L-269:2023年02月シークレットレクチャー -10(最終話);縁起の後継

 

2023年2月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の1回目。全体を通してのメインテーマは「縁起の後継」。キーワードは「知識体系」「洗脳」「煩悩」です。

 

当日の研修内容を、最新の知識で再構築しながら、ブログ用にリライトします。

 

01;悟りを超えていく ~「利他性」の3つの側面~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38554090.html

 02;「帰納」と「演繹」の双方向性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38568077.html

 03;「共有」の2つの“方向性”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38574027.html

 04;ひらめきを生む秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38582598.html

 05;今そこにある危機

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38588681.html

 06;“強度変性意識”の生成と日常化

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38602751.html

 07;ゴールと自由の双方向性 →進化

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38609089.html

 08;煩悩克服のポイント

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38622612.html

 09;“集中(C)”と“集中(F)”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38628645.html

 10;縁起の後継

 

 

 全3回の講義全体を通してのメインテーマは「縁起の後継」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 では、「後継」のために重要なことは何でしょうか?

 

 

 …そう、答えは「ゴール」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「ゴール」と「ゴールが生みだす未来側のコンフォートゾーン(CZ)」をしっかり引き継ぐことが、「後継」の重要なポイントだといえるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ところで、苫米地博士は「世襲」に関して厳しい見解をお持ちです。なぜなら、世襲制度は差別だから。その差別の本質は「現状維持」です。

 PMⅠ-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 「ゴール」や「ゴール側のCZ」は高い抽象度次元にあるもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 偉大な先人からそれらをしっかり引き継ぐことは、決して簡単ではありません。「知識」が足りないと認識することができず、そもそも私たちは社会に「洗脳」されていて、誰もが「煩悩」を抱えているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 実際、「ゴール」や「ゴール側のCZ」をしっかり受け継いでいると思っていても、世間のダイナミックな変化にもまれている間に現状維持に陥ってしまいがち。もっというと、かつてのゴールやCZそのものがいつの間にか“現状”となってしまうことも起こりえます↓

 PMⅠ-06-17:仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 

 ならば、縁起を受け継ぐ場合、何を心がけるべきなのでしょう?

 

 

 …答えはいくつもあると思いますが、私が最も重要だと感じているのは、「自由意志」とその裏にある「意図性(intentionality)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 以下、苫米地博士の著書「『ツキ』を引き寄せる洗脳術」(三才ブックス、p37)より引用します。

 

 

「ツキ」を引き寄せる洗脳術

Kindle版はこちら↓

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レッスン06 その判断は本当に正しいのか?

Is your judgment really correct?

 

強制ではなく自発的に選択すべし

 「ツキ」を引き寄せるためには、あなたにとって有益となる判断を自由意志で決定しなければなりません。決して強制されて決定してはいけないのです。

 

 あなたにとって必要な「ツキ」を引き寄せるには、高い抽象度で情報を見定めることが絶対条件です。と同時に、あなたは自分にとって有益になる判断を自由意志で決定しなければなりません。

 自由意志の裏にあるのが意図性です。英語で「インテンショナリティ(intentionality)」に当たります。直訳すると、意志ではなく意図。つまり、自由意志とは、自分がどういう意図を持っているかということです。

 

 皆さんは『スタートレック』というドラマをご存じでしょうか。宇宙を舞台に、地球人を始め異星人や宇宙艦などが登場して様々な困難を乗り越えていくアメリカのSFテレビドラマシリーズです。

 『スタートレック』では、地上の乗組員が空中の宇宙艦に乗り込む際、転送装置を使って瞬間的に移動しています。これは、乗組員を量子レベルで分解して艦内で復元し、地上にいる乗組員を消去しているという設定です。

 ちなみに、iPodでお馴染みのアップル社がリリースしている音楽管理ソフト・iTunesも、楽曲を売買する際に同じ仕組みでやり取りしています。客がiTunesで楽曲を購入して自分のパソコンにダウンロードしたものを別のパソコンに移動させれば、元のパソコンにインストールされているiTune内の楽曲は消去されてしまいます。

