Q-188:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか? -12;「I×V=R」を用いた3rd. Step<Rを高次元への“R”へ
~縁ある者たちの役割~> vol.3
ちょっと前の話になりますが、認知科学者 苫米地英人博士のコーチング系セミナーに参加した際、受講者からこのような御相談をいただきました。
Q:母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?
(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)
「家族にはコーチングしない」ことを念頭に、母を「壮年」世代、祖父を「老年」世代と抽象化すると…
コーチとして壮年にどのように接するべきか?
コーチとして老年にどのように接するべきか?
家族として壮年にどのように接するべきか?
家族として老年にどのように接するべきか?
…と分類することができます。
(前提も「老病死が顕在化」「老病死に向き合いながら生活中」と抽象化)
…じつは、「老年(老人)」に対するコーチングについては、ヒーリングのポイントとともに過去のブログ記事で考察しています。「青年(若者)」向けのコーチング&ヒーリングのポイントも取り上げています↓
F-129~:The Sweet Hello, The Sweet
Goodbye
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html
このシリーズは、上記ブログ記事の続編として、「壮年(中年)」に向けたコーチング&ヒーリングのポイントを掘り下げていきます。キーワードは「I×V=R」!
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html
シリーズの最後は「家族としての接し方」。そこは苫米地博士の著書「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)を読み解く形でまとめていきます。ぜひお読みください(Kindle版↓)。
がんを克服できる脳 【特製音源CD無しバージョン】 | 苫米地英人 | 医学・薬学 |
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01;家族にコーチングしない理由
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html
02;エネルギーと創造性の源
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html
03;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 前編(ワーク付き)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25131114.html
04;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 後編
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25153337.html
05;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 理論編(ワーク付き)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25194921.html
06;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.1(ワーク付き)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25217507.html
07;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.2(ワーク付き)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25259581.html
08;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.3(ワーク付き)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25282178.html
09;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.4(ワーク付き)
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25324197.html
10;「I×V=R」を用いた3rd. Step<Rを高次元への“R”へ
~縁ある者たちの役割~>
vol.1
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25346333.html
11;「I×V=R」を用いた3rd. Step<Rを高次元への“R”へ ~縁ある者たちの役割~>
vol.2
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25388178.html
12;「I×V=R」を用いた3rd. Step<Rを高次元への“R”へ ~縁ある者たちの役割~> vol.3
…マズローが描いた階層は、抽象度の階層と見事に重なります。よって、マズローの「人間は自己実現に向けて絶えず成長する」という言葉の中の「人間」を「人類」に置き換えると、「人類は高(抽象度)次元に向けて絶えず進化する」と理解することができます。
つまり、青年(若者)世代が「因」で壮年(中年)世代が「果」、その壮年(中年)世代の「果」は老年(老人)世代の「因」ということ。
未来から過去への時間の流れと合わせて考えると、「因」である青年(若者)から「果」である老年(老人)へと時間が流れているといえます。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html
その中間が「壮年(中年)」。青年(若者)より記憶が豊かであり、老年(老人)と比べまだまだ時間は残されています。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25346333.html
では、「夢をかなえる方程式
I×V=R」を念頭に、因果関係(時間の流れ)や苫米地博士の言葉(下記)とともに世代間の相違を考えてみましょう。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html
がんを治すための思考は、受け入れるべきものを受け入れて、拒否するべきものは徹底的に拒否することが大切
…壮年(中年)は、記憶が豊かになっていくため「イメージをゲシュタルト化し(I)、巨大化していくこと(V)」がますますうまくなっていきます。その「I×V」はより高次の抽象度へ向かうベクトルであり、未来を想像していくことです。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html
その未来とは、世代でいえば「青年(若者)」です。わかりやすく表現すると「未来である子ども、孫、ひ孫…のことを最優先し、妥協せずに“現状の外”を志向し続ける」という感じ。
よって、現状肯定や現状維持に働くドリームキリングを「徹底的に拒否」し、「現在のコンフォートソーン(CZ)」を「“今”のCZ」で塗り替えていくことを目指します。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html
がんを治すための思考は、受け入れるべきものを受け入れて、拒否するべきものは徹底的に拒否することが大切
…壮年(中年)は、時間(と体力)的に余裕があるため「巨大なゲシュタルトをトライアル&エラーを重ねながら現実化(実装)していくこと(R)」がしっかりできます。その現実化とはより低次の抽象度へ向かうベクトルであり、最適な現実(Reality)を物理空間に創造していくことです。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html
その現実とは、世代でいえば「老年(老人)」です。わかりやすく表現すると「死が迫る老人を慮りながら、目の前の世界をよりよくしていく」という感じ。
よって、物理空間に働く因果など「受け入れるべきものを受け入れて」、まずは「現在のCZ」を快適にしていきます。希望が生み出す「“今”のCZ」を忘れずに。
コーチ兼医師として私が重要視している「全人的苦痛(トータルペイン)」でいうと、真っ先に「身体的苦痛」の軽減に取り組むということ。それと並行して、他の領域の苦痛(「心理・精神的」「社会的」「スピリチュアル」)の解消にも取り組んでいきます。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html
最後に問題です。
「がんを克服できる脳」(主婦と生活社、Kindle版あり)の中で、苫米地博士は「がん患者のためのコーチング」を解説され、さらには誌面コーチングまでされています。
なぜ博士はがんをテーマとした本の中でコーチングを強調されているのでしょうか?
(Q-189につづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-参考書籍-
「がんを克服できる脳」(主婦と生活社、Kindle版あり)
-関連記事-
「夢をかなえる方程式 I×V=R」関連はこちら↓
F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例
~映画「メジャーリーグ」~
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html
F-117~:Field of Dreams
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html
ゲシュタルト関連はこちら↓
F-019:「Connecting the dots」by スティーブ・ジョブス
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html
Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html
ヒーリングとコーチングの関係についてはこちら↓
Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいのでしょうか?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html
-告知-
青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching Project(FCP)」がはじまっています(2020年6月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。
参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。
一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!
(詳細は下記サイトで↓
FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2021に入会することで視聴できます)
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