Q-212:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか? <回答3KからSへ>

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか? いつも邪魔ばかりされています。どう対処するべきでしょうか?

 

<回答1:ゴール&リーダーの観点で>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26886756.html

<回答2:認知的不協和が生じると(ワーク付き)>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26933840.html

<回答3KからSへ>

 

A今は現状維持さえも厳しい状況です。社会がどんどんnervousになっていく中では、あなたがゴールやCZをうまく隠したとしても、ドリームキリングが生じかねません。ましてや、ゴールを公言しエフィカシーが満ち溢れるリーダーであれば、きっと今まで以上にひどい攻撃の対象となってしまうことでしょう。

 では、どうすればいいのでしょうか?

 私は、やはり、答えはコーチングの原点にある気がします。

コーチングの祖 ルー・タイスさんの言葉を紹介します。

 

 All meaningful and lasting change starts first on the inside in your imagination and works its way out into reality.  

 

すべての意味のある、永続的な変化は心の中のイマジネーションから始まり、やがて外側の現実を変えていく

 

 すべては自身のマインドから。

 

<回答1>で「“現状の外”にゴールがあるからドリームキラーが生まれる」ことを説明しました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

その最初の一人であり、かつ最大のドリームキラーとなるのは、じつは、自分自身です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 なぜなら、ゴール側のコンフォートゾーン(CZ)をいち早く感じられる一方で、誰よりも強い臨場感で現状を認識しているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 目の前の世界は自身のブリーフが生みだしています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 それは記憶が紡ぎだす世界。

他人や社会の価値観がたっぷり刷り込まれ、「うれしい」「悲しい」等の情動がしっかり紐づいた記憶のかたまりです。それは1つのゲシュタルトと考えることができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ホメオスタシスで強力に維持されるゲシュタルトです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 なので、ドリームキラーを敵対視する次元のままでは、決してうまくいきません。繰り返しますが、最大のドリームキラーは自分自身なのです。

 Q-203:「自分自身が最大のドリームキラー」という意味はどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26417115.html

 

 ぜひ、「ドリームキラー」をゴールに向かう上での大切な縁起と捉えてください。対立する存在(anti)ではなく、ゴールが生みだす重要な縁(with)だと理解してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 すると、ドリームキラー(K)がドリームサポーター(S)に変わっていきます。いつの間にか“ドリーム”に同調し、内部表現が書き換わり、共有するゴールを見つけだすから。

 Q-012:ドリームキラーを気にせずに前進するために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html

 

 その共有するゴールの抽象度が上がっていくほど、“幸福”がどんどんひろがっていきます(withwell)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 それは“無敵”。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 心が「競争」にロックオンしたままだと、いつまでも「世の中はドリームキラーばかり」ですよ。本当は「共想」であり、「協奏」であり、「共創」です。

 シンの「対処」は、まずは自身の心からはじまります。

 

 

 All meaningful and lasting change starts first on the inside in your imagination and works its way out into reality.  

 

すべての意味のある、永続的な変化は心の中のイマジネーションから始まり、やがて外側の現実を変えていく

ルー・タイス(Lou Tice 

 

 

 以上が私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

すると、ドリームキラー(D)がドリームサポーター(S)に変わっていきます。いつの間にか“ドリーム”に同調し、内部表現が書き換わり、共有するゴールを見つけだすから

 

 以下、認知科学者苫米地英人博士の著書「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(徳間書店、開拓社より復刊)より引用します。

 

ドリーム・サポーターを増やす方法

 加えて、新しいコンフォート・ゾーンのイメージの臨場感が高まれば、自分が変わるだけではありません。周囲の人たちもあなたの臨場感に対してホメオスタシスが働き、あなたを応援する「ドリーム・サポーター」へと変わっていきます。

 「会社を辞めて起業したいのだが、妻が理解してくれない。その話をするたびに猛反対されてケンカになる」

 そういう人は、新しいコンフォート・ゾーンのイメージに対して臨場感が高まっていないのです。もし自分の中で十分に臨場感が高まっていれば、妻も、周囲のほかの人たちも臨場感に同調して、新しいコンフォート・ゾーンに向かってホメオスタシスが働き、応援してくれるようになるはずです。

 夢への挑戦を周囲から猛反対されているという人は、その人の中で新しいコンフォート・ゾーンのイメージへの臨場感がまだ低いということですから、そのまま挑戦しても成功する見込みは薄いでしょう。

 もし本人の中で本当に臨場感が高まっていれば、周囲からのドリーム・キラー的な雑音は減り、それどころか人々が支援してくれるようになるはずです。

 あなたに対する周囲の人たちの反応は、臨場感が十分に高まっているかを計る一つの指標となります。新しいコンフォート・ゾーンのイメージに対して臨場感が高まるほど、ドリーム・サポーターが確実に増えていくからです。

 

 

-追記2

 その共有するゴールの抽象度が上がっていくほど、どんどん“幸福”がひろがっていきます(withwell

 

 ひろがっていく“幸福(well-being)”について、こちらをどうぞ↓

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 

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