F-454:カラダ測定ポッド

 

 「カラダ測定ポッド」というものを御存知でしょうか?

 

 もともとは2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスパビリオンで展示されたものなのだそうです。万博では同ポッドを使って自身の健康状態をチェックする「リボーン体験」を68万人が体験し、万博終了後の現在も大阪府内4カ所で提供されています。

 そんなポッドが首都圏で初導入されました。日本橋室町三井タワー地下1階に、1年間の予定で設置されています。

 大阪・関西万博で人気を博した「カラダ測定ポッド」 首都圏・オフィスビルで初導入―日本橋室町三井タワーでPHRコネクト共同企業体による「DotHealth カラダ測定サービス」を提供開始―|ニュースリリース|博報堂 HAKUHODO Inc.

 

 カラダ測定ポッドでは、心血管・髪・肌・歯・脳・筋骨格の6分野を測定できるそう。

 ユーザーは機器の指示に従い、約8分で脈拍や肌の油分など約50項目のデータを知ることができます。測定データは専用のWebアプリに蓄積され、グラフなどで確認できるそうです。

 

 参照した記事には「これまで自身の身体の状態を把握するには、健康診断や医療機関の受診など、一定の時間を確保する必要があった。勤務先や外出時の短い時間で体の状態を確認できる環境を用意し、継続的に健康を意識するきっかけにつなげる」と記載されていました。

 

 この「カラダ測定ポッド」を縁に、どのようなイメージが思い浮かびますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 私は、苫米地式を実践する医師として、「苫米地理論や苫米地定理、そしてコーチングを届けている」というイメージが浮かびました。とくに医療・介護の現場にしっかり届けているイメージです。

 PM-04-02WHO版「健康」の三つの間違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859828.html

 

 医療・介護の世界では「トータルペイン」という概念があります。それは「『身体的苦痛』『心理・精神的苦痛』『社会的苦痛』『スピリチュアルペイン』を“全体的(全人的)”に考える」というもの。

 L-00120201… -01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 

 

全人的苦痛(トータルペイン)

厚生労働省HP>第2回終末期懇談会 資料2-2より引用

終末期医療に関する懇談会 (mhlw.go.jp)

 

 

 その“トータル”や“全体的(全人的)”とは、「包摂する」という意味。それは「一段上の抽象度で捉える」ということであり、「身体的苦痛」「心理・精神的苦痛」「社会的苦痛」「スピリチュアルペイン」を「同じものの抽象度の違いとみる」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ところが、医療や介護の現場では、意識が物理空間(次元)に囚われ、高次の情報空間がスコトーマに隠れてしまいがちです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

実際のところ、「物理空間がある」「体がある」「健康(あるいは病気)がある」と思っている人の方が多いはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その象徴が「心身相関」という言葉↓

 Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

 

 ところで、苫米地博士の著書に「脳と心の洗い方」(フォレスト出版)という本があります。

 

脳と心の洗い方

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 脳と心の洗い方 Forest2545新書 eBook : 苫米地英人: Kindleストア

 

 

その中で博士が書かれているのは、「『脳と心』でひとつ」ということ。脳や体(物理的実体)と心(情報的状態)は同じものです。

 L-003~420201月シークレットレクチャー -03~4;身体と心は○○○○

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 今回取り上げた「カラダ測定ポッド」でいうと、その測定の対象はあくまでも(抽象度を軸とした場合の)情報空間の底面での情報のみ。その情報だけで全抽象度次元にひろがる生命現象全体の状態を知ることは不可能です。

 L-00520201月シークレット… -05;「4つの苦痛」と健康(well-being)の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24642277.html

 L-00620201月シークレット… -06;「4つの苦痛」(部分)どうしの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 

 例えば、「たこつぼ型心筋症」という病気があります。それは「急性心筋梗塞に類似する胸痛や心電図変化とともに、心尖部を中心とする広範囲な左心室の収縮低下とそれを代償する心基部の過収縮により特徴的な左室壁運動異常を呈する」という病気。

 心臓核医学no_15-3.indd

 

 その特徴は「精神的ストレスや身体的ストレスにより発症する」ことで、「広範な左室壁運動低下のわりには、血行動態が安定している」こと。特別な治療は必要ないとされ、数日で改善しはじめ、1~2週間で正常化するとされています(その一方で、死に至るケースもあります)。

 F-075Preventable Trauma Death

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15833962.html

 

 その原因は「心臓の筋肉を養う栄養血管である冠動脈の閉塞や攣縮ではない」とされているそう。つまり、もともとの物理的身体は“健康”だということ。

ストレスを契機とした交感神経緊張によるカテコラミン分泌に伴う一時的な心筋障害だといわれたりもしていますが、本当の原因は未だ明らかになっていないようです。

 https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinzo1969/39/2/39_100/_pdf

 

 先ほどの「トータルペイン」でいうと、「心理・精神的苦痛」が「身体的苦痛」となってあらわれると考えることができます。「たとえ身体的に問題がなくても、心理的な原因だけで発症する」というのは、情報(心)が物理(身体)を書き換えるということ。

それを苫米地理論第2世代「超情報場理論」を用いていうと、「高次の情報場の因が、低次の物理場に写像としてあらわれる」という感じです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 以下、「脳と心の洗い方」(p96)より引用します。

 

 

心と身体は切り離せない!

