F-313:デジタル自傷行為 <plan-side -1Appetite for Destruction

 

 「デジタル自傷行為」という概念をご存じですか?

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 デジタル自傷行為とは、「ソーシャルメディアに匿名で自分を傷つけるような内容の投稿をしたり、それを他者に送ったり共有したりする」というもの。

 

 米ウィスコンシン大学オークレア校Cyberbullying Research Centerの研究(2019年)によると、米国の中高生4972名の調査によって、1)8.6%の生徒が自分に関する意地の悪い投稿をしている、2)5.1%が自分に対するネットいじめを経験している ことが明らかになったそう。

つまり、約9%の若者がデジタル自傷行為を行っているということ。

 さらには、デジタル自傷行為経験者は、1)死にたいと思う(自殺念慮)確率が5~7倍高い、2)実際に自殺を図る(自殺企図)確率が9~15倍高い こともわかりました。

 

 「デジタル自傷行為」を生みだした現代社会が抱える課題(case)と解決(plan)について、コーチとして考えてみました。

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 case-side -1;ブリーフシステム・RAS&スコトーマ

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 case-side -2;エフィカシーが下がりきった状態=〇〇

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 plan-side -1Appetite for Destruction

 

 

テーマは“デジタル自傷行為”。

 それは情報空間での運動=思考のことであり、ブリーフシステムによる無意識下の情報処理のことです。

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 本当はほぼすべての人が“デジタル自傷行為”を行っていて、各自の目の前にひろがる世界はその“自傷”の投影です。苫米地博士の言葉を借用すると「ブス」。

 でも、それは本当の姿ではありません。誰もが「ブス」であるはずがなく、世界は決して「ブス」なんかではありません。

 

 本来の姿とはまったく異なる「ブス」に閉じ込められ、しかもその事実に全く無自覚である

 

それが、私が感じている社会の課題(case-side)。その解決(plan-side)は、もちろんコーチングです。

 

 コーチングのコアは「ゴール」と「エフィカシー」ですが、そのゴール×エフィカシーには重大な“秘密”が隠されています。

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 ところで、皆さんは六本木(東京)の「Pe’z Magic Ears and Eyes Only」を訪れたことがありますか?

 

Pe’z Magic Ears and Eyes Only

Pe’z Magic Ears and Eyes OnlyHPより引用

ホーム (earsandeyesonly.com)

 

 

 そこは、じつは、苫米地博士に学ぶ者にとっての聖地。博士のこだわりの音響機材から流れ出る音(音色)は、ド素人の私が聞いてもわかるくらいの圧倒的な美しさ。さらに屋久杉による豊かな音響が加わり、異次元の世界に誘われるような感覚になります。

ぜひとも唯一無二の変性意識体験を味わってください。おいしい食事とともにw

 F-284~:気楽 ver.2

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 そんなPe’z Magicを訪れたとき、私の無意識は必ず1枚のレコードジャケットにlock onします。Slashのサインが入ったGuns N’ Rosesのデビューアルバム「Appetite for Destruction」です。

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 そのアルバムを初めて聴いたのは1987年。

当時の私のセルフイメージは、まさに「Appetite for Destruction」といった感じでした。縁起空間中にひろがる“自傷”が私を生みだし、目の前の世界を構築していたのでしょう。

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 酒やたばこに溺れるという“自傷”

 ギャンブルに狂うという“自傷”

 無為に過ごすという“自傷”

 そして、すべてに唾を吐き続けるという“自傷”

 

 そのような“自傷”に抗いながら、私は医師になり、夫になり、親になりました。

ですが、心の深淵では憎悪の念がくすぶり続けていました。その結果、新たな家族のおかげで日常がどんどん豊かになる一方で、心の中はますます貧しくなっていました。

同じような思い(記憶)に苦しんでいる方は少なくないはず。皆さんはどうですか?

