F-406:自由訳「守破離」 vol.4;「離」× Leadership

 

 「守破離(しゅはり)」という言葉を御存知ですか?

 

 「守破離」は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修行における過程を示したもの とされています。

 守破離 - Wikipedia

 

苫米地式コーチらしく、自由に「守破離」を考察します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 vol.1;コーチとして考える「守破離」のポイント

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36993899.html

 vol.2;「守」× Healing

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37031929.html

 vol.3;「破」× Coaching

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37071026.html

 vol.4;「離」× Leadership

 

 

これまでの人生で、私は、たくさんの理不尽を経験してきました。きっと私の“脳と心”は傷だらけでしょう。

 F-037:「もうおねがい ゆるしてください」 ~心の傷はやがて脳の傷になってしまうという科学的事実~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10114934.html

 

苫米地博士に学ぶようになってから、理不尽な思いを感じても逆腹式呼吸等でしっかり「守」をキープし、“理不尽”を生み出す構造やシステムを分析できるようになりました。トゥールミンロジックをフル活用しながら。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 *「トゥールミンロジック」について、詳しくはこちら↓

 S-01~:よりよい“議論”のために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

 もしもその構造・システムが「改善したいこと」かつ「改善できないこと」であるならば、必ず新たなゴールを見つけられる と私は信じています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして実際に、体験した“理不尽”を、ゴールを設定する想像力と達成する創造力に変えてきました。家族をはじめ、多くの縁に支えられながら。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 「“理不尽”を生み出す構造やシステム」が大きいほど、新たに設定するゴールの抽象度は上がっていきます。例えば、家庭より職場、職場より地域コミュニティ、地域コミュニティより日本社会、日本社会より世界情勢、そして、さらなる未来というように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度が上がると、「自分事と感じる空間」の次元も上がっていきます。それが「コンフォートゾーンをより高く!」という感覚。

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 それは部分関数としての自我が拡張していくこと。

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そして、もちろんそれは「自分中心を捨て去る」ということでもあります。その「自分中心を捨て去る」は、ゴールの重要なポイントのひとつ。ゴールのポイントは1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、4)自分中心を捨て去る です。

L-165202201月シークレットレクチャー -09;「自分中心を捨て去る」とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34392486.html

 

 既得権益にはじき出されてしまいましたが、病院長を務めた11年間、私はずっと本物のリーダーであり続けようとしていました。今思うと、そのプロセスは「リーダーシップ」のカテゴリへのゴール設定(更新)とゴール達成の取り組みでした。

 PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124527.html

 

 以下、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版」(CYZO、付録②)より引用します。

 

 

バランスホイールに「リーダーシップ」を追加した理由

 今の日本のリーダーたちを見ていると、既得権益にしがみつき、お金と煩悩を満足させる利己的な行動ばかりをしています。なぜそうなるかというと、抽象度の低いゴールしかもっていないからです。

 現在のリーダーたちからは、本当に日本をよくしていこうという意志が見えてきません。つまり、日本のリーダーたちにはリーダーシップがないということです。

 リーダーシップとは、フォロワーをある目標に導いていく能力のことです。企業であれば、プロジェクトリーダーが部下たちをプロジェクトの成功に向けて導いていくことをいいます。自衛隊であれば、作戦遂行に向けて上官が部下を率いていくことをいうでしょう。

 そのときに、プロジェクトリーダーや上官が部下を従わせることができるのは、権力を持っているからです。それらの権力は法律や組織のルールがあるから発生しているものです。

 世襲議員も、地盤、看板、カバンという親から受け継いできた組織的権威から発生している権力によって当選しているのです。つまり、日本でリーダーとされている人たちは権力者と同じ状態になっているのです。権力者は権力を握った時点でゴールを達成しており、あとは権力の座を維持することしか考えません。

 本当に求められる次世代のリーダーは、アプリオリ権力によらないリーダーです。アプリオリ権力とは、法律・世襲・慣習などに基づいた「当たり前の前提」となっている権力のことです。

 そのアプリオリ権力から指名を受けたアプリオリリーダーは、特定のアプリオリ権力の利益を優先することになります。しかし、アプリオリ権力の利益を優先すれば、全メンバーの利益と相反する可能性があります。

 ですから、次世代リーダーはアプリオリ権力から指名された権力ではないことが重要となります。メンバーの利益のためにアプリオリ性は低ければ低いほどよいのです。

 私たちの本当の敵は、現在の権力の座に座るトップではありません。本質的な敵は権力構造です。その権力を基盤としたシステムを私たちは倒す必要があるのです。その権力構造こそ、現状の世界w1ということです。

 次世代リーダーは、高い抽象度で現状の外側を誰よりも見ることができる必要があります。そして、圧倒的な利他性を持ち、徹底的な自己犠牲と揺るぎない責任感で、全メンバーにとって理想の世界w2を生み出せる人です。そのような次世代リーダーになるためには、本物のコーチングを身につけることが必須になります。

 これからの日本ではコーチングとリーダーシップの両輪が必要となってきます。

 そのため、コーチングのクラスとは別に、次世代リーダーシップのプリンシプルをクラスで教え始めています。皆さんにはこれからリーダーシップについても学び、次世代リーダーになっていってほしいと思います。

 引用終わり

 

 

 私たちの本当の敵は、現在の権力の座に座るトップではありません。本質的な敵は権力構造です。その権力を基盤としたシステムを私たちは倒す必要があるのです。その権力構造こそ、現状の世界w1ということです

 

 この部分に学びながら痛感したのは、「私はずっと“敵”を見誤っていた」ということ。問題の本質を理解していなかったので、間違った解決法に固執してしまいました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 私の本当の“敵”は、「権力を基盤としたシステム」であり、「現状の世界w1」でした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 そのことに気づかないまま関数pの再定義、すねわちブリーフシステムの書き換えに走ってしまったことが、私の“失敗”の本質なのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そのような貴重な経験を重ねた私が思う「守破離」の「離」とは、「全メンバーにとって理想の世界w2を生み出す」こと。そして、現状の可能世界w1よりも臨場感豊かにw2を感じられるように導くこと

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? <vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

 以前から苫米地博士が使われていた表現で言い直すと

 

  「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

 

 それが「コーチングとリーダーシップの両輪」で実践する「離」だと感じています。

 F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420579.html

 

F-407につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

私の本当の“敵”は、「権力を基盤としたシステム」であり、「現状の世界w1」でした

 

 この部分の理解は、エモーションコントロールという意味でもとても重要。

 F-352:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.5Heal the world

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34599783.html

 

 自身の中に「怒り」や「恨み」を感じたときに冷静かつ客観的に分析すると、その対象が特定の人であることが少なくありません。例えば「石破総理は〇〇。福岡大臣も〇〇」というように。

 Q-197前代未聞の国会愚弄事件をなぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか? クズ政府の他責にせず自己責任なのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26238799.html

 

この状態で解決しようとすると、おそらくうまくいきません。働きかけが「関数pの再定義」に向いてしまうから。すると、強力な無意識の抵抗と戦うことになってしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 大切なのは、新たなゴール設定で「別の可能世界w2」を生みだし、その臨場感を高めること。時間でいうと「未来への働きかけ」です(過去は一切関係なし!)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 それが「怒り」や「恨み」を(結果として)コントロールする最良の方法だと思います。

 Q-398~:恨みをメールで送りつけたい気持ちがあります

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429964.html

 

 

-告知1

2025年度のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。次回は2025年秋に配信開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版