L-064:2020年9月シークレットレクチャー -04;物理=カオス=「仮」と「空」を包摂するもの
2020年9月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の最終回。3回を通しての全体テーマは「現世利益」、キーワードは「トータルペイン(とくにスピリチュアルペイン)」です。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html
*初回講義(2020年7月)はこちら↓
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416281.html
*2回目はこちら↓
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_417757.html
当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。
01;「生/life」を磨き上げるもの
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28467657.html
02;高次の抽象度次元に誘う存在、高い抽象度次元を志向する一人ひとり
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28485944.html
03;全面肯定しつつ、“現状の外”を志向する
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28501205.html
04;物理=カオス=「仮」と「空」を包摂するもの
ところで、「全面肯定」の「全面」をしっかりイメージすることは、抽象度を上げるための大切な取り組みにもなります。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html
さらに、それはゴールのポイント「2)自分中心を捨て去る」を実現するためのワークでもあります。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html
鍵となるのは「宇宙の構造」の理解。
「宇宙」という言葉から(トリガー)、どんなことをイメージしますか(アンカー)?
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…多くの人が「宇宙」として実感しているのは、物理的な「3次元+時間」の世界であるはず。次元とは「物体の位置点を定めるために必要な座標軸」のこと。じつは、量子の世界(10-36m)では11次元ともいわれています。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14687476.html
苫米地理論では、時空が何次元であろうとシンプルに1つの「物理次元」と捉え、その物理次元の上に「A次元(Abstract次元=抽象次元)」という情報の宇宙があると考えます。
宇宙を情報量の大小でならべる軸(抽象度)で考えると、情報空間(次元)の底面が物理空間(次元)です(物理空間は情報空間の一部)。
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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html
「抽象度が上がる」とは、「具体的情報量が減る」ことを意味します。よって、宇宙は上に行くほど閉じていく構造となります。具体的情報(量)を青色であらわすと下図のような感じです。
(底面が4次元物理空間です。もちろん、物理宇宙は四角だということではありません)
一方で、抽象度が上がると確かに具体的情報量は減りますが、潜在的情報量はむしろ増えていきます。可能性と考えるとわかりやすいでしょうか。
その潜在的情報(量)や可能性を緑色で表示すると、抽象度を軸にした宇宙はこのように考えることができます。
(赤い四角が物理空間。もちろん、2次元平面や四角という意味ではありません)
「全面肯定」の「全面」をしっかりイメージすることとは、“自分”を定義するあらゆる縁起を同時に意識に上げるということ。
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“自分”を定義する縁起が増えれば増えるほど、抽象度(次元)を上げることができます。
例えば、チワワやシェパードだけでは「犬」という抽象度に留まりますが、そこにアメリカンショートヘアが加わると「哺乳類」まで抽象度が上がります。さらに、文鳥が入ると「脊椎動物」に、マダコやカブトムシが入ると「動物」に、ソメイヨシノが加わると「生物」まで上がっていきます。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html
縁起が増えるほど抽象度(次元)が上がる
…それがゴールのバランスホイールが重要な理由。高い抽象度次元が持つポテンシャルエネルギーを縁起力として、すべてのゴール実現に利用することができるようになります。
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人の思考・情動は物理空間とは全然違うA次元にまで連続的にひろがっています。
より多くのゴールを同時に意識に上げるほど、そして、より多くの縁にしっかり関心を向けるほど、宇宙はますますシンプルになり、可能世界(possible world)はどんどん拡大していく
…それが前頭葉が発達した人間にとっての宇宙の理。
だからカオス(chaos)の反対はコスモス(cosmos)。一言でいうなら空(くう)です。
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物理=カオス=「仮」と「空」を包摂するものが「中」。中観宇宙=コスモス
…あらゆる過去、現在、未来(可能性)が結実しているのが物理空間の「今、ここ」という4次元座標。だから…
エネルギーが一点に集まっている「一期一会」の体感が「現世利益」
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その反対に、物理空間上の一点から、すべての過去、現在、未来(可能性)を観る。そして、そのすべてを「全面肯定」することが、「一念三千」の実践といえるはずです。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html
(L-065につづく)
苫米地式コーチング認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-追記-
さらに、それはゴールのポイント「2)自分中心を捨て去る」を実現するためのワークでもあります
…さらに2いうと、それは教育が目的としている「人間形成」を実現します。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html
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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28496983.html
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クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。
一緒に楽しみましょう!
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html
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