F-221:不安と不満のはざまで<ちょっとブレイク;今、親を憎んでいる人たちへ>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27776349.html

 

 おそらく私の人生のどん底は2007年です。その年の前半は心身ともに疲れ果てていて、微笑むことさえできなくなっていました。

 S-04-21:鏡の中の自分に微笑みかけることができない理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23794257.html

 

 ところが、その夏、私は心の力(The Power of Mind)を取り戻しはじめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7556145.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702279.html

 

とは言っても、その力はまだまだ不安定。戻ったと思ったら、すぐに消えたりの繰り返しでした。コーチとして分析すると、抽象度が上がったり、下がったりしていたのだと思います。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そんなフワフワした状態の時に、苫米地博士と出会いました。情報的に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702480.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702640.html

 

 その後、夢中になって博士に学びながら、私は理解しました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

人が輝き社会が希望に満ち溢れるのはゴール次第 だと。

 

 

繰り返しますが、ほぼすべての人が“デジタル自傷行為”を行っています。各自の目の前にひろがる世界は、その“自傷”の投影です。

そんな世界をゴール側から再構築するたびに(w1)、“自”そのものが書き換わっていきます(関数p)。ゴールにふさわしいように。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 *「w1」「関数p」はこちら↓

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 そのときのwantは、まさに「Appetite for Destruction」!

 ただし、それは物理的現実世界を破壊する欲求ではなく、過去へのとらわれや社会的束縛を打破するwant

 抽象度の階段を駆け上がるwantであり、まったく新しい“自分”に生まれ変わるwantであり、「revenge」を「avenge」に昇華させるwantです。

 F-234~:自由訳「revenge」と「avenge

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419026.html

 

自=過去の記憶でつくられた現状を破壊する!

 

そのための莫大なエネルギーと創造性を、本当は誰もが持っています。

その力を解き放つはじまりがゴール設定です。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

最後に、苫米地博士の著書「現代洗脳のカラクリ 洗脳社会からの覚醒と新洗脳技術の応用」(ビジネス社、p123)から引用します。自身の中に眠る大きな力を感じてください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

誰もが持っている現実を書き換える力

 私たちはなぜこれほどテレビに弱いのか、といえば、テレビが信用できる情報源だと思い込んでいるからもありますが、テレビは長時間臨場感空間を支配する媒体だからです。

 東京大学の教授が公共の電波を使って言っているのだから、ウソを言うはずがない。NHKは国民に対してウソを言うはずがない。こんなふうに思い込んでいるから弱いのです。

 311以降、テレビに対する信用度はガタ落ちになりましたが、10年ほど前は、「だって昨日テレビで言ってたから」という言葉ひとつで説明できてしまった時代があったのです。絶大な信用があったのですから洗脳など簡単にできたのです。

 もうひとつ重要なことは、私たちは基本的に映像に弱いということです。

 映像に弱いという意味は、映像の影響を受けて、簡単に“現実”を書き換えてしまうということです。

 例えば、映像を見ているときの私たちの状況を考えてみましょう。

 現実の状況は映画であれば映画館の中であり、テレビであればリビングに座っているでしょう。

 ところが、身体の“現実”は、スクリーンや画面から与えられた情報に反応しています。だから、手に汗を握ったり、驚いて心臓がドキドキしたりするのです。

 これはホメオスタシス同調と呼ばれるもので人間の身体は外界の状況に合わせて自然に反応します。暑かったら汗をかき、寒ければ鳥肌を立てて体温維持をはかります。

 このホメオスタシスの同調作用は多くの動物が持っていますが、外界だけでなく、自分が想像した世界に対してまで反応するのは人間だけです。

 想像世界にまでホメオスタシス同調を拡張できる人類は、この能力によって“現実”を書き換える力を獲得したのです。

 洗脳がらみの取材などで、よく「なぜ、人は洗脳されてしまうんですか。他人の言いなりになってしまうのですか」といった質問をされるのですが、その答えは、人間にはもともと“現実”を書き換える想像力があるからです。

 この“現実”を書き換える想像力があるからこそ、人は洗脳に弱いのです。

 引用終わり

 

F-314につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

そこは、じつは、苫米地博士に学ぶ者にとっての聖地。博士のこだわりの音響機材から流れ出る音(音色)は、ド素人の私が聞いてもわかるくらいの圧倒的な美しさ。さらに屋久杉による豊かな反響が加わり、異次元の世界に誘われるような感覚になります

 

 苫米地博士は「聖地」という表現は好まれないはず。不完全性が抜けてアプリオリ性が芽生えることはとても危険だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 あくまでも空(くう)としての「聖地」です。各自のマインドが、仮としての「異次元の世界」を生みだします。

 PM-02-16:空観、仮観、中観

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は11/26(日)の予定です。10月下旬に御案内いたします。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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