Q-406:コーチング時間はどれくらいが適切でしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:コーチング時間はどれくらいが適切でしょうか? 短時間の方が良い理由がもしあれば教えていただけないでしょうか?

 

A:「どれくらいが適切」はケース・バイ・ケースだと思います。この世(あの世も)は不完全性が働いていますし。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

私の場合、相手の“状態”を観察しながら、その都度“調整”しています。コーチング期間の半年間の中で。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 「短時間の方が良い理由がもしあれば」に対しての答えは、「結果的に短時間になる」。

「良い」「悪い」の話ではなく、結果としてそうなってしまう(=関数pが書き換わる)という感じです。もちろん、契約上のコーチング時間はしっかり守りますがw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 ちなみに、現在の私のセッション時間は40分。「ウォーミングアップ5分+コーチング30分+クーリングダウン5分」というイメージです。

 F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

 

 さらには、コーチングセッションとは別の日に160分(月1回、計5回)のチュータリングも行っています。チュータリング時間に行うことはコーチングに関する知識の確認と伝授です。詳しくはこちらでどうぞ↓

 I-129:「<24年後期> パーソナルコーチング」受付開始のお知らせ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34972718.html

 

 と、ここまでが一般向けの回答。ここからコーチング実践者向けです。呼吸を意識に上げながら、さらにリラックスを深めてください。

 (「リラックス」の基本はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

 

 では、私から質問させていただきます。

 

時間とは何でしょうか?

 時間の流れとは?

 

 

 答えは苫米地博士から教えていただきましょう。

以下、博士の著書「超『時間脳』で人生を10倍にする」(宝島社、p18)より引用します。

 

 

超時間脳で人生を10倍にする

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時間の概念は、人間の意識が作り上げた「幻想」だ!

 世の中の大多数の人が、

 「時間は存在する」

 「124時間、1365日という時間は、不変の法則であり、絶対的なものさしだ」

 と思い込んでいるのではないでしょうか。

 だからこそ、まずはじめに時間の正体について、みなさんにお教えしたいと思います。

 

 時間とは、いったい何でしょう?

 

 簡単です。「プロローグ」でも申し上げた通り、時間は人間の意識が作り上げた「幻想」です。

 不変的で絶対的な時間は、この世には存在しません。

 物理学の世界では、時間の最小ユニットだけが定義されています。それが「プランク時間」です。

 プランク時間とは、量子論の創始者のひとりであり、「量子論の父」と言われるドイツの物理学者、マックス・プランクによって提唱された時間の最小単位のことで、「およそ5.3912×1044秒」です。

 

 本来時間とは、文字通り、「時」の「間」のことを指します。

 つまり、ある2つのプランク時間の間が「時間」であり、プランク時間が現れては消え、現れては消える、その発生・消滅の繰り返しが「時間の経過」なのです。

 プランク時間Aとプランク時間Bとの間に、われわれの感覚で言うところの1分の間隔があれば1分という時間だし、プランク時間Aとプランク時間Cの間に1時間の間隔があれば1時間という時間ということができます。プランク時間AB、プランク時間ACの間では、無数のプランク時間が現れては消え、現れては消え、を繰り返しています。

 であるならば、最小の時間は「隣り合うプランク時間の間」ということになります。たしかに理論上ではそうですが、前のプランク時間が消えたら、すぐ次の瞬間には別のプランク時間が現れているのですから、「ここが時間だ!」と指差せるような「間」を見つけることは実際には不可能です。

 「プランク時間という最少ユニットが決まっているなら、時間も存在するのではないのか」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、プランク時間はあくまで理論上想定される最少ユニットであり、われわれ人間の認識レベルをはるかに下回っているので体感上は存在しないのと同じことです。

 つまり時間とは、理論上想定される「時」の「間」に、便宜上名前をつけただけなのです。そして、大多数の人間は「名付けられた対象は存在する」と脳の中で想定しているために「時間は存在する」と思い込んでいますが、実際には時間は幻覚や霊と同じような存在なのです。

 引用終わり

 

 

 時間は人間の意識が作り上げた「幻想」

 

 「時間とは何?」「時間の流れとは?」に対する答えは、「幻想」。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか? <vol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

時間は本当は流れておらず、流れているように感じるのは私たちがそう認識しているからです。だから、「過去から未来に流れている」ようにも感じられるし、「未来から過去に流れる」ことも理解できます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 「バラいろダンディ」(20211213日)で、苫米地博士はコーチングの奥義を明かされました。それが

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

コーチングでは、関数pの再定義を促すのではなく、可能世界“w1”から別の“w2”に移行することを促す

 

 

 シンプルに記すと、「w1w2」がコーチング中にクライアントさんのマインドで起こること。その「w1」「w2」は、ともに可能世界であり、情報場(情報空間の特定の座標)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「時間」というのは、情報空間の底面である物理空間でのみ働く物理因果(法則)のこと。したがって、「時間」にこだわるほど、低い抽象度次元に囚われかねません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 今年度(2024年度)版の「新・夢が勝手にかなう手帳」(CYZO、付録②)で、苫米地博士は「知識がなければ、そしてそれを理解するだけの抽象度にいないと、転生は起こせない」と書かれています。

