F-456Self Control version 0.2.0;認知>

 

 

  なぜ「Self Control」という言葉がこんなにも胸に響くのだろう?

 

 コーチングを学ぶ前の私は、そんなことをよく考えました。

 Q-452:コーチングの対象が自分であってもvol.1;コーチングは「自問自答」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html

 

 今春(2026年)、ある御縁により、再び「Self Control」について考えました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 昔と違うのは、今の私には基盤“があること。その”基盤“を意識に上げながら、40年前の「自問」に対して、コーチとして「自答」します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 version 0.0.0;情動

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38478473.html

 version 0.2.0;認知

 

 

情動(=喜怒哀楽)を超えていく

 

 それが40年前の“自分”に伝授する「Self Control version 0.0.0>」。

 

 そのポイントは「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 それは「ゲシュタルトが大きくなる」ことでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ゲシュタルトとゲシュタルトが結びつくことで“より大きなゲシュタルト”ができると(connect the dots)、さらに理解が深まります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 例えば、「情動」がクリアになるほど、その下の抽象度で「喜」「怒」「哀」「楽」の各ゲシュタルトを深く理解できるようになります。さらに上の抽象度次元で「情動」を包摂する“より大きなゲシュタルト”を作ることができると、これまで以上に「情動」のイメージはクリアになり、「喜」「怒」「哀」「楽」はさらに深く理解できるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 そうやって自身の思考を少し高い抽象度で再構築していくのが「コンセプチュアル・フロー」↓

 L-08120213月シークレット… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 コンセプチュアル・フローは、「ゴール側から見て思考をビジュアル化する方法」であり、「ゴールを達成するために、いま見ている世界よりひとつ上の世界から見た自分の視点を作る方法」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 シンプルに表現し直すと、それは「ゴール側から新たな縁起をつくる方法」であり、「複雑な関係を立体的に思考する方法」↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37723449.html

 

 では、「情動」を包摂する“より大きなゲシュタルト”とは何でしょう?

 

 

 答えはいくつもあると思いますが、コーチングのフレームでいうなら「思考」。「言語(words)」「映像(pictures)」「情動(emotions)」が、思考の3つの軸です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

「思考」という“より大きなゲシュタルト”がクリアになるほど、「情動」についての理解が深まり、「情動」をコントロールしやすくなります。

L-09120217… -03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30514015.html

 

その「思考」をコントロールすることが、私にとっての「Self Control version 0.1.0>」です。

 L-199202207月医療・介護研修会 -09;運動や思考を促進させるカラクリ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36354942.html

 

 

 ところで、「思考」とは別に、「認知」という言葉があります。「認知科学(cognitive science)」の「認知」です。

余談ですが、苫米地博士は、著書「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」(徳間書店、「はじめに」)の中で、「『cognitive』を日本では『認知』と訳していますが、あまり適切な訳とは思えません」と書かれています。

 

Dr.苫米地の「脳力」の使い方

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一方で、今春(2026年)出版された「見えない戦争の正体 -米中露が仕掛ける『認知戦』-」(フォレスト出版、p46)の中では、対談者の佐藤勝さんの「『認知』とは人間の脳の働きを基礎とした判断力や思考力のことです。そして、そうしたものを研究する学問が認知科学です」というコメントに賛同されています。

 L-253202212… -02;帰納的方法論(induction)と演繹的方法論(deduction

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38330191.html

 

 

見えない戦争の正体 -米中露が仕掛ける『認知戦』

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Amazon.co.jp: 見えない戦争の正体――米中露が仕掛ける「認知戦」【Kindle限定特典PDF付き】 eBook : 佐藤優, 苫米地英人: Kindleストア

 

 

 「人間の脳の働きを基礎とした判断力や思考力」という表現でわかるように、「認知」は物理的な脳やその働き(function)、そして判断や判断後の行動までも含む“より大きなゲシュタルト”です。

 つまり、高次の情報空間での運動といえる「思考」と、情報空間の底面(物理空間)での運動といえる「行動」までも包摂する概念が「認知」。

 Q-361 “自分以外を幸せにする”がわからずモヤモヤしています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33551039.html

 

その「認知」をコントロールすることが、私にとっての「Self Control version 0.2.0>」。

 Q-337:何かいい仕事はvol.4;「認知ホメオスタシス」を自由自在にコントロールする>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32316938.html

