Q-377:同じ抽象度で最適化されたゴールのような気がします
御質問をいただきました。ありがとうございます。
その一部に回答いたします。
(変更を加えています)
Q:ゴール設定を何度か実施しています。ある程度まではバランスホイールを万遍なく埋められるのですが、まだまだスコトーマがある気がします。
焦ってはいませんし、苫米地博士の機能音源を聴きながらその過程自体を楽しむようにしていますが、同じ抽象度で最適化されたゴールのような気がしてしまいます。
何かこの現状を突破出来るようなご指摘を頂けると助かります。
A:「スコトーマがある気がする」「同じ抽象度で最適化されたゴールの様な気がする」はコーチング実践者のブリーフが生みだすまっとうな感覚だと思います。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html
*抽象度はこちら↓
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html
ブリーフシステム(Belief System、BS)は過去の記憶で構築されているのですから、目の前の世界はスコトーマだらけです。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html
たいていの“ゴール”は現状の延長線上にあり(だから認識できる)、シンのゴールとはいえません。
(目標が見つからない人がゴールを設定する秘訣はこちら↓)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32316938.html
ゴールは 1)現状の外にある、2)心から望む
もの。それを 3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)に対して、4)自分中心を捨て去りながら
設定していきます。
L-100:2021年8月シークレットレクチャー -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html
多くは最初の「1)現状の外」でつまずきます。仮にうまく現状の外にゴールを設定できたとしても、ゴール達成に向かっている間に必ず現状の中になっていきます。よって、
Q-216:「現状の外のゴール」とは何か? 混乱しています
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27346333.html
1)イメージできることはほぼ現状(Status Quo、SQ)であることを厳しく認識し、
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html
2)広大な「1)現状の外」を感じながら「自分はとんでもないゴールを達成できる」と確信し、
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html
3)「1)現状の外」に向かう“意図”を体感する。その上で、
Q-333:「記憶が抜ける」ような… <vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html
4)常に“意図”を意識に上げ、
L-166:2022年01月シークレットレクチャー
-10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html
5)「ゴールの世界に転生する」と覚悟を決める!
L-060:2020年8月シークレットレクチャー
-06;必要なのは意思と覚悟
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28153740.html
…「“意図”が、希望や夢を経て、ゴールに育つ」と私は考えていますが、その過程にはコーチが絶対に欠かせません。コーチの役割は「ゴール設定をサポートし、エフィカシーを高める」こと。
L-162:2022年01月シークレットレクチャー -06;ゴールを見つける近道
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34301571.html
コーチである私が自分自身に厳しく求めているのは、「自分中心を捨て去る」こと。それが“意図”へのアクセスの因であり果であると思っています。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html
自分中心を捨て去る
…それが「現状突破」のための私からのアドバイスです。
F-219:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <3rd. Step;覚悟を決める!>
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27674293.html
最後に、おなじみの「新・夢が勝手にかなう手帳 2024年度版」(サイゾー)の【付録②】より引用します。“意図(Intentionality)”を体感し、意識に上げ、覚悟を決めてください。Feel!
コピーされた方がオリジナルとなり、オリジナルがニセモノとなるIntentionality
この哲学的な命題の解決はシンプルです。気の毒なことに消されるのは、星に残ったオリジナルの方です。
これを哲学ではIntentionality(意図)の問題といいます。この問題は哲学的には解決しているのです。
この結論はシンプルです。消されなくてはならないのは、星に残っている方です。
たしかに星に残っている方がもともとはオリジナルであり、その情報をもとにロケットに3Dプリントのように偽物が作られたのは事実です。
ですが、そもそもロケットに戻りたいという意図があったのです。そして「Beam me
up!」と言った以上、移動先の新しく作られた存在がオリジナルになるのです。
コピーであるはずの母船の自分がオリジナルであると主張します。そのときには意図に従った方が優先されます。自分はロケットに戻りたいと思ったのだから、移動した母船にいる方の隊員がオリジナルになるのです。
コピーがオリジナルになり、オリジナルがコピーとなります。
この「Beam me up!」は私たちの一瞬一瞬と同じです。私たちは超えられない次元の断層を一瞬一瞬、「Beam me up!」しているようなものです。ある時空からある時空へと超えられない次元の断層を超えているのは、情報的にコピーされているからです。
そう考えると私たちは毎秒10の43乗回、コピーされ、転生していると言えるのです。一瞬一瞬、転生していると考えれば、転送先(転生先)を自分の理想の世界へすることを意図すればよいことになります。
これが2つ目の魔法であり、そして苫米地式異世界転生術そのものです。すなわち、「私たちはすでに転生を繰り返していることを知る」ということでした。この点を知ることができたら、今度は意図的に移動しましょう。
『スター・トレック』の登場人物たちが母船に戻りたいと意図したように、私たちも自分の理想世界、自分の理想の状態を意図しましょう。臨場感を上げれば、その世界へワープできます。
引用終わり
…感じられましたか?
以上、私の回答です。
御質問ありがとうございました。
苫米地式コーチング認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-追記-
“意図”が、希望や夢を経て、ゴールに育つ
…その一助となることを願いながら、「Compassion Club」を続けています。気楽にどうぞ↓
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html
-告知-
2024年度のオンラインセミナーは、8月とR7.2月に開催する予定です(変更しました)。
セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明と募集の御案内を行います。
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