F-290:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.3;「超人脳」獲得への2つのステップ 1)論理を極める

 

 20233月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、日本代表が米国代表を下し3度目の優勝。日本中が感動(&感謝・希望)に包まれました。

 PM-07-02:釈迦が教えてくれること ~3Kを新たな3K

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 私の中のMVPは、やはり大谷選手。中でも一番心が揺さぶられたのは、決勝戦前のこの言葉です↓

 

 

 今日1日だけは、やっぱり憧れてしまったら超えられない。

 僕らは今日超えるために、トップになるために来たので、

 今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう!

 

 

 …WBCを縁にコーチとして考えたことをまとめます。

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 vol.1;アファメーションの秘訣

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 vol.2;超人脳

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 vol.3;「超人脳」獲得への2つのステップ 1)論理を極める

 

 

 エースで主力打者

 まるで漫画の主人公のような活躍を続ける大谷選手は、まさに「超人」!

 

 「ディベートで超論理思考を手に入れる 超人脳のつくり方」(CYZO)の中で、苫米地博士は超人の条件を「多方面の分野で図抜けた実績を出せること」とされています。

 「図抜けた実績」のために必要なのは「革新的な発想」。「革新的な発想」は、徹底的に「論理」を極めたうえで、論理を超えた「超論理」の境地にまで達することで獲得できます。

 

 まずは徹底的に論理を極める

 それが「超人脳」獲得への最初のステップ。

 

 論理的思考を鍛えることができるのが「ディベート」です。ディベートをマスターすると、1)最短時間で最適解を見つけられるようになり(=普通のひらめき)、2)論理という系の外に出て自由を手に入れることができるようになります(=本物のひらめき)。

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現代ディベート論理は「トゥールミンロジック」。それはイギリスの分析哲学者 スティーヴン・トゥールミン(Stephen Edelston Toulmin19222009年)により1960年代に提唱された論理的構築法です。

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トゥールミンロジックは、いわゆる三段論法に代表される形式論理の方法論が実社会における論理構築の手段として適さないために提唱されました。それは排中律の世界から無分別の次元へのパラダイムシフトと考えることができます。

F-231~3錠じゃないと飲まん!

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基本は「データ(data、事実)」「ワラント(warrant、根拠)」「クレーム(claim、主張)」の3要素。

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 その3要素に「バッキング(backing、論拠)」「クオリファイアー(qualifier、確率)」「リザベーション(reservation、例外)」の3つを加えた6要素でディベートは行われます。

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トゥールミンロジックの6要素

 

その6要素を用いて行うのが、「問題を見つけること(ケースサイド)」と「問題を解決すること(プランサイド)」。繰り返しますが、その目的は「最短時間で最適解を見つけること」です。

ケースサイド(case side)とは「必要性」のこと。具体的には「その問題(課題)がいかに大きいか?」「どれほど行動の必要性があるか?」を突きつめていきます。

プランサイド(plan side)とは「(行動の)有効性」。それは「行動をすることでニーズ(ケース)がきちんと解決するか?」を検証することです。

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 ケースサイドには2つのポイントがあります。ハーム(harm、問題性)とインヘレンシー(inherency、内因性)です。

 

 ハームとは「そのプランを実行しないとどの程度の影響がでるか?」。重要性(シグニフィカンス)が大きいほど、そのプランを実行するべきということになります。

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インヘレンシーとは「ハームの内因性の論理」。否定する側から見た場合、「ハームが現状(Status Quo)に内因的であるかどうか?」や「論題(プラン)を採択することのみでハームは解決するのか?」を確認することです。

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余談ですが、「現状を維持すれば問題が修復されるのであれば、そんなものはハームではない」というインヘレンシーの論理をコーチング理論に変換すると、「現状を維持しても達成されるのであれば、そんなものはゴールではない」...

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

 

 プランサイドにも2つのポイントがあります。ディスアドバンテージ(disadvantage、不利益)とソルベンシー(solvency、解決性)です。

 

ディスアドバンテージは、クレーム(主張)に対して「そのプランだと大きなディスアドバンテージが生じる」と攻撃すること。それは「プランを実行しない方が、最終的にアドバンテージ(利益)が大きい」と証明することでもあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935916.html

 

ソルベンシーは「プランサイド(有効性)がケースサイド(必要性)に対して解決能力があるか?」を確認すること。解決策が必要性とあっているかを確認することを「ミート・ニード」といいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935992.html

 

 

 ここまで「論理を極める」ためのトゥールミンロジックについてシンプルにまとめました。その目的は「論理的思考によりスコトーマを外し、不完全性を前提に最適解を導く」ことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 それは前頭前野背外側部を発火させ、左脳言語野をフル活用すること。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 その上で取り組むのが、「超人脳」獲得への2つ目のステップ。次回シンプルにまとめます。

 

 *「トゥールミンロジック」について、詳しくはこちら↓

 S-01~:よりよい“議論”のために(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11613757.html

 

F-291につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 今回説明した論理的思考を、もう一段抽象度を上げて考えることがとても重要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

具体的には「ストックイシュー(stock issues)」「カウンタープラン(counter plan)」「カウンターワラント(counter warrant)」があります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076426.html

 

 中でも私が重要視しているのが「クリティーク(kritik)」。それは「相手の前提となっている価値判断そのものを疑う」というブリーフ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

昨今の“ワクチン”騒動を鑑みると、認知戦の時代を生き抜く“鍵”だといえます。

 F-281~:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 それはレジリエンス(resilience)の大前提「ゼロトラスト(zero-trust)」とも通じるはずです。

 F-142:不要不急 vol.3;レジリエンス <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22878502.html

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナー開催は2回の予定です。詳細はあらためて告知いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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