 さて、ここで質問です。もし『スタートレック』で、乗組員を艦内にコピーした後、地上にいる乗組員を消去し忘れていたとしたら、艦内の乗組員と地上にいる乗組員、どちらがオリジナルでしょうか。あるいは、コピーした先のパソコンの楽曲と元のパソコンの楽曲、どちらがオリジナルでしょうか。

 答えはどちらも前者です。乗組員が艦内にコピーされた瞬間、地上の乗組員はオリジナルではなくなります。iTunesの場合も、楽曲をコピーした瞬間、コピー先のパソコンの音源がオリジナルとなり、元のパソコンの楽曲は違法コピーに変わります。

 なぜなら、そこには「意図」があったからです。乗組員には「艦内に移動したい」という意図があったので、艦内の乗組員がオリジナルとなります。

 その人のインテンショナリティが、オリジナルを決めているのです。もっといえば、インテンショナリティが存在の意義を決めています。

 ですから、地上の乗組員がいくら「私がオリジナルだ」といったところで、その主張は通りません。インテンショナリティに合致しなければ、消去されてしまいます。

 

 これは何もSFやiTunesに限ったことではありません。我々、生物の進化にもインテンショナリティがあります。

 生物は通常、子どもが成長すると親は死にます。というのは、1つの空間で親世代と子世代が競争すれば、必ず親世代が勝ってしまうためです。

 親が勝てば、種の存続は望めません。そのため、進化の過程で、子どもが成人すると親が死ぬようにプログラムされているのです。人間の場合は、成長が遅いため、種の存続のインテンショナリティが子世代と祖父母世代になっているかもしれませんが。

 とにかく、行動でも思考でも「次に何をするか」という将来に対する自分の意図がインテンショナリティです。

 あとは、それが自由かどうかです。乗組員自身が自発的に望んで移動したのか、強制的に移動させられたのか。強制的なら、自由意志ではないでしょう。

 自由意志は、強制ではなく、自発的に選択しなければいけません。そして、それが「ツキ」を呼び込む2つ目の条件となるわけです。

 引用終わり

 

 

自由意志の裏にあるのが意図性。英語で「インテンショナリティ(intentionality)」

 自由意志とは、自分がどういう意図を持っているかということ

 その人のインテンショナリティが、オリジナルを決めている。もっといえば、インテンショナリティが存在の意義を決めている

 

 …これまでも軽く言及してきましたが、今年(2026年)、苫米地博士は人間の認知や生命現象、そして宇宙の進化に関する数理証明を立て続けに公表されています。

 (以下、すべて苫米地博士のブログより引用)

 ドクター苫米地ブログ - Dr. Hideto Tomabechi Official Weblog - ライブドアブログ

 

□    潜在ポテンシャル統⼀理論:認知ホメオスタシスと認知戦
https://tomabechi.jp/TomabechiNDUpaperJApublic.pdf

 

□    苫米地進化論(5定理版)
— 認知ホメオスタシスから象徴文化と進化へ
https://tomabechi.jp/TomabechiEvolution5theoremsJA.html

 

□    苫米地未来原点認知時間理論(6定理版)
https://tomabechi.jp/TomabechiTimeTheoryMin6JA.html

 

□    苫米地四法印定理
認知ホメオスタシス・自己意識・抽象度自由論・象徴臨場感から
諸行無常・一切皆苦・無我・寂静へ
ミニマル13定理版――定理1–4・16・19–26
https://tomabechi.jp/TomabechiFourDharmaSealsMini13JA.html

 

□    苫米地四法印定理 公認 LAY 完全版(正典と一対一対応)やさしい完全版 — 数式が苦手な読者のための注解・図解つき
諸行無常・一切皆苦・諸法無我・涅槃寂静
https://tomabechi.jp/TomabechiFourDharmaSealsMini13LayJA.html

 

□    定理27無明起行 数式解説版日本語
https://tomabechi.jp/TomabechiAvijjaSankharaLayJA.html

 

