PMⅠ:The Power of Mind Ⅰ
PMⅠ-01:苫米地理論とは? ~抽象度と超情報場仮説
PMⅠ-01-04:情報空間-1
これまで「抽象度とは、情報空間における視点の高さをあらわす言葉である」と説明しました。
では、「情報空間」とは何でしょうか?
じつは、前回の思考実験は、「私たちが生きているこの世界が情報の世界であることを理解するワーク」でもあります。
「ラブラドールレトリーバー」と「生物」は抽象度(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html)の違う概念でした。
抽象度は情報量で変わるので、その二つは情報量が違う概念といえます。
抽象度が上がるほど具体的情報量が減り、その結果臨場感が下がりイメージしにくくなった(はっきりと感じられなくなった)ということは、臨場感は情報が決めているということになります(より正確には「情報の記憶」です)。
動物の多くは世界と五感でつながっています。見える情報(視覚)、聞こえる情報(聴覚)、匂える情報(嗅覚)、味わえる情報(味覚)、そして触れる情報(触覚)です。
脳(特に前頭葉)の発達した人間は、さらに言語情報も含め世界を認識しています。
五感+言語という六つの情報入力経路(=モーダルチャンネル…なんと、この言葉も苫米地博士の造語です)により得られた情報を処理して、私たちは「世界」としているのです。
つまり、私たちにとって目の前の世界とは、どこまでいっても情報だけで構築されている「情報空間」であるわけです。
その「情報空間」のうち、五感ではっきりと感じられる世界のことを特別に「物理空間」と呼びます。
物理空間には物理法則という共通のルールが存在します。
共通のルールは「制約」や「秩序」と言い表すこともできます。さらには「恒常性維持機能(ホメオスタシス)」と考えることもできます。
(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html)
(つづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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