Q-313:私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんけど… <vol.8:レベルの高いコーチングは…>
…今回は“型破りver.2”です。
(ver.1はこちら↓)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html
先日、久々に苫米地式コーチング認定グランドマスターコーチ
田島大輔さんと御一緒しました。御挨拶しながら、私はこのような質問をさせていただきました。
Q(CoacH T):最近、私のまわりではネガティブな言動が増えているような気がするのですが… いかがですか?
…少し間をあけて、田島コーチはこのように回答されました。
A(田島コーチ):私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんが。
…短いやり取りではありますが、私の情報場は大きく動きました。そして、コーチング理論のコアに触れた気がしました。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html
その体感をこれまで3つのテーマに分けて言語化してきました。3つのテーマとは「コンフォートゾーン」「内省言語」「コレクティブ・エフィカシー」。
<vol.1:コンフォートゾーン -前編->
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html
<vol.2:コンフォートゾーン -中編->
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html
<vol.3:コンフォートゾーン -後編->
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html
<vol.4:内省言語>
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31022550.html
<vol.5:コレクティブ・エフィカシー -前編->
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html
<vol.6:コレクティブ・エフィカシー -中編->
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html
<vol.7:コレクティブ・エフィカシー -後編->
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html
<vol.8:レベルの高いコーチングは…>
今回はもう一段抽象度を上げてまとめます。じつは、この「抽象度を上げて」という感覚そのものが、田島コーチとの縁で感じた体感です。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html
ところで、苫米地博士の著書「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」(徳間書店、p208)には、このような教えが書かれています。
レベルの高いコーチングは、いきなり抽象度の高い方法で、相手の潜在能力を引き出し、この「超情報場」を変化させて、問題の解決を図ることになる
Kindle版はこちら↓
Dr.苫米地の「脳力」の使い方 | 苫米地英人 | 個人の成功論 |
Kindleストア | Amazon
…私の体験はまさにこれ!
「レベルの高いコーチング」を「非言語による一瞬の内部表現書き換え」として経験しました。それは「少し間をあけて」の短い時間での「内省言語の生成」によって起こりました↓
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31022550.html
まさに「いきなり」=「一瞬」という感覚。
その「いきなり」=「一瞬」は、「人間の一瞬の心の中に、現在、過去、未来のすべての現象が入っている」という“一念三千”の体感でもありました。
F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html
今回の経験における「抽象度の高い方法」とは「非言語」、つまり言語抽象度を超えた「方法」です。
L-082:2021年3月シークレットレクチャー
-05;「非言語」が重要なのはなぜ?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html
言語抽象度を超える過程で、私の思考は左脳→右脳言語野に変わっていたはず。
Q-304:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか? <Ops編;〇〇〇化>
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30891147.html
その「右脳言語野」での思考をわかりやすく表現すると、「何となく」という体感でしょうか。
L-085:2021年3月シークレットレクチャー
-08;「feel」の体感
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30185249.html
「相手の潜在能力を引き出し」は、これまでのブリーフシステムを超越するという“リミッター解除”のこと。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html
私は、その“リミッター解除”のための重要な条件が「気楽」だと思っています。詳しくはこちらでどうぞ↓
F-284~:気楽 ver.2
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html
「この『超情報場』を変化させて」は、「過去の記憶でつくられた現状の(可能)世界w0」から「新たな可能世界w1」への移動のこと。
F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html
「新たな可能世界w1」を生みだすのはゴール!
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html
「超情報場」=可能世界とはコンフォートゾーンのことでもあります。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html
そして、その「超情報場」=可能世界=コンフォートゾーンとは、「コーチとの縁起により高まるゴール側の臨場感」です。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html
*詳しくはこちらでどうぞ↓
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html
最後の「問題の解決(を図る)」は、もちろん、クライアント自身のマインドで起こります。RAS&スコトーマがダイナミックに変化することによって。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html
ちなみに、「RAS&スコトーマの変化」というのは、「コップの水が半分しか…」から「半分も…」に変わるといった類のものではありません。視点を上げて「『コップ』の機能そのものを感じる」というものです。
F-254~:イノベーションがうまれるとき
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421781.html
そのときに起こっているのは「ゲシュタルトの統合」。その結果、理解がより深まります。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html
苫米地博士は著書「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(徳間書店、p204)内でこのような表現をされています。
「ゴール」と「現状の自我」という抽象度の違う次元の間に、臨場感という橋を架けることで、現状の自我が認識できる部分情報とゴールの世界(全体)との間に双方向性が働いてゲシュタルトがつくられます
Kindle版はこちら↓
「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア |
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その「臨場感という橋」というイメージが、「コレクティブ・エフィカシー」と重なって感じられました。まさにゲシュタルトが再構築された感じで。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html
コレクティブ・エフィカシー
…縁起が生みだす力は、さらなる縁起のつながりの中でひろがっていきます。
つまり、「抽象度の高い方法で相手の潜在能力を引き出し、この『超情報場』を変化させて、問題の解決をはかる」が拡大するということ。詳しくはこちらでどうぞ↓
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html
その先にあるのは“無敵”!
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html
…以上が、「コーチング理論のコアに触れた」という体感の言語化です。「何となく」といったぼんやりとしたものを理論と紐づけながら言葉にしてみました。
田島コーチと私の縁起(シナジー)が、皆さまにとっても「いきなり抽象度の高い方法で、相手の潜在能力を引き出し、この『超情報場』を変化させて、問題の解決を図る」という縁起になることを願っています。
苫米地式コーチング認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-追記-
この原稿を書きながら思い出した苫米地博士との縁起(シナジー)を紹介します。
博士に「今でも『東京に行く』と言ったらぶっ飛ばされそうです」と伝えたら、「妻からぶっ飛ばされそう」という意味に勘違いされましたw
私が「ぶっ飛ばされそう」と感じているのは医療・介護従事者のこと。とくにコロナ(&ワクチン)禍以降、医療現場の緊張&疲弊はますますひどくなっています。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html
一方、妻や子どもたちは完全に私を受け入れてくれています。コーチとしてのゴールを共有してくれているから。そして、コレクティブ・エフィカシー。
苫米地博士の働きかけにより、「私のまわりではネガティブな言動が増えているような気がする」の「私のまわり」から家族が除外されていることに気がつきました。
F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html
そして、「すべて自分のマインドが生みだしている」ことや家族というカテゴリに関してはすでに「ゴール側の世界を生き、RAS&スコトーマをコントロールしている」ことを実感しました。
Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識してるものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html
これも「いきなり抽象度の高い方法で、相手の潜在能力を引き出し、この『超情報場』を変化させて、問題の解決を図る」ことの貴重な実体験。あらためて本物のコーチとの縁起の力を感じました。
-告知1-
2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。
メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~Reload&Revolution~」。詳細はこちらでどうぞ↓
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html
R5.4/2に予定していた最終回「抽象度」は中止することになりました。御了承ください。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30969181.html
-告知2-
クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。
一緒に楽しみましょう!
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html
-関連記事-
F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420579.html
Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html
Q-230~:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416986.html
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