Q-211:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか? <回答2:認知的不協和が生じると(ワーク付き)>

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか? いつも邪魔ばかりされています。どう対処するべきでしょうか?

 

<回答1:ゴール&リーダーの観点で>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26886756.html

<回答2:認知的不協和が生じると(ワーク付き)>

 

Aドリームキラーがあらわれたときは、まずはその状況を肯定しましょう。「私らしい!」「Yes, I’m good!」と。あなたはすでにコーチング実践者であり、リーダーです。

そのようなセルフトークは、「ネガティブループ」のマネジメントにもなります。

その後、自分自身が“現状の外”にゴールを設定した結果であることをしっかり認識した上で、ゴール実現のための大切な縁起であることを理解し、見つけた課題(ケース)を解決(プラン)していってください。

その積み重ねが 3)責任能力 を育てるはずです(自責)。

 

 もちろん、その道のりは簡単ではないはず。なぜなら、コロナ禍が続き、不安や恐怖、絶望や諦めといったネガティブな空気が蔓延しているから。

 F-139:沈黙の春

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22636357.html

 F-189~:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410505.html

 

 今は誰もが「Fight or Flight」に陥りやすい危険な状態にあるといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 「Fight or Flight」に陥ると、心身とも「らしくない状態」になってしまいます。IQが低下するため本来の創造性を発揮することができなくなり、身体がこわばるためミスが起こりやすくなります。

モチベーションでいえば、「have to」に襲われているような状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 そんなこわばった心身でミスを連発していけば、セルフイメージはますます低くなっていき、パフォーマンスがどんどん悪化してしまいます。「ネガティブループ」です。

 Q198:ネガティブループにはまって止観やヒーリングにすら取り掛かれません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26282829.html

 

 セルフイメージが低くなることは、コンフォートゾーン(CZ)が引き下がることと同義。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 低いCZは「現状維持の壁」を生みだし、ますます「have to」を強化していきます。

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 PM-06-07:仮説02)「want to」「have to」とコンフォートゾーンの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

 

 そして、自分のCZにまで他者を引きずり下げようとするようになります。それがドリームキリング。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 そのエネルギー源は「認知的不協和(Cognitive Dissonance)」といえます。

 PM-02-07:認知的不協和

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 Q-178:家族ががんで治療中です… -02;エネルギーと創造性の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

 認知的不協和が生じると、粗探しをして(まずは陰で)非難しはじめます

 認知的不協和が生じると、プラス面をあえて無視し続けます

認知的不協和が生じると、情報を操作し貶めようとたくらみます

 認知的不協和が生じると、難癖をつけて排除しようと試みます(「だまし討ち」まで行って)

 認知的不協和が生じると、表面上は穏やかに取り繕っても、心はいつも被害的かつ攻撃的

 

自分が正しいと信じて疑わず、合致しない考えは全て「ウソ」「デマ」「クズ」扱い。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 同じような仲間が集まると(あるいは既得権益だと)、執拗に個人攻撃を継続し、「あいつが悪い」「信用できない」「あいつさえいなくなれば」と他者批判(自己肯定)。

そんなこんなで低いコンフォートゾーンをしっかり維持しようとし続けます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249780.html

 

セルフイメージが下がってしまったゆえの行為であることに無自覚なままだと(スコトーマ)、ますますダークサイドに堕ちていくでしょう。SW風に表現するとw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11594310.html

 

 

 世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか?」に対して、前回は「あなたにゴールがあるから」と答えました。それはあなたのCZが引き上がることで、相対的に認知的不協和が生じるということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 しかし、今は現状維持さえも厳しい状況です。社会がどんどんnervousになっていく中では、あなたがゴールやCZをうまく隠したとしても、ドリームキリングが生じかねません。
 ましてや、ゴールを公言しエフィカシーが満ち溢れるリーダーであれば、きっと今まで以上にひどい攻撃の対象となってしまうことでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 では、どうすればいいのでしょうか?

 

 私は、やはり、答えはコーチングの原点にある気がします。

 

コーチングの祖 ルー・タイスさんの言葉を紹介します。

ぜひルーさんのあたたかい“気”を感じながら(V)、究極のドリームキラー対策をイメージしてみてください(I)。それが今回のワークです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 All meaningful and lasting change starts first on the inside in your imagination and works its way out into reality.  

 

すべての意味のある、永続的な変化は心の中のイマジネーションから始まり、やがて外側の現実を変えていく

 

 

Q-212につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 ぜひルーさんのあたたかい“気”を感じながら(V)、究極のドリームキラー対策をイメージしてみてください(I

 

 秋の夜長に、ルーさんの著書はいかがでしょうw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

    アファメーション(フォレスト出版)

    望めば、叶う(日経BP

    成功の暗号(桐書房、筑波大学名誉教授 村上和雄先生との共著本です)

 

 

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ルー・タイス氏書籍