F-440:風になりたい <vol.4;“自分”をさらなる高次元に導く縁起>
早朝、換気のために窓を開けると、冬と春が混ざり合ったような風が流れ込んできました。そのとき、ふと学生時代のことを思い出しました。ウインドサーフィンの記憶です。
F-020:研究はすべてに通じる
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7554483.html
vol.1;逆風 →順風 →無風
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38129329.html
vol.2;「風」を起こし、「風」を強める
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38145876.html
vol.3;「風」も「『風』を起こす自分」もすべて…
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38162396.html
vol.4;“自分”をさらなる高次元に導く縁起
皆さんは、他人が生み出した世界だけでなく、自分が生み出した世界からも脱しなくてはいけません。自分で生み出した世界も、もとを辿れば他人が生み出した世界だからです。
そうしなければ、本当の自由は得られません。本当の選択はできません。
…ウインドサーフィンをしているとき、私はずっと「風になりたい」と思っていました。
念願のウインドサーフィンをしていることがうれしくて楽しくて… その「ワクワク」「ドキドキ」という純粋なドーパミン体験の希求が、最初の「風になりたい」の正体だったはずです。
L-199:2022年07月医療・介護研修会 -09;運動や思考を促進させるカラクリ
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36354942.html
やがて「ワクワク」「ドキドキ」よりも、その後に訪れる「心地よいスッキリ感」「柔らかな風に包まれる穏やかな感覚」を欲するようになりました。たぶんドーパミンそのものよりもセロトニンに紐付く安らぎを求めていたのだと思います。
L-200:2022年07月医療・介護研修会 -10;『幸せ』を今すぐ体感するワーク
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36386129.html
…と、ここまでが抽象度を軸にした場合の情報宇宙の底面での話。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html
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*抽象度はこちら↓
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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html
やがてウインドサーフィンをすると(トリガー)、自由を感じられるようになりました(アンカー)。さらには関連する書籍を読んだり、イメージしたりするだけで、日常のいざこざやお金の不安などを忘れられるようになっていきました…
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今思うと、そのとき感じていた自由は、「本当の自由」ではありません。「もとを辿れば他人が生み出した世界」であり、束縛が前提になっているからです。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html
コーチングは「本当の自由」を基盤に行うもの。だから、「『空』の理解と体得」がスタートラインだといえます。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html
実際、この世はすべて幻想だと本気でわかるほど、コーチングはうまくいきます。なぜなら…
現状の外が感じられるようになるから
「本当の自由」により「本当の選択」=真のwant to を見いだせるから
「人生」という全体と、例えば「職業」「家族」「社会への貢献」といった部分の双方向性のつながりがわかってくるから
そして、「社会」や「未来・現在・過去」という全体と“自分”という部分の縁起を理解するから
…前回(F-439)引用した「幻想と覚醒」(三才ブックス、p91)の中で苫米地博士が仰っている「自分が生み出した世界からも脱しなくてはいけない」をコーチングのフレームで言い換えると…
F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html
本当の“自分”が創造するゴール世界whを目指せ!
「CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓
…では、「本当の“自分”」とは何なのでしょう?
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以下、苫米地博士の著書「生成AIの正体」(ビジネス社、p169)より引用します。
◎自己組織化
では、生命現象はどのようにして自我を獲得したのでしょうか?
人類が進化する以前、いま私たちが生きている物理宇宙以外のコンフォートゾーンを欲しがることはありませんでした。本当に別のワールドに移行すれば、世界そのものが変わってしまいます。例えば、魚が海から陸に上がろうとすれば、魚は死んでしまいます。ですから、魚は陸の世界を欲しがろうとはしませんでした、基本的には。
ですから、その頃の物理宇宙における生命現象は、ワールドが一つしか存在しない状況で進化してきました。これはホメオスタシスによるものです。ホメオスタシスとは、生命が自分と外界とのフィードバック関係の中で成り立っていることを言います。このフィードバック関係が複雑になればなるほど、自身の内部構造も複雑化していくのです。そういう中で、ついに海から陸に上がっていく魚が誕生したということです。
こういった進化を見ればわかるように、生命は環境とのフィードバックの中で自己を最適化し、自己組織化してきました。自己組織化できることこそ、生命現象の最大の特徴です。自己組織化とは、エントロピー(無秩序)が減少し、秩序が形成されるという通常とは逆の不思議な現象です。宇宙全体ではランダム性が高まる方向に進みますが、生命の階層ではその逆が起き、秩序が増していくのです。
分子が細胞になり、高分子化合物が生命体になっていく。この階層化の過程で、ランダムなものがより整合的な存在へと進化していきます。これはすべて、環境との相互作用(フィードバック)によって起こる自己組織化の結果です。その代表例が免疫システムです。
引用おわり
自己組織化できることこそ、生命現象の最大の特徴です。自己組織化とは、エントロピー(無秩序)が減少し、秩序が形成されるという通常とは逆の不思議な現象です。宇宙全体ではランダム性が高まる方向に進みますが、生命の階層ではその逆が起き、秩序が増していくのです
…「生命現象はエントロピー縮小系」を理解して以降、私の中で大きな変化が起こりました。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html
その変化とは、生命現象すべてを「整合的な存在への進化」とみるようになったこと。例えば↓
F-424~:さくら
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432041.html
そして、すべてを「環境との相互作用(フィードバック)によって起こる自己組織化の結果」と感じられるようになったこと。
F-400:縁起から得た“希望/HOPE”の体感 <後編;苫米地理論学習中の気づき>
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36884253.html
さらにいうと、「生命現象はエントロピー縮小系」を体感している意識状態でいると、「人の心から出る意図」が感じられる(ような気がする)ようになりました。色や質感を伴った「風」として。
F-375:俺にかかってこい
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35750566.html
「人の心から出る意図」が感じられる(ような気がする)
…それはおそらく、私の中での「環境との相互作用(フィードバック)によって起こる自己組織化」の副作用。それは“自分”をさらなる高次元に導く縁起となるはずです。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html
神奈川大学情報学部開設記念シンポジウム(2023年5月23日)より引用
基礎科学としての情報〜エントロピーと生命、超次元複雑性と生成AIの未来と私達 Dr.苫米地 (2023年5月20日) - YouTube
(F-441につづく)
CoacHing4M2 EDGE
CoacH T(タケハラクニオ)
-追記-
ウインドサーフィンをしているとき、私はずっと「風になりたい」と思っていました
…「風になりたい」という曲をご存じでしょうか?
THE BOOMが1995年に発表した曲です。「大きな帆を立てて
あなたの手を引いて 荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい」ではじまる歌詞は、「天国じゃなくても 楽園じゃなくても あたなに会えた幸せ 感じて風になりたい」でおわります。
あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
…じつは、妻とはウインドサーフィンを縁に出会いました。
親友からも波瀾万丈と評される人生ではありますが、“あの頃”からずっと「あたなに会えた幸せ」を感じ続けられていることを、とてもありがたいと思っています。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37284278.html
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Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください
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クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。
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-関連記事-
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Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩
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Q-451:転倒予防のための取り組みが度を超すと、身体拘束の観点で問題があるように思えます
…そのグレーゾーンをどう考えればいいでしょうか?
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