 

 そのような「認知」のことを、苫米地博士はこのように定義されています

 

 

  今生きている我々が縁起として維持しているダイナミックなホメオスタシス状態のひとつの現れ

 

 

 以下、苫米地博士の著書「ドクター苫米地の新・福音書」(講談社、開拓社より再版、p209)より引用します。

 

 

新・福音書

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存在は抽象から物理へ流れる

 ところで、生命システムを含む宇宙のあらゆるシステムで確認されているひとつの傾向に、「エントロピーの増大」があります。物質状態や情報状態がどんどん均一的なランダム状態に向けて崩れていくことを、熱力学の用語を利用して「エントロピーの増大」と呼ぶことはよく知られていると思います。まさにランダム性がどんどん増大していくことがエントロピーの増大です。一方、宇宙は隅々までもともとランダムなものであることがチャイティンとゲーデルの証明でわかったわけですが、これはどう解釈すればいいのでしょうか?

 私は「時間は未来から過去に流れる」とする時間に関する哲学は、「存在は抽象から物理に流れる」とする存在に関する哲学と一致すると考えています。つまり、もともと未来はきわめて抽象度の高い空間で、それが未来から現在そして過去へと流れるなかで抽象度の低いほう、つまり物理状態へ流れていっているということです。我々がバカな選択をしない限りは2億年後の人類(とはもう呼ばない種に進化していると思いますが)は、きわめて高い抽象空間に生きているはずです。そして、2億年後の我々は、抽象度のほとんどない生物、たとえば三葉虫だったわけです。

 太陽系は約2億年で銀河系を一周します。我々は一周ごとに進化の階段を上がりどんどん抽象度を上げてきたということです。さらに2周、3周する頃には我々の抽象度はどこまで上がっていることでしょう。

 ここでエントロピー増大の法則を考えてみます。抽象度という視点をいれないと、エントロピーは宇宙の始まりが一番小さく、そこからどんどん増大して2億年先の未来は現在よりもさらに増大している。つまり、2億年後の未来は現在よりもさらにランダムな宇宙であるという結論となります。

 しかし、私はそうは見ていません。

 チャイティンの証明にあるように、宇宙はつねにランダム性、つまりエントロピー最大の状態をあらゆる場所に偏在的、つまりユビキュィタスに内在しています。これは宇宙の始まりも現在も2億年後の未来も変わりません。エントロピーが極大なのは一番抽象度の低い空間、つまり物理空間であり、抽象度が上がるにつれて、エントロピーは下がっていきます。そしてエントロピーが極小なのが「空」の世界ということになります。

 一方、物理空間には、たとえば太陽系という構造、ビルという構造物、生命システムという系など、エントロピーが極大とはほど遠い存在があります。これらの存在がエントロピーを増大させていないのは、天体を認識する我々の認知があったり、ビルを構築しそれを認識する我々の認知があったり、生命システムを内省的に認識できる我々の認知があったりするからです。つまり物理空間は、それを認識する我々の認知があって初めてランダム状態からエントロピーが小さい存在になるのです。

 認知とは、今生きている我々が縁起として維持しているダイナミックなホメオスタシス状態のひとつの現れです。内部表現の存在がエントロピーをダイナミックに制御している、と言ってもいいでしょう。

 引用おわり

 

 

 認知とは、今生きている我々が縁起として維持しているダイナミックなホメオスタシス状態のひとつの現れです。内部表現の存在がエントロピーをダイナミックに制御している、と言ってもいいでしょう

 

 その縁起として維持しているダイナミックなホメオスタシス状態」をゴール側からコントロールすることが、今の私が40年前の“自分”に伝授する「Self Control version 0.2.1>」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

F-457につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE        

 竹原邦雄 / CoacH T   

 

 

 

-告知1

 私の意図は「縁起の力により、ゴール側の世界(未来)を創り、ゴールに向かってブーストしていく!」

 L-258202212… -07;「ゴール間の縁起の力」「メンバー間の縁起の力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38385551.html

 

 コーチとしての活動を大幅に見直すことにしました。現在、いろいろ思索中です。

 

 

-告知2

 クラブ活動を行っています。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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