F-424:さくら <vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化>

 

幼少の頃の思い出に色をつけるとすると“漆黒”。闇の中で育ったというのが、私の正直な実感です。

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 そんな幼少期の記憶の一つとして、ペットにまつわるものがあります。どんなに犬を飼ってとお願いしても相手にしてもらえなかった記憶。猫なら室内でも飼えると食い下がったらものすごく怒られた記憶。友達が飼っている犬の話をしていたらいきなり殴られた記憶。

 F-001:やり場のない

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雨の中、子猫を抱えながらひたすら歩いていた記憶もあります。雨の冷たさ、子猫のぬくもり、そして両親に「この猫と同じようにお前も橋の下で拾った」と言われたときの心の痛み 今でもはっきりと思い出します。

 Q-167:自分を苦しめているのは記憶です。過去に苦しめられていることを

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 そんな記憶の中でもとびきり痛いのが“ミドリガメ”にまつわるもの。ペットを飼いたいと願う孫の望みを祖父母が叶えてくれたのですが、その事実を知った父親が逆上し、祖父母の家に乗り込みカメを強奪。なんと橋の上から川に投げ捨ててしまいました。川は甲突川、橋は移設前の西田橋でした。

 F-037:「もうおねがい ゆるしてください」~心の傷はやがて脳の傷になってしまうという科学的事実~

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手足をバタバタさせながらスローモーションで落ちていくカメの姿が頭にこびりついて離れなかった私は、その後ペットを飼いたいとは言わなかったはずです。

 L-01020201月シークレット… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

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 そんな両親のいる場所は、当然、コンフォートゾーンであるはずがありません。大学時代の私は、当時の彼女の家で生活していました。

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 ある夏の日、台風が近づく中、私は彼女の家にいました。なぜ一人でいたのかは覚えていませんが、暴風雨の夜にベランダの室外機の上に1匹のやせた猫がいて、懇願するように部屋の中をのぞき見ていたことは鮮明に覚えています。「今晩だけだよ。内緒ね」と話しかけながら部屋に(勝手に)入れてあげたのが、ペットとの生活第2章の幕開けでした。

 当然のように住み着いた猫は、しばらくして2匹の子猫を出産。2人+3匹の夢のような生活が始まりました。ちょうど医師国家試験の半年くらい前のことです。

 L-11320219月シークレットレクチャー -01;夢

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 無事に国試に合格し2人とも社会人になりましたが、残念ながら、猫たちを飼い続けることは難しくなってしまいました。やむを得ず3匹の猫たちは彼女の実家とその知り合いに引き取っていただき、“夢の生活”はあっけなく終わりました。

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 その後、当時の彼女は妻となり、子宝にも恵まれ、家族で暮らす家を建てることになりました。すると、「犬や猫と暮らしたい」という猛烈な思いが湧き上がってきました。我が子のためにも、子どもの頃の夢をなんとしても成就したいと思いました。

 (今思うと、この感覚↑はNG。詳しくはこちら↓)

 Q-229:低年齢の子どもも「want toで生きる」後編;しつけと教育の違い

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 土地探しや設計の段階から子どもたちと犬と猫との生活をイメージしながら取り組みました。庭で思いっきり駆け回っている姿、砂場で泥だらけになって遊んでいる姿、木陰で休憩している姿、室内でくつろいでいる姿など

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 家が完成し子どもたちもある程度大きくなったタイミングで、念願の犬を迎え入れることになりました。家族で決めた犬種はラブラドール・レトリーバー。妻が見つけたブリーダーさんとの密なやり取りを経て、ついに真っ白いラブがやってきました。

20099月、ちょうど私が苫米地博士と情報的に出会った頃です。

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 博士に学びながら、私は「犬や猫が好きな自身のブリーフは誰かに埋め込まれたものなのではないか?」と疑うようになりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

  なぜ犬・猫好きなのか?

  本当に犬・猫好きなのか?

  犬・猫と暮らすゴールは何か?

 

 そんなことを真面目に考えたりもしましたが、「さくら」と名付けたラブはかわいくてかわいくて

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さくら(2013年4月)

さくら

20134

 

 

もはや我が家の犬・猫は家族同然。「家族との縁に理由なんかいらない」と思考停止しながら、ただただ幸せな時間を、子どもの頃からの夢の最高の現実化を、楽しみました。

L-11520219月シークレットレクチャー -03;夢を現実化する方法

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 あれから16年。先日、我が家のさくらは旅立ちました。

 

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

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 そんな自身の情動をモニタリングしながら、私は「さくらとの縁」について思い巡らしました。

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

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 そんな意識状態のときに目にとまったのが、苫米地博士のこの言葉です。

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  4次元世界はA次元の写像

 

 

 以下、苫米地博士の著書「夢が勝手にかなう脳」(講談社、p64)より引用します。

 

 

◆一人ひとりのA次元には役割を果たすために働く「意思」がある

 「4次元世界はA次元の写像だ」と言うと、「これまで人類が何千年にわたって綴ってきた歴史もまた、A次元の写像ですか? たとえば、紙が発明されたり、産業革命やIT革命等が起こったり、天才が現れてさまざまな謎を解明したりするなど、文明の進展にとって起爆剤となるようなことが突如起きるのはすべて、A次元の写像ですか?」といった質問を受けることが、よくあります。