 今回のテーマでいうと、「時間」にこだわったままでは「知識を理解するだけの抽象度」には到りません。その結果、たとえ知識を手に入れたとしても、「到達可能性関数」としての機能を発揮することはできないかもしれません。

 L-174202203… -07;ゴールの世界(=ゴール側のCZ)に移行する秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34993755.html

 

 

 時間は人間の意識が作り上げた「幻想」

 

 その事実を踏まえた上で「コーチング時間」や「コーチング期間」を定義すると、それは「クライアントさんが徹底的に考えるための縁起」といえるはず。

私は、コーチング時間やコーチング期間を、「縁起を物理次元に実装している証」というような感覚で捉えています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 徹底的に考えるための縁起

 

その「徹底的に考える」には、「時間を超える」という「超時間脳の獲得」も含まれます。違う表現でいうと「高次元のフレーム構築」です。具体的にはこちらでどうぞ↓

L-161202201… -05;高次元のフレームを構築=グレインサイズを大きくする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34284848.html

 

 

 さて、「時間」に関するゲシュタルトを再構築できたでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 「時間は幻想」を踏まえた上で、あえて「短時間の方が良い理由」を挙げるとすれば

 

ゆっくり、かつ豊かに、生きられる

 

以下、苫米地博士の著書「201冊目で私が一番伝えたかったこと」(ヴィレッジブックス、p156)より引用します。「10分間を1時間のように感じる時間感覚」をぜひ体得してください。

 

 

201冊目で私が一番伝えたかったこと

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Amazon.co.jp: 201冊目で私が一番伝えたかったこと 電子書籍: 苫米地英人: Kindleストア

 

 

時間感覚を変えて倍速脳を手に入れる

 「超一流脳」がとりわけその能力を発揮するのはスピードの分野です。テキパキと常人離れしたスピードで仕事をこなす「超一流脳」の持ち主に近づくにはどうしたらいいのでしょうか。

 私がおすすめしたい方法は、「10分間を1時間と考えるようにすること」です。この意識を徹底すれば、理論上は仕事をする時間を6分の1まで短縮することが可能になります。

 とはいえ、多くの人は「そんな超人的な習慣を身につけることはできないだろう」と思うのではないでしょうか。しかし、実際のところ、これはそれほど超人的な習慣というわけではないのです。どうすれば6倍の速さで生活できるようになるかについては、後ほどお話ししましょう。

 会社の同僚が、一つの仕事をしている間に、6つもの仕事を処理できれば、単純に言って6倍のスピード化・効率化に成功したことになります。

 もちろん、これは仕事だけに限った話ではありません。テレビや映画を見るのも、録画した映像を6倍速で見れば、視聴時間を短縮できます。

 これなら、どんな作品も20分程度で鑑賞できることになります。初めのうちはスピードに慣れないため、きちんと内容を理解することができないかもしれませんが、あらゆる行動を6倍のスピードで処理するようにしていれば、自然と6倍速の理解力が身につくようになります。時計がそうであるように、人間と「6の倍数」は、極めて親和性が高いのです。

 あなたが6倍速で生きることができれば、1日は144時間になり、1ヶ月は4320時間になり、仕事量の面でライバルを完全に圧倒できるようになります。そのうえ、ルーティンワークから解放された余暇を手に入れることができるため、創造的なアイデアもたくさん思い浮かぶようになるでしょう。

 

 それでは、6倍速で生きるための具体的なアドバイスをしましょう。まずは、時計を見たときに必ず「10分間を1時間である」と考えるようにトレーニングをしましょう。このとき、なるべく短針を見ないで、長針だけを見るようにしてください。なぜなら、短針が見えてしまうと、通常感覚での「1時間」の単位が意識に上がってしまうからです。専門店に依頼して短針だけを取り外してもらうのもいいかもしれません。

 長針だけを見て、10分経ったときに、「もう1時間経ってしまった」と感じられるようになるまで、トレーニングしてください。そこまでになれば、これまで見えていた景色がガラッと変わってくるはずです。

 また、時間の感覚を身体に染み込ませるためには、砂時計を使うのもおすすめです。

 1分の砂時計の砂が落ちるのを見ながら、集中してください。砂がすべて落ちたら、またひっくり返してふたたび集中します。

 これを繰り返すことで、まず時間感覚を鮮明にし、その後で自分の時間感覚をだんだんと凝縮していくのです。

 6倍速にクロックアップした脳は、決してSFの世界にしか登場しないものではありません。

 トレーニングをすれば、誰でも手に入れることができるものです。

 引用終わり

 

 

 これからは6倍速ですよw

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

CoaHing4M2 EDGE          

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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今年度のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として開催します。次回は2025年2月下旬頃から配信を開始する予定です。約1ヶ月前にこのブログで御案内いたします。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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