L-035:2020年4月シークレットレクチャー -04;エフィカシーとは縁起の結実の確信
2020年4月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の最終回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、サブテーマは「自由」(1月)、「貢献」(3月)、「超越」(今回)です。
L-001~:2020年1月シークレットレクチャー
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html
L-023~:2020年3月シークレットレクチャー
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html
当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。以下の課題について、ぜひ自分自身のオリジナルな解を見つけ、感じてください(Don’t think, feel!)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html
1:四苦を超越する
2:ヴィーゼルの言葉を超越する
3:スピリチュアルペインを超越する
01;「自由」「貢献」につづく言葉
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26588304.html
02;「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」の関係性
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26626963.html
03;「自由」とゴールと「貢献」の関係
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26648449.html
04;エフィカシーとは縁起の結実の確信
「生きている誰もが、老い、病み、そして死を迎える」という事実を、私たちはどのように受け入れればよいのでしょうか?
「死」という未来(=人生のはじまり)に、どのようなゴールを設定するべきでしょうか?
…実際の講義に参加された方々はもちろんのこと、このブログ記事を読んでくださっている方々もコーチングに興味を持っているはず。そして、必ずゴールを設定していることでしょう。それも人生のあらゆる領域に(バランスホイール)。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html
少しの間ブログを読むのをやめて、自身のゴールについて考えてみてください。
逆腹式呼吸でリラックスを深めながら、1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)“現状の外”にあるゴールを思い描いてみましょう(I)。ゴールを達成したときの「うれしい」「楽しい」「気持ちがいい」「清々しい」「誇らしい」という体感を存分に味わいながら(V)。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html
…今思い描いたそのイメージは、年齢を重ねるとともにだんだんできなくなっていきませんか?
残念なことに、私たちは、物理空間では必ず年老いていきます。
(*その一方で、高次の情報空間では完全にマインド次第です↓)
F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html
コーチになりたての頃、私は、「医療・介護の現場でどのようにゴール設定をサポートするか?」とずいぶん悩みました。とくに高齢のクライアント(患者)さんはどんどん年老いていくし、その先にある死を実感しはじめるから。
(*注意! 本来、コーチは家族や社員など利害関係者にコーチングは行いません↓)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html
そんな悩みを解決するきっかけ(縁)になったのが、前回(3月)の講義で紹介した「75歳以上では延命治療は不要」という衝撃的な主張です。
L-027:2020年3月… -05;75歳以上では延命治療は不要?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26099140.html
簡潔に述べると、その主張に欠けているのは「縁起の視点」。感じた違和感を掘り下げるうちに、そのように思い至りました。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html
話が少し逸れますが、じつは、「『縁起の視点』が欠けていること」そのものが健康に悪影響を及ぼします。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html
例えば、米ブリガムヤング大学
ホルトランスタッド教授の30万人以上のデータを対象にした研究によって、「社会的つながりを持つ人は、持たない人に比べて、早期死亡リスクが50%低下する」という事実が明らかになっています。
同様の研究や調査結果は、とくにCOVID-19以降、たくさん報告されています。
F-186:「新型コロナ…」との縁で気づいたこと-03;3つの“感染症”
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25734821.html
前回(3月)の講義で考察したとおり、たとえ能動的な貢献ができなくても(できなくなったとしても)、縁起のつながりの中で誰かの役にたてばそれは立派な「貢献」です。
L-030:2020年3月… -08;75歳以上では延命治療は不要?<プランサイド>
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26197802.html
価値は双方向的に生まれる
…「私が何をしたか?」だけでなく、「私から誰かが何を得たか?」
その例がこちら↓
例1;F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html
例2;F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268334.html
他人の「生と死の間(にあるもの)」への関心から得られる気づきは、自分を「自由」にするだけでなく、相手にとっての「貢献」にもなります。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html
その「『必ず誰かの役にたつ(たてる)』という確信」がエフィカシーです。
つまり、エフィカシーとは縁起の結実の確信。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html
そのエフィカシーは、「ファイト・オア・フライト」を防ぐ(すぐにリカバーする)“安心”であり、スピリチュアルペインを克服し必ずゴールを達成するという“覚悟”でもあります。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html
(L-036につづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-関連記事-
PMⅠ-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html
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Hello, The Sweet Goodbye
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~「anti→with→well」partⅡ
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