F-220:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <4th. Step;不満から希望へ>
若い頃の私は、「不安と不満」「悲しみと怒り」が混ざり合ったような混沌の中で生きていました。
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無理に押さえつけようとする力に猛烈に反抗する感じで。
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あの頃の私へ、そして同じような境遇の若者へ、コーチとして贈ります。
<1st. Step;「どうせ私なんか」と思った時は…>
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<2nd. Step;絶対大丈夫!>
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<3rd. Step;覚悟を決める!>
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4th. Step;不満から希望へ
若いあなたは、心の力によって、「未来の自分」を臨場感豊かに想像することができます。まるで献立を決めるように。
そして、課題を克服しながら「未来の自分」を創造し、本当に現実化することができます。いつもの食事のように。
過去の呪縛や不安よりも、未来の希望や期待に対して、遥かに大きく強い臨場感を感じることができるからです。それが若さの特権!
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その特権を存分に使ってゴールを設定してください。
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そして、覚悟を決めるのです。「覚悟を決める」とは、自分の自由意思で決めたゴールに責任を持ち、ドリームキリングに立ち向かうということ。
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ゴールに向かう覚悟(&責任)が、スピリチュアルペインを克服する力の源です。
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あなたのスピリチュアルペイン克服の過程は、まわりの大人たちをも救うことになります。すべては縁起であり、つながっているから。
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楽しみでしょw
今まであなたが抱えていた不安と不満は、もはやあなただけのものではありません。それはあなたと縁ある人たちにとっての希望。
じつは希望とは生命力そのもの。人が人であるためのエネルギーです。
PMⅠ-04-04:収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係
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それでは不満を希望というエネルギーに変えていくポイントをお話しします。
不満とは「今いる状況に納得できず、もの足りなさを感じている状態」です。「納得できない」のは期待と現実の間に大きなギャップがあるから。それを認知的不協和と呼びます。
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復習しましょう。
「期待」を生みだすのはブリーフシステムでしたね。ブリーフは過去の記憶でつくられています。
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そのブリーフを「ゴールを達成した未来の記憶(future memory)」によって書き換え、さらに強化していくことが「覚悟を決める!」です。そのとき強化されるのは「絶対大丈夫!」「絶対にできる!」という確信。そのような「ゴール達成能力の自己評価」のことをエフィカシーといいます。
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ゴールを設定しエフィカシーを高めている間に現状に対する不満(=認知的不協和=エネルギー)が湧き上がってきたら、その不満を冷静に分析してみましょう。「冷静に」とは「情動を排除し、論理的に」という意味。
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分析といっても、次の2つのどちらなのかチェックするだけで大丈夫。2nd. Stepで「不安」を分類したのと同じ要領です。
F-218:不安と不満のはざまで… <2nd.
Step;絶対大丈夫!>
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「自分の現状に対する不満」か?
それとも「他人に対する不満」なのか?
自分の現状に対する不満とは、「なかなか成績が上がらない」「思い通りに行動できない」「わかっちゃいるけどやめられない」といったもの。自分の行動は、自分の意識次第でいくらでも変えられます。行動が変われば状況が変わり、不満は解消に向かいます。
つまり、自分の現状に対する不満は完全にあなた次第であるということ。その場合、不満は「ゴールに向かう原動力」です。
F-032:ある医師の勇気に触れて学んだこと
~〇〇〇→思考→言葉→行動→習慣→性格→運命→〇〇→~
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なかなか意識が変えられない時は、「私はこんなに頑張っているのに…」という思いがないか確認してください。「こんなに頑張っている」は「だから私は悪くない」に変わり、いつしか「きっと〇〇のせいだ」を経て「絶対に〇〇が悪い」に変わっていきます。
「他人に対する不満」が他人を責める「他責」になってしまうと、あなたは自分の意識を変えることが困難になり、行動を変えられなくなります。「だって私は全然悪くない」のだから。
S-04-08~10:自分を変えることができない理由
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22890937.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22962354.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23031314.html
不満という感情をコントロールする秘訣は、1)「自分は悪くない」という思いを捨て、2)「自分の方こそ何か悪い点や至らないことがあるのではないか?」と内省することです。
自分を客観的に見つめ直すからこそ、人はスコトーマ(心理的盲点)を外すことができます。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html
そのことを幕末の萩藩士 吉田松陰は「反求(はんきゅう)」「在身(ざいしん)」と説きました。下記リンク記事で関連するワークを紹介しています。ぜひ心に留めておいてください。これから大人になっていくあなたにとって、とても大切なワークですよw
S-04-17~18:反求と在身
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23437901.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23512794.html
先ほど「『私はこんなに頑張っているのに…』という思いがないか確認してください」と書きました。もしも「頑張っている」に気づいたときは、ゴール設定に失敗していると思ってください。Have toが紛れ込んでいます。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html
一度だけ「私らしくなかった」とセルフトークをして、すぐにゴールを再チェックしてみましょう。
□ 本当にwant toか?
□ しっかり納得して決めたことか?
□ 止められてもやりたいことか?
□ 他人や社会の評価を気にしていないか?
□ 「自分だけよければいい」というものではないか?
□ 社会性はあるか?
□ 理想的な現状ではないか?
□ 人生の大きな目的にあっているか?
ゴールが大丈夫そうなら、次はゴール側のコンフォートゾーンをつくりなおしてみましょう。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html
「私は〇〇していてうれしい/楽しい/誇らしい」とセルフトークを行いながら、ゴール(未来)側の自分の姿をイメージしてください(ビジュアライゼーション)。
言葉(word)を使って映像(picture)を強化していきながら、そこに情動(emotion)を貼り付けていきます。そのコツは「リラックスし楽しむこと」です。
F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html
イメージの(I)臨場感が高まるほど(V)、そのイメージは現実化していきます(R)。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html
なぜなら、人間のマインド(脳と心)には「臨場感が高いイメージを現実とし、そこに自分の意識や行動を合わせようとする性質」があるから。
現状の外にゴールを設定し、そのコンフォートゾーンを維持できれば、自然と行動が変わり、あなたは不満だらけだった状態からいつの間にか抜け出しています。まわりに満ちあふれている希望をますます感じ取ることができるでしょう。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html
その後は「VW」!
F-125:VW
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21491696.html
(F-221につづく)
苫米地式コーチング認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
―関連記事-
S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html
S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html
Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html
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