□    定理27無明起行 学術版論文日本語
https://tomabechi.jp/TomabechiAvijjaSankharaJA.html

 

□    定理27 総括的解説
空から縁起へ 定理27(無明起行定理)「無明起行定理」総括解説――定理24(一切皆苦定理)・定理26(涅槃寂静定理)・定理27(無明起行定理)を貫く動的寂静の数理
https://tomabechi.jp/TomabechiSynthesisAvijjaSankharaJA.html

 

□    定理27 総括的解説の数式解説版
空から縁起へ 定理27(無明起行定理)「無明起行定理」総括解説 ―― 定理24(一切皆苦定理)・26・27を貫く動的寂静の数理の解説
https://tomabechi.jp/TomabechiSynthesisAvijjaSankharaLayJA.html

 

□    苫米地認知宇宙論~仏法数理厳密証明 学術版

定理28–32(涅槃無我・法無自性・エントロピー交換自我・言語閉包六道輪廻・ホメオスタシス絶対他力)
https://tomabechi.jp/TomabechiTheorems28to32JA.html

 

□    苫米地認知宇宙論~仏法数理厳密証明 定理28–32 やさしい完全版 — 数式が苦手な読者と、仏教に詳しくない読者のための注解・図解つき
https://tomabechi.jp/TomabechiTheorems28to32LayJA.html

 

 

…最初の論文「潜在ポテンシャル統⼀理論」で博士が示されたのは、人間の認知は「定理1:個人TCZ収束」→「定理2:共有TCZ収束」→「定理3:抽象共有TCZ収束」へと進化していく ということ。

F-461:Self Control <実装編;自由>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38593330.html

 

 

  苫米地定理3

  抽象度が上昇するにつれ、収束点は最小上界(LUB)へと引き上げられる

  - 統合・包摂・利他性の構造

 

 

 …それは 情報空間中にひろがる人類の、生命現象の、宇宙の… 強い意志 だといえるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

DrT神奈川大講演-12

神奈川大学情報学部開設記念シンポジウム(2023年5月23日)より引用

基礎科学としての情報〜エントロピーと生命、超次元複雑性と生成AIの未来と私達 Dr.苫米地 (2023年5月20日) - YouTube

 

 

情報空間中にひろがる人類の、生命現象の、宇宙の、強い意志

 

…その「強い意志」の裏にあるのが「意図性(intentionality)」。その「意図性」をしっかり引き継ぎ、次の世代に手渡していくことこそが「縁起の後継」

 

 

 …それが博士に学ぶコーチとしての私の確信です。

 F-384:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.4;役割/責任「Intentionality」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36189008.html

 

 

CoacHing4M2 EDGE        

 竹原邦雄 / CoacH T   

 

 

 

-追記-

 著書「世襲議員という巨大な差別」(CYZO、p57)の中で、苫米地博士はこのように書かれています。

 

 生まれや年齢差は死ぬまで絶対に変わりません。それをすべての基準にすることで永遠に変わらないルールを作る。これこそが差別の源なのです

 

 …差別を打破しフェアな世界を実現するために、私たちはいつの間にか受け入れてしまっている「基準」や「ルール」を徹底的に吟味しなおす必要があります。

 S-02~:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_368012.html

 

 

世襲議員という巨大な差別

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Amazon.co.jp: 世襲議員という巨大な差別 eBook : 苫米地英人: Kindleストア

 

 

-告知1-

 私の意図は「縁起の力により、ゴール側の世界(未来)を創り、ゴールに向かってブーストしていく!」

 L-258:2022年12月… -07;「ゴール間の縁起の力」「メンバー間の縁起の力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38385551.html

 

 …コーチとしての活動を大幅に見直しました↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_176695.html

 

 

-告知2-

 クラブ活動を行っています。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-告知3-

 2026年9月5日(土)に、羽田空港(東京都)にて、「リアル・ワンデイ『コーチング』」を行います。気軽にお問い合わせください↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38630769.html

 

 

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