F-173:コーチとして観る「Field of Dreams」;トウモロコシ畑の中の野球場
前回まで(~F-172)、「生老病死(=四苦)」というテーマを「anti-aging→…」という切り口で考察し、最後に下記のワークに取り組んでいただきました。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html
<ワーク>
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人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?
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未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?
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人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?
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anti-aging→with-agingの先には何があるのでしょうか?
…私は平和に至るマインドの変化が「anti→with→well」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと思っています。今後の「フリーテーマ」での投稿(F-176~)で掘り下げていきます。それまでの間、ぜひ上記ワークに取り組んでください。
それは「自己の存在と意味」を明らかにする大事な取り組みにもなります。「スピリチュアルペインの克服」です。
…並行して投稿している下記リンク記事「ブログL:2020年1月シークレットレクチャー」ともテーマが重なり、このところ重たい記事が続いています。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html
そこで3回ほど視点を変えてみたいと思います(フリーテーマ)。今回はライトなネタで。気楽にお読みくださいw
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html
…私の趣味の一つに映画鑑賞があります。
幼少期の思い出は辛いものばかりですが、映画との縁に関していえばラッキーでした。
鹿児島で上映される映画の多くをフリーで観れる境遇だったため、毎週のように映画館に通っていました。きっと情動を伴った体験の記憶が、今も残る私のブリーフをつくりあげたのですね。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html
とくに大学浪人中は、本当に毎週映画を観にいきました。確か60本以上観たはず。「人生においてこんなに映画を観れる年はない」という当時の予想は、残念なことに、見事に当たっています。単に「I×V=R」なのかもしれませんがw
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html
その頃観た映画のひとつが「Field of Dreams」です。
1989年(日本では翌年3月)に公開された「Field of Dreams」は、ウイリアム・パトリック・キンセラの小説「シューレス・ジョー」を原作に、ケビン・コスナー主演で製作されました(監督・脚色:フィル・アルデン・ロビンソン、音楽:ジェームズ・ホーナー)。第62回米国アカデミー賞で作品賞、脚色賞、作曲賞にノミネートされています。
過去のブログ記事(F-117&118)で、コーチの視点で「Field
of Dreams」を考察しています。その中で、2020年8月13日(米国時間)にメジャーリーグ(MLB)の公式戦が映画のロケ地で開催されることを紹介しました↓
F-117~:Field of Dreams
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html
御承知のとおり、昨年(2020年)、COVID-19のために世界は激変しました。MLBも影響を受け、2020年シーズンは162試合から60試合に縮小されました。そのあおりを受け、アイオワ州で初開催されるはずだった公式戦「MLB
at FIELD of DREAMS」は中止となってしまいました。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22636357.html
…これから時々「Field of
Dreams」に関するサイドストーリーを御紹介します(フリーテーマ)。今回はトウモロコシ畑の中につくられた野球場にまつわる話です。
苫米地博士が提唱される超情報場仮説とリンクさせながら、ぜひ皆さん自身の「Field
of Dreams」を感じてください。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html
アイオワ州(State of Iowa)はアメリカ合衆国中西部に位置し、「アメリカのハートランド」と呼ばれているそうです。全米50州中、陸地面積26位、人口30位(約300万人)。開拓者時代から農業に基づく経済基盤が構築され、「コーンベルト」「世界の食料の首都」と呼ばれることもあるそう。
ちなみに、「アイオワ」という名は、この地に住んでいたアメリカ先住民の部族名に由来します(昔はインディアンと呼ばれていました)。意味は「眠たがり」w
Wikipediaより引用
映画のロケが行われたダイアーズビルは、州都デモインから北東240kmの場所にあります。小さな町の東端にはトウモロコシ畑と落花生畑が広がっており、その間の砂利道を進むと畑から突き出したナイトゲーム用屋外照明が見えてくるそうです。
幻想的なラストシーンに描かれていた一本道を進むと、芝生に立つ白い家とトウモロコシ畑に囲まれた野球場にたどり着くのだそう。そこが主人公
レイ・キンセラ(ケビン・コスナー)がつくりあげた「Field of Dreams」です。
広大なトウモロコシ畑の中には、現在もロケが行われた野球場がそのまま残されています。隣接するギフトショップには記念品が展示され、壁に貼られたアメリカ地図の上に来訪者の名前が書かれた小さな紙が何百枚もピン止めされているそうです。2006年にはケビン・コスナーが再訪し話題となりました。
映画公開後ロケ地は解放されていましたが、いずれは取り壊される予定だったそうです。
世界中からのファンの来訪が途切れないことから保存を望む声が高まりましたが、野球場が作られた土地の権利問題が発生しました。複数の土地所有者間でもめたのでしょう。
映画公開から27年後の2016年、ついに問題は解決しました。シカゴ在住で投資グループを率いる夫妻が全ての土地を買収したのです。買収の理由は「初めてのデートで観た映画だったから」…
まさに「Field
of Dreams」! そして、それは縁起のつながりともいえます。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html
夫妻はレイのつくった「Field of Dreams」を残しながら、さらに夫妻自身の「Field of Dreams」を重ねていきました。劇中の
“シューレス”ジョー・ジャクソンや往年の野球選手と同じように外野に広がるトウモロコシ畑に入っていくと…
…なんと大型の野球施設にたどり着くのだそう!
そこには宿泊施設やトレーニングルームが完備され、リトルリーグの試合も行われています。映画公開時には存在さえしていなかった子どもたちが、今は亡き名選手たちと同じようにトウモロコシ畑を通ってグラウンドへ入っていく設計です。
まさに“heaven”!
以下、映画のクライマックスシーンでのある人物の言葉です。
(ネタバレになるので誰かは明かしません。ぜひ映画で確認してくださいw)
