Q-323:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね? <vol.5:「体感時間」を拡張するための4つの要因 -後編->

 

 私は兼業コーチです。前々回(Q314~)は医師としての私に向けられたシリアスな質問に、コーチとして回答しました↓

 Q-314~:こんな私に誰がした

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425205.html

 

 前回(Q-316~)は医師としての経験を、コーチとして考察しました。

 Q-316~:今、逃げましたよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425206.html

 

 今回はコーチとの会話中に得たインスピレーションをまとめます。

 

 vol.1:「時間」は人間の意識が作り上げた幻想

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31680099.html

 vol.2:「時間は体感」を体得する4つのステップ -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31693510.html

 vol.3:「時間は体感」を体得する4つのステップ -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31732537.html

 vol.4:「体感時間」を拡張するための4つの要因 -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31746698.html

 vol.5:「体感時間」を拡張するための4つの要因 -後編-

 

 

 「超『時間脳』で人生を10倍にする」(宝島社)のp33に書かれているのが「体感時間を拡張するための3つの要因」。その3つとは、「クロックサイクル」「並列度」「グレインサイズ(抽象度)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

    クロックサイクル

 ひとつのタスクに対して、どれだけ速く処理できるかを計るものさし

 人間の脳のクロックサイクルは約1MHz

 

    並列度

 同時に処理できるタスク数を指す

 並列度が高ければ、同時に処理できるタスクの数が増え、システム全体としてのタスク処理のスピードが上がる

 

    グレインサイズ(抽象度)

 「グレインサイズを大きくする」とは、「1回のアクション処理できる情報量が増える」こと。「抽象度を上げる」ことと同じ

 

 

今回のテーマは「『体感時間』を拡張するための4つの要因」。残りの1つは何でしょうか?

 

 答えは「モチベーション」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 モチベーションが高まっていないと、人のマインド(脳と心)は「創造的回避(Creative Avoidance)」の方向に活性化します。つまり、目の前のタスクを回避する(サボる)ために様々なアイデアを編みだすようになるということ。もったいないですよね。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 反対にモチベーションが高まっていると、マインドが活性化し、「クロックサイクル」「並列度」「グレインサイズ」も高まります。全力かつ自然にタスクに取り組む感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 では、どうすればモチベーションを高めることができるのでしょう?

 

 答えはシンプル。ゴール設定です。自身のモチベーションがアップするようなゴールを自分で設定すればいいだけ。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 そのシンプルな関係を理解したとき、私はこれまでの自身の思考が“奴隷的”だということに気づきました。その“奴隷的”の象徴が「自由な時間が欲しい」というセルフトーク。

 L-067202011… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 「自由な時間が欲しい」「自由が欲しい」という思考には、前提として束縛が存在しています。アプリオリな束縛から逃れた状態がfreedomfrom)です。

 つまり、「自身の心が束縛や不自由を生みだしている」ということ。だから“奴隷的”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 これまで確認してきたとおり、「時間は幻想」です(1st. step)。裏付けとなる知識を学び、しっかり理解することができれば(2nd. step)、「体感時間は主観」「脳の活動次第」と確信できるようになります(3rd. step)。

 あとは「体感時間」を自分でコントロールするだけ。その時に鍵となるのが「意図性(intentionality)」です(4th. step)。

 F-265:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.9;“初心”とは?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30002338.html

 

 「意図性(intentionality)」が、オリジナルを決め、存在の意義を決めます。自分とは何者なのかを決め、(体感)時間を決めます。

 シンプルにまとめると、「自我=宇宙を決める」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 以下、苫米地博士の著書「超『時間脳』で人生を10倍にする」(宝島社、p177)より引用します。「自分とは何者なのかを決め、(体感)時間を決める」「自我=宇宙を決める」ことができる心の状態を感じながらお読みください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

未来から過去へ流れる時間を体感できたとき、絶対的な自由を手にすることができる

 そもそも、「時間が過去から未来に向かって流れている」という時間感覚は、創造主が世界を作ったと定義する西洋の伝統的な宗教観をよりどころにした時間観に過ぎません。

 創造主である絶対神がビッグバンを引き起こして、宇宙を創造したことからすべてが始まっていて、その始まりから次々と玉突き的に因果が起こって現在が生まれ、そして未来につながっていくという考え方です。そう考えないと、創造主の存在を肯定できないからです。

 しかし、「時間は過去から未来に流れている」と考えている限り、過去の束縛から脱することはできません。

 過去が現在や未来を決めているとしたら、現在や未来は過去の出来事から生じる必然ということになります。過去に起こったことが「因」で、現在や未来が「果」であるのなら、現在や未来はどれだけ頑張っても変えられない。なぜなら、過去の出来事自体は変えることができないからです。つまり過去からやってくる現在や未来を黙って受け入れるしかない、ということになってしまうのです。

 しかし、先ほどもお話ししたように、時間は「未来から現在、現在から過去に流れている」のです。

 未来から過去へ流れるという時間観は、古くは釈迦の思想を研究するグループであるアビダルマの仏教哲学者が主張していますし、現在では最先端の現代分析哲学でも同じ結論が出ています。

 未来が「因」であり、現在や過去は「果」なのです。

 「未来から過去に時間が流れている」という時間感覚をもてたとき、あなたは時間をはじめとしたさまざまな束縛から自由になり、自由意志を獲得することができます。

 なぜなら、未来を決めるのは、過去の出来事でもなければ、両親や学校の先生、テレビのコメンテーターでもありません。この世界を創造した神でさえないのです。未来を決める唯一の意志は、あなた自身の意志なのです。

 あなた自身が決めた未来の因果によって、現在も過去も決まっていくのです。

 引用終わり

 

 

苫米地博士の本を読みだした頃、私はゴールのカテゴリ(バランスホイール)に「時間」を設けました。自由な時間が欲しかったから。

 L-09920218月シークレットレクチャー -01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

 博士に学ぶうちにスコトーマが外れ、「自由な時間が欲しい」という発想自体が“奴隷的”であることに気づきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 本当は因果が逆で、「自由だから時間が“ある”」。

 Q-204~:「縁起」と「因果」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

つまり、自分自身の自由意志で設定したゴール(未来)の因果によって、現在も過去も書き換えることができるということ。

F-175:脳内を書き換えると「環境」が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

 

 それが時間における自由!

 Q-220:ゴールに対するスケジュールは<後編;人類には“今”しかない>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27478021.html

 

 さらにいうと、ゴールを更新(再設定)していくたびに、自由に豊かさが加わっていきます。抽象度が上がり、“自分”が拡大していくから。

 L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 今回の「体感時間を拡張するための4つの要因」は、もちろん、自由意志で設定したゴールが存在することが前提です。まずはゴール。Goal comes first

 F-287:気楽 ver.2 04;さらに“自分”の「リミッターをはずす!」-後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31208923.html

 

 「ゴールの臨場感を高めながら『時間を生みだす』『次元の断層をワープする』」というのが、今の私のゴールのカテゴリ「時間」の感覚です。大げさに言えば、自我=宇宙創造により“時間”を生みだす感じ

 

 

 そのようなことを「速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?」という言葉を縁に考えていたら、またまたスコトーマが外れ、新たなインスピレーションが湧きあがってきました。

 

 それは「時間」と同様に人を“奴隷的”にしてしまう強力な“牢獄”。自由意志でゴールを設定するために必ず克服するべきものです。

 

Q-324につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

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