオスタシス(Homeostasis)は「恒常性維持機能」と訳されます。
私たちが外部環境の変化にもかかわらず体温や血圧、心拍数などをある一定の幅に保つことができるのはこの機能によります。
健診などで血液検査を受けたことのある方は、血糖やコレステロール、肝機能を表すASTやALT、腎機能を表すクレアチニン、体内のミネラル分であるカリウムなどすべての項目について基準値が決められていることを御存知だと思います。
この基準値を外れたときに「異常」と判定されるわけですが、この基準値の存在自体が「私たちの生命がホメオスタシスにより強力に維持されていること」を示唆しています。
研修医の時に頚髄損傷の患者さんを担当させていただいたことがあります。直射日光に当たっているとみるみる体温が上昇することに大きな衝撃をうけました。通常では、直射日光に当たったからすぐに体温が上昇するということはありません。暑いと汗をかき、その汗が気化する際に熱を奪い、体温を下げる(上がらないようする)からです。
私たちの体は、知らぬ間に、安定的な状態を維持しようとしています。
その強力な働きがホメオスタシスです。
(つづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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