Q-194:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?
Vol.3;マインドを100%活用するという覚悟(ワーク付き)
御質問をいただきました。ありがとうございます。
抜粋した下記部分について、4回に分けて回答いたします。
(プライバシーに配慮し、変更を加えてあります)
Q:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?
Vol.1;抽象度&ゴール
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25534400.html
Vol.2;不完全性
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25582843.html
Vol.3;マインドを100%活用するという覚悟(ワーク付き)
A:「マインドを使える」を「全抽象度次元に“集中”している(全集中w)」「抽象度の移動が自由にできる」と、そして「マインドを使えない」を「低い抽象度次元に囚われている」「高次の抽象度への移動ができない(しない)」という意味であるとすると、「コーチングはマインドを使える人のためのものなのか?」に対する私の答えは「そのとおり」です。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25282178.html
そのような回答(「そのとおり」)をすると、「今苦しんでいる人たちは救わないのですか?」と批判され、「自己矛盾する詐欺師」「偽善者」といった陰口を叩かれます。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6681205.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6681282.html
そんな時、私は、NilやDを心の中で握りつぶします↓
F-094~:私はイヤなことを心の中で握りつぶす
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html
きつく反論することなく、静かに(心の中で)握りつぶすのには理由があります。ゴール共有なき批判への反応はお互いにとって無益だからです。私は、11年にも及ぶ長い病院長時代に、そのことを何度も痛感しました。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html
ただし、本当に無益かどうかは、あくまでも自らに由ります。
ゴールがあり、その達成を確信している者にとって(エフィカシー)、目の前の全ての事象はゴール達成のための大切な縁起。すべて「T」です。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html
その「すべてを『T』にする心意気」が「コーチングマインド」であり「自由」。そして、「自由」には必ず責任が伴います。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13958864.html
多くのケースにおいて、「自由」や「コーチングマインド」を放棄した人が、責任回避や自己正当化のために批判を連発しているように感じられます。それは単なるドリームキリングよりも重い心の叫びでしょう。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html
御質問の意味が「コーチングはすでにマインドを使える人のためだけのものなのか?」ということであれば、私の答えは「そんなことはない」です。むしろ「マインドを使えない人」の方がコーチングのインパクトは大きいといえます。
マインドを現状維持や責任回避のために使うのではなく、未来創造や自由のために100%活用するという覚悟さえあれば、コーチングを受ける(実践する)資格があります。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html
もしも批判や言い訳が浮かんだら、すぐに「私らしくない」とセルフトークを行い、その根底にある「D」を握りつぶしてください。心の中で。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html
ところで、「ゴール実現のための活動」と「今苦しんでいる人たちを救う活動」はまったく別ものなのですが、その違いはわかりますか?
…「過去の記憶に苦しんでいる人」や「不安や恐怖に襲われ、なかなか現状の壁を壊せない人」をほっとくのかといえば、決してそんなことはありません。それは「コーチングはマインドを使える人のためのものか?」とはまったく別の話です。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html
コーチは、各自工夫を重ねながら、縁ある人々のヒーリングにも取り組んでいます。例えば、明るい世界や未来を感じられるような希望に満ちた情報発信など。
(このブログはそんな思いで書いていますw)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html
重要なのは実践です。マインドにあるイメージ(I)を物理空間でしっかりと現実化(R)するための挑戦を続けることです。もちろん、100%want toで。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html
じつは、私の師である認知科学者 苫米地英人博士は、「『世界から戦争と差別をなくす』というゴール実現のための活動」の他に、「今苦しんでいる人たちを救う活動」にも取り組まれています。それもすごく大きなスケール(=とても高い抽象度)で。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html
最後に「新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版」(Club Tomabechi)の【付録①】から引用します。ぜひ「コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?」という質問が内包する課題(case)とその解決策(plan)を見つけてください(感じてください)。
これはコーチングを学び実践する者にとって、とても×2重要なワークです。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html
サイバー・ネーションは戦争を回避する力を持つ
「チベット・ダイアスポラ」が実現すると、チベットの人たちを救うだけではありません。「チベット・ダイアスポラ」が「サイバー・ネーション」の成功例として世界に認識されれば、それが起爆剤となって、世界で「人道的な」サイバー・ネーションが次々と立ち上がることになるでしょう。
さまざまな事情によって既存の国家に保護されない、あるいは国家の保護が十分ではない人々が「サイバー・ネーション」の国民になることで人権が保護されるようになり、人としての権利を行使できるようになるでしょう。
私の設定しているゴールは「世界から戦争と差別をなくす」ことですが、この「チベット・ダイアスポラ」の活動は、このゴールの話とは少し異なります。私が目指す「世界から戦争と差別をなくす」というゴールの実現は、非常に時間がかかると思っています。決して甘い話ではなく、私の生きている間には実現されないかもしれません。
もちろん、このゴール達成を常に目指しながら生きていますが、もしかしたら、次世代の人たちに託すことになるかもしれません。世界平和は「教育」でのみ達成できると思っていますが、世界の隅々にまで、そうした平和実現のための教育が行き渡るのには、どうしても長い時間がかかります。
「チベット・ダイアスポラ」、そして、それを起爆剤として生まれるであろう多くのサイバー・ネーションの実現は、世界平和の実現というよりは、すでに起こってしまった過去の戦争によって苦しんでいる人たちの痛みを、すぐにでも和らげてあげたいという思いから生まれています。
「世界から戦争と差別をなくす」ことを目指すのは大事なことですが、目指すだけでは、いま現在、苦しんでいる人を助けることはできません。サイバー・ネーションの実現は、「世界から戦争と差別をなくす」ことに比べれば、かなり早く実現可能だと思っています。すばやく実現させて、いま苦しんでいる人たちの痛みを少しでも和らげてあげたいと思っています。
(Q-195につづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-追記-
きつく反論することなく、静かに(心の中で)握りつぶすのには理由があります。ゴール共有なき批判への反応はお互いにとって無益だからです。私は、11年にも及ぶ長い病院長時代に、そのことを何度も痛感しました
…ゴールが“無益”を“有益”に塗り替えていきます。私の“有益”を下記記事にまとめました↓
PMⅠ-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html
-告知-
今年度(2021年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。
(セミナー予定はこちら↓)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html
第1回目は2021年4月25日(日)開催。テーマは「スコトーマ」「ゴール」「エフィカシー」です。
(詳細はこちら↓)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25523198.html
超情報場でお会いしましょう!
<お問い合わせ・申し込み>
coachfor.m2@gmail.com
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