Q-486:リハビリに取り組むときそのゴールが現状の外かというといつも疑問に感じます <後編;高次の抽象度次元から働きかける感覚>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 前編;まずは「安心」。その意味は

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38426312.html

 後編;高次の抽象度次元から働きかける感覚

 

 

Q:私は病院で働く〇〇療法士です。リハビリに取り組むとき、患者さんのゴールを設定して向かうときとゴールがないときがあります。ゴールがあると確かにエネルギーが集中して増幅する感覚がありますが、そのゴールが現状の外かというといつも疑問に感じます。

リハビリ現場における患者さんのゴールについて、どのように考えればいいでしょうか?

 

A2人間セラピー

 

それが私たち医療・介護従事者の大切な(最初の)機能。

 

 

 ところで、コーチングには「コーチはクライアントのコンテンツには関わらない」という鉄則があります。

 L-215202208月シークレット… -02;コーチの役割は。そのためにコーチは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37125267.html

 

 では、前回の「リラックスしていられるコンフォートゾーン(Comfort Zone)をつくる」というのは、問題にはならないのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

 私の考えは、もちろん、No

 

 前頭前野優位で自由な思考ができる意識状態を作りだすお手伝いは、コーチングの前の段階です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

私はそれをヒーリングだと思っています。つまり、「病気回復」「健康維持」はヒーリング。その後、すっかりヒーリングされたマインドで何らかのカテゴリーにゴールを設定し、そのゴールにより「健康」のカテゴリーのゴールもダイナミックに更新されていくというイメージです。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

「『健康』『元気』な私がこれから目指す」というのが、「リハビリ現場における患者さんのゴール」。そのゴールは、もちろん、現状の外に設定するものです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 その関わりの際に重要なのが、「コンテンツには関わらない」という鉄則。

 

 コンテンツとは、簡単にいうと、ゴールの内容(w2)のこと。内容については、コーチは一切評価をしません。YesともNoとも言わずに、そのゴールが本当に現状の外かどうかをチェックします(そのチェックの内容を伝えるわけではありません)。

 Q-452:コーチングの対象が自分であってもvol.1;コーチングは「自問自答」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html

 

 もしもコーチがコンテンツに関わってしまったら、どうしても「クライアントの利益100%」というわけにはいかなくなってしまいます。さらには、クライアントのスコトーマをコーチが強めてしまうことにもなりかねません。だから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 

  コーチはクライアントのコンテンツには関わらない

 

 

では、ゴールの内容にはまったく関わらずに、それなのにゴールを現状の外へ設定できるようにサポートするためには、どうすればいいのでしょう?

 

 

 鍵となるのは「抽象度」。より高い抽象度の視点です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 別の言葉でいうと、「外側視点(外的視点)」。コーチングは、主観ではなく、客観で実践するものです。

 Q-466:『職業』とvol.2;“自問自答のループ”に導くkey word「客観」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38158597.html

 

 苫米地博士は、それを「正しく見る(観る)」と表現されたりもします。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 以下、博士の著書「思うままに夢がかなう 超瞑想法」(PHP研究所、p45)より引用します。

 

 

「正しく見る」とは、前頭前野で情報処理すること

情報場の因果関係をコントロールするための第一歩は「正しく見る」ことです。

情報空間でどのような情報場が形成され、それぞれがどのような関係性で結ばれ、その結果、物理空間にどのような影響を与えているか。情報空間の場の因果関係を正しく見ることが大切です。

本章のワークでは、この世界に網の目のように無数に広がっているさまざまな情報の因果関係を正しく見るための瞑想法をトレーニングしていきます。

まずはワークに入る前に、「正しく見る」ことがなぜ重要なのかについて、もう少し解説しましょう。

第1章の冒頭で、私たちが正しく見ることができないのは、「自我」が邪魔しているからだ、と述べました。これは、最先端の機能脳科学の見地から説明すると、海馬と扁桃体がやりとりするときに前頭前野がきちんと介入できていないということです。扁桃体はもっぱら生体や種の保存にとって重要かどうかという観点で情報の振り分けを行います。その指標は「恐怖と愛着」。いわば情動(煩悩といってもいいでしょう)によって情報を取捨します。つまり、私たちは、自分の感情によってスコトーマを生じさせてしまうため「正しく見る」ことがなかなかできないのです。

一方、前頭前野は、抽象度の高い思考を司っています。海馬と扁桃体のやり取りに、前頭前野が介入すると、抽象度の高い思考によって、感情を制御することができるのです。

引用終わり

 

 

 情報場の因果関係をコントロールするための第一歩は「正しく見る」ことです

 

 すべてが情報。そして、情報場には「階層性」があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 その階層性の1つが「抽象度」。
 抽象度が上がるほど「因果関係」がクリアかつシンプルになり、抽象度が下がるほどランダムになっていきます。

 

 よって、患者さんやクライアントさんよりも高次の抽象度次元から働きかける感覚がコーチには必須。もちろん、「リハビリ現場における患者さんのゴール」を考える医療・介護従事者にとっても。

 

そのためにコーチや医療・介護従事者は常にリラックスしていることが重要です↓

Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

そして、全抽象度次元にひろがる生命現象全体をしっかり感じ続ける(感じ続けようとする)ことが大事。

Q-249:病気をどのように考えていますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28540879.html

 

 そのような意識状態の医療・介護従事者との縁で新たなゴールの世界(w2)を感じられるようになったら、患者さんはきっと「おかげで病気になる前よりもよくなった(元気になった、幸せになった)」という心境になるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 そんな医療・介護があたりまえになる未来を、いつも夢見ています。

 L-11320219月シークレットレクチャー -01;夢

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32063846.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 竹原邦雄 / CoacH T   

 

 

 

-告知1

 私の意図は「縁起の力により、ゴール側の世界(未来)を創り、ゴールに向かってブーストしていく!」

 L-258202212… -07;「ゴール間の縁起の力」「メンバー間の縁起の力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38385551.html

 

 コーチとしての活動を大幅に見直すことにしました。現在、いろいろ思索中です↓

 I-153:【告知】「リアル・ワンデイ『コーチング』in 羽田<260625>」受付開始

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38429847.html

 

 

-告知2

 クラブ活動を行っています。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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