 ある意味では、イエス。誰かがA次元の写像をキャッチしてひらめいたことが、歴史を大きく変えるきっかけになることはあります。

 しかし、A次元全体に何らかの意思があって写像がつくられているかと言うと、それはわかりません。まったくランダムにA次元で起きていることが、4次元世界の写像になっただけなのかもしれません。

 

 私に言わせれば、A次元に意思があると信じる人は、絶対神がこの世を創造したと考える宗教の信者です。「A次元=絶対神」と考えるのは自由ですが、現実にはそんな神様はどの次元にも存在しえません。

 ゲーデルが証明した不完全性定理-思い切り簡単に言ってしまうと、「どんな系であったとしても、系には証明不能もしくは相矛盾する命題が必ず存在する。よって、絶対的に正しい、矛盾のない存在は、この世にもあの世にもありえない」という定理が、次元を超えて働いているので、全知全能の神は存在しえないのです。

 もっとも、A次元に意思があるかないかなんて、考えるだけムダです。そんなこと、下の次元からは知りようがないですから。お釈迦様が、

 「あの世のことは死んでから悩め」

 と、言った、それと同じことです。

 

 しかし、A次元全体の意思はないだろうけれど、人間一人ひとりには、A次元における意思がある可能性は高いと、私は考えています。

 言い換えれば、A次元に絶対神はいないけれど、超自然的な存在を感じるとしたら、それは次元を超えた自分自身だ、ということです。わかりやすいたとえで、

 「足の親指の爪先が自分の脳で、頭の脳が抽象次元」

 だとすると、爪先は爪先なりに、

 「自分はどうして、こんなところに生きているのだろう」

 と考えています。でも、頭の脳は爪先が何をして生きればいいのかなんて、これっぽっちも考えていません。

 たとえば、「歩く」という動作一つとっても、頭の脳は爪先の考えとは無関係に、「歩きたい」と思うから足を動かし、親指の爪先で大地をとらえて歩いているだけです。でも親指的には、自分より抽象度の高い脳に関する知識がないので、

 「超自然的な意思によって、自分は動かされている」

 と考えているのかもしれません。

 それはあながち、勘違いとも言えません。頭の脳にとって親指の爪先は自分の一部でしかないけれど、たしかに「歩け」という指令を出したのですから、意思と言えば意思です。

 ただ、爪先の人生を考えての意思かどうかは、わかりません。頭の脳に親指の爪先の人生を操る意思があるか否かは、非常に微妙なところでしょう。

 しかし、もし親指の爪先に、頭の脳の声が聞こえたとしたら、どうでしょう?

 だとしたら、爪先の脳の思考が抽象度の高い頭の脳まで飛んだことになります。そうして聞いた声は、おそらく次元を超えた自分自身の声なのです。

 このたとえでわかるように、A次元に自分の意思があるかどうかはさておき、4次元世界の自分がA次元の声を聞くことは不可能ではありません。そうやって聞こえてくる声はたぶん、

 「A次元の自分の意思が、言語という4次元の抽象度に変換された

 ものでしょう。

 と同時に、その声が聞こえたときが、人が4次元空間で果たすべき自らの役割を知る瞬間でもあります。

 たとえば「ある日突然、自分はボランティアに身を捧げようと思った」などというとき、それを「啓示だ」と思う傾向があります。超自然的な存在、もしくはサムシング・グレイト、神の意思が、自分を思いも寄らない行動に駆り立てた、と信じ込んでしまうのです。

 でも、神の声なんかではありません。自分自身の内省的な声なのです。

 ここを履き違えると、とんでもない宗教にはまってしまいかねないので、きちんとわきまえましょう。

 抽象度が上がると、人はA次元の自分自身と内省的な会話ができる。それが、自分の本来の役割を知る第一歩だと理解してください。

 

 目に見えないA次元という存在に、これくらいリアリティを持つということはすなわち、金融資本主義の競争原理に汚染された物理空間におけるすべての足かせから、自らの身が解放されることでもあります。

 物理空間に身を置きながら、何の疑問もためらいも苦労も悩みもなく、自らの役割に嬉々として取り組んでいくA次元のイメージに強烈なリアリティを感じれば、そんな夢のような毎日を具現化してくれます。

 原監督のように夢を実現できる人には、それが明確な認識になっているかどうかは別にして、A次元にいる自らの存在にリアリティを感じるほど抽象度の高い思考ができて、ゴールを設定できている。野球文化の定着というゴールはまさにA次元的なものではなかったでしょうか。

 引用終わり

 

 

そうやって聞こえてくる声はA次元の自分の意思が、言語という4次元の抽象度に変換された」もの。と同時に、その声が聞こえたときが、人が4次元空間で果たすべき自らの役割を知る瞬間

 

 「さくらと過ごした日々」という4次元世界(空間)を振り返ると、ずっと「A次元の意思」に触れていたような気がします。

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

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 物理空間に身を置きながら、何の疑問もためらいも苦労の悩みもなく、自らの役割に嬉々として取り組んでいく

 

 苫米地博士に学びながらさくらと過ごした16年間が「子どもの頃からの夢の最高の現実化」となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)だったに違いありません。

Q-196未来の抽象度の高いイメージ(I)を臨場感高く想像すれば(V)実現する(R)と考えていました

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さくらの看取りを経て、その縁がコーチとしての機能にも大きく影響していることに気がつきました。

L-03520204月シークレットレクチャー -04;エフィカシーとは縁起の結実の確信

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 ありがとう、さくら

 

F-425につづく)

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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