 私の研究分野は機能脳科学です。

 機能脳科学や認知科学は心と体を同時に扱う学問です。認知科学は英語でいう「コグニティブサイエンス」です。これは『洗脳原論』で少し書きましたが、ファンクショナリズム、つまり心を関数としてとらえるという立場から生まれてきた学問です。

 心を関数としてとらえるということは、心と体が切っても切り離せないという大前提があります。関数があれば、関数を走らせるハードウェアであるコンピューターが存在しています。

 そのコンピューターの状態を抽象化して記述しているものが関数です。これはどの抽象度で記述しているかで、心といったり、脳といったりしているということです。つまり、どちらとも切り離せないというのがファンクショナリズムの本来あるべき姿です。

 機能脳科学は心と体を扱う学問であり、切り離せないものです。もちろん、デカルトの二元論は間違っているということになります。外部表現というものはありません。すべて内部表現です。物理的現実世界と我々が思っている世界は、我々の内部表現と連結しているのです。

引用終わり

 

 

機能脳科学は心と体を扱う学問であり、切り離せないものです。もちろん、デカルトの二元論は間違っているということになります。外部表現というものはありません。すべて内部表現です。物理的現実世界と我々が思っている世界は、我々の内部表現と連結しているのです

 

 すべて内部表現」の意味は「外部世界(表現)は、一人ひとりのマインドの中にある」。つまり、一人一宇宙だということ。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 私たちが「確かにある」と思っている宇宙、そして「ともに共有している」と思っている世界は、ただの幻想に過ぎません。共同幻想です。
 そして、その幻想の正体は情報↓

 L-09220217月シークレット… -04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30558230.html

 

 苫米地博士は、「自分(自我)」のことを「部分関数」と定義されています。それは「自分と宇宙を切り分ける関数」。「宇宙」を入力すると「自分」が出力される関数が自我です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 反対に、自我の逆関数に「自分」を入力すると「宇宙」が出力されます。つまり、目の前の宇宙(世界)と自分は裏表の関係。さらにいうと自分と宇宙は一体である

 F-441:風になりたい <vol.5;自我の求心力>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38197659.html

 

「『脳と心』でひとつ」である“自分”が抱える4つの苦痛もひとつであるといえます。自分と宇宙は一体だから。つまり、「『身体的苦痛と心理・精神的苦痛と社会的苦痛とスピリチュアルペイン』でひとつ」。それならば

 L-038~4020204月シークレット… -07~9;「スピリチュアルペイン」を超越する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26764416.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26799142.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26819669.html

 

 

生命現象は、個を超えて、全抽象度にひろがっている

 

 

 そして、その生命現象は、時間の経過とともに抽象度の階層を上がっていくもの。「エントロピー縮小系」です。

 F-442:風になりたい <vol.6;「本当の“自分”」「本当のゴール」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38216855.html

 

DrT神奈川大講演-12

神奈川大学情報学部開設記念シンポジウム(2023523日)より引用

基礎科学としての情報〜エントロピーと生命、超次元複雑性と生成AIの未来と私達 Dr.苫米地 (2023年5月20日) - YouTube

 

 

 そのエントロピー縮小系をシンプルにいうと利他性(altruism

 L-257202212… -06;「3つの感染症」や「トータルペイン」のシンプルな“解”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38370707.html

 

その利他性を、苫米地博士は、新たに定理証明されました↓

https://tomabechi.jp/TomabechiNDUpaperJApublic.pdf

 https://tomabechi.jp/TomabechiSlidesSCJA20260422.pdf

 

 

  苫米地定理3

  抽象度が上昇するにつれ、収束点は最小上界(LUB)へと引き上げられる

  - 統合・包摂・利他性の構造

 

 

 統合・包摂・利他性の構造」を構築し保つことこそが、前頭前野が発達した私たち人類という生命現象(=宇宙)にとっての“健康(Well-being)”!

 

 

 そのようなイメージが、「カラダ測定ポッド」を縁に浮かびました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

CoacHing4M2 EDGE        

 竹原邦雄 / CoacH T   

 

 

 

-追記-

苫米地博士は、自分(自我)のことを「部分関数」と定義されています

 

 博士の最新の自我の定義はこちら↓

 F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

 

-告知1

 私の意図は「縁起の力により、ゴール側の世界(未来)を創り、ゴールに向かってブーストしていく!」

 L-258202212… -07;「ゴール間の縁起の力」「メンバー間の縁起の力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38385551.html

 

 コーチとしての活動を大幅に見直すことにしました。現在、いろいろ思索中です↓

 I-153:【告知】「リアル・ワンデイ『コーチング』in 羽田<260625>」受付開始

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38429847.html

 

 

-告知2

 クラブ活動を行っています。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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