Q-297:弟子にしてください

 

 コーチング・デ・コンパッションクラブ(CoacHing de Compassion ClubCHCC)やオンラインセミナーについてお問い合わせいただいた方より御相談をいただきました。ありがとうございます。

 そのやりとりの一部をまとめます。

 (変更を加えています)

 

 *コンパッションクラブはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 *2022年度オンラインセミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 

Q1それらを抽象度一つ上げて包摂するとCoach Tさんの弟子にして頂きたいと考えています。(もちろん苫米地博士の弟子ではあります)

Coach Tさんの大量のブログ記事は、苫米地理論をベースにトゥールミンロジックが取り入れられています。そして苫米地理論の解釈を広げられ、全体として巨大なゲシュタルトを形成されています。

また内容は、基本的に読者の質問に対して、釈迦が弟子に行っていたとされる対機説法的で1つの視点に縛られず多面的に応えられています。

趣味の音楽に対する造詣も深くとても共感しています。

コンパッション・クラブ活動自体が、コンパッション無くして出来ない事だと思います。

そしていつも笑顔でいらっしゃいます。苫米地博士もいつも笑顔で楽しそうに話されていらっしゃいますが、Coach Tさんと重なります。

鏡の中の自分にも、他の人にも笑顔で接したいと思います。

 

A1:まず最初に重要な話を。私は「CoacH T」です。

CoachingHealingを同時に行っている」というイメージで活動しています。最近の苫米地博士のセミナータイトル風にいうと、「脱洗脳×コーチング」という感じ(イメージです)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

そんな私はクライアントさんとの関係は契約期間中に限定し、その間もなるべくラポールを形成しないように心がけています。

 F-206:マトリックス/Matrix -01<ストックホルム症候群>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

それは、コーチングに関してもですが、とくにヒーリングにおいて重要なポイントだと感じています。

Q-068~69:認知的不協和の状態にあり頭痛が

Vol.5;ヒーリングとコーチングの関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14400982.html

Vol.6;セルフヒーリングとセルフコーチングのコツ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14524490.html

 

 そのような理由により、「弟子にして頂きたい」という申し出にはお応えしておりません。どうぞ御理解ください。

 

 

Q2:返信ありがとうございました。

メールを送信して、正直違和感を感じていたのでハッキリと伝えて頂き助かりました。

コーチはクライアントの利益100%であるのならば、クライアントが未来のゴールに向けてMindを本人の責任と自由の元で発揮させることが、利益100%であるはず。

そう考えれば、『弟子である』事が本来のMindの機能を果たすのか?

ただMindが機能し始めた今、フワフワした感じは否めなく、何処かに頼りたいと感じたのは確かでした。たぶんその為に思い付いたのだと思います。

やはりこういう時は、バランスホイールを意識しながらのゴール設定がいいのでしょうか?

情報空間ではグルグル頭をフル回転させているつもりですが、何をどうして良いのか?

まだ良く分かりません。

 

A2:「必ず解決できる」という根拠なき確信を、結果として得られることがHealing

そのように私は考えています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28053878.html

 

 そのようなHealingの秘訣は「生命力のすごさを素直に感じる」ことであるはず。コーチングのフレーム(ゲシュタルト)でいうと、ゴールが生みだすエネルギーと創造性を確信することです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 エフィカシーの定義は「自分のゴール達成能力の自己評価」ですが、私は「ゴールが生みだすエネルギーと創造性の確信」「生命力の確信」まで含めてエフィカシーだと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 もう一つ。コーチはクライアントのコンテンツには関わらず、スコトーマにも直接的には言及しません。マインドの使い方を教える過程で自然とスコトーマが外れ、ゴールを見つけ向かっていけるように導くだけです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 直接的には言及せずにスコトーマを外す

 

そのために私は苫米地博士の言葉を紹介します。

 

 以下、「新・夢が勝手にかなう手帳 2022年度版」(サイゾー)から引用します。

 苫米地博士から直接コーチングを受けているイメージで読み進め、スコトーマを外してください。

 

 

 12Monthly Dr.Tomabechi’s Column

 自分に対するこだわりを捨てる

 「私はこういう人」というイメージは誰にでもあるかもしれません。でもこのイメージがゴール達成を邪魔します。「私はこういう人」と認識している姿は、親や友人、学校の友達や会社の同僚が作り上げたものであり、彼らから見た自分でしかありません。それもとても相対的です。それに彼らから見たあなたの像は、あなたの過去の印象から作られたあいまいなものです。そのイメージをもとにしてしまうと、それに縛られてしまいます。

 そもそも「自我はない」ですし、自分と思っている存在もないのです。例えば「私は〇〇です」という文章を100個くらい書いてみると、私という情報は私以外の情報で記述されることがわかると思います。「私は〇〇の子供です」「私は〇〇で働いています」「私は〇〇が好きです」などと自分の特徴を書き連ねてみると、自分を記述しようとしているのに、自分以外のことしか記述できないことに気づくでしょう。そもそもすべての存在は、他の存在との関係性の中で決まってきます。これをお釈迦様は縁起と言いました。まさに縁によって起こるのがすべての存在です。ですから、あるといえばあるし、ないといえばないのです。すべては「空」なる存在なのです。縁起によって、認識され、存在するのです。

 同様に「私」や「自我」もそうです。自我は点のようなもので、網の目のような縁起のネットワークの結節点です。その点はあるといえばあるし、ないといえばないのです。それに関係によって、どんどん変わっていきます。ですから、自分に対するこだわりはない方がよいのです。自分のイメージにこだわると、自由にゴールを描くときに邪魔になります。
 引用終わり

 

 

 以上、私の回答です。

 御相談ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細は後日あらためて御案内いたします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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新・夢が勝手にかなう手帳2022年度版