F-223:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <5th. Step -前編;Into The Fire>
若い頃の私は、「不安と不満」「悲しみと怒り」が混ざり合ったような混沌の中で生きていました。
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無理に押さえつけようとする力に猛烈に反抗する感じで。
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あの頃の私へ、そして同じような境遇の若者へ、コーチとして贈ります。
<1st. Step;「どうせ私なんか」と思った時は…>
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<2nd. Step;絶対大丈夫!>
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<3rd. Step;覚悟を決める!>
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<4th.
Step;不満から希望へ>
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<ちょっとブレイク;今、親を憎んでいる人たちへ>
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5th. Step -前編;Into
The Fire
少し私自身の過去についてお話しします。
(本当は過去は一切関係ありません。コーチングは未来だけです)
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今のあなたと同じように、若い頃の私は親を憎み、たいていの大人たちを敵視していました。「長生きなどするつもりはない」「太く短く生ききる」「大人になる前に消えてやる」なんて言葉を吐きながら。
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一方で、未来に対して淡い希望も抱いていました。ある映画の影響です。
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少しばかりかっこをつけていうと、「不安と不満のはざまに希望を見つけていた」という感じ。
でも、その希望はすぐに消えてしまいます。不安か不満のいずれかがスコトーマに隠してしまうからです。
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スコトーマを外して希望を抱き続けるために(アンカー)、当時の私が行っていたのが音楽を聴くこと(トリガー)。
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不安や不満に襲われるたびに、自分に言い聞かせるように音楽を聴いていました。今思うと、コンフォートゾーンを作るためのセルフトークとして利用していたのだと思います(「現状の中」「理想的な現状」ですけど)。
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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html
とくによく聞いていたのがブライアン・アダムス(Bryan Adams、1959年~)の「Into The
Fire」。もう30年以上経つのに、イントロを聞いただけで(トリガー)、もがき苦しんでいたあの頃の記憶が鮮やかによみがえります(アンカー)。
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公式チャンネルの動画は弾き語りバージョン。しかし、それはそれであの頃の思いが静かにこみあげてきます↓
Bryan Adams - Into The Fire
- YouTube
誰からも縛られたくない
型にはめられたくない
可能性を奪われたくない
自分を見失いたくない
暗闇を抜け出したい
希望を抱き続けていたい
情熱に突き動かされていたい
いつまでも光に包まれていたい …
そんな思いを抱きながら、よく歌詞を書き込んだものです。真っ白いノートに。何度も、何度も。
Life – thin as a thread
Sometimes you’re lucky
Sometimes you’re better off dead
人生-それは糸のように薄い
ときには幸運が舞い込むし
時には死んだ方がましだと思うこともある
Your first breath is taken
and into the world you are cast
You long for tomorrow,
while
living each day as your last
生まれてすぐに
君はこの世の中に放り込まれた
君は明日を待ちわびている
一日一日を人生最期の日として生きながら
Well, I know what your heart desires
But you can’t take it with you
Into the fire
君の心が望んでいるものはわかっているよ
しかし君は持っていくことはできないんだ
炎の中には
Now you’ve done all you can
Your life’s at the crossroads
You watch as it slips through your hands
もうできるだけのことはやった
君は人生の岐路に立たされていて
何かが両手をすり抜けていくのを見ているだけ
So, stand on the mountain and shout in
vain at the sky
But nobody hears you – the words only
echo inside
Oh, shelter the flame – it may expire
Risin’ up from the ashes
Into the fire
そして君は山頂に立ち、空に向かって虚しく叫んでいる
でも誰も聞いてはいない – 言葉は君の中で反響するだけ
さあ 炎を守るんだ – 燃え尽きてしまうかもしれない
灰の中から立ち上がるんだ
そして炎の中へ
There’s a moment in every man’s life
When he must decide what is wrong and
what’s right
誰の人生にもそういう瞬間が訪れる
何が間違いで 何が正しいかを 決断するときが
You could wait for your dreams to come true
But time has no mercy
Time won’t stand still for you
君は夢がかなうのを待つことができる
しかし時は容赦なく流れていく
時は君のために待っていてはくれない
Well, I know what your heart desires
Crawlin’ out from the wreckage
Into the fire
君が心から欲しているものをわかっているよ
残骸の中から這い出すんだ
そして炎の中へ
Just hold on to your life down to the
wire
Oh, out from the dragon’s jaws
Into the fire
ギリギリのところで耐えて生き抜くんだ
そして竜の口から火となって飛び出そう
炎の中へ
Into the fire
Into the fire
Into the fire ...
…ところで、若き日の私は「Into The
Fire」を「火中の栗を拾う」といったイメージでとらえていました。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html
きっとその影響です。
その後の人生で決断を迫られた時は(Your
life’s at the crossroads)、より困難な方を選択してきました。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7556145.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702279.html
「『火中の栗を拾う』といったイメージ」がブリーフをつくり、「困難な方を選択する」というハビット&アティテュードとなってあらわれたのです。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26648449.html
ところが、認知科学者 苫米地英人博士との縁で、「Into The Fire」のイメージは変わっていきました。
「The Fire」とは、不満から燃えひろがる炎ではなく、必ず成し遂げると決めたゴールからあふれだす光
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html
…次回(F-224)が私からのラストメッセージです。
「失意→安心/確信→覚悟→希望」という心の変革とともに手に入れる「Into The Fire」をぜひ体感してください(feel!)。あなたならできるはずです。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html
(F-224につづく)
苫米地式コーチング認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-追記-
不安や不満に襲われるたびに、自分に言い聞かせるように音楽を聴いていました。今思うと、コンフォートゾーンを作るためのセルフトークとして利用していたのだと思います
…今回御紹介した「Into The
Fire」でいうと、セルフトークというよりは、ユーアファメーション(You Affirmation)に近いかもしれません。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8292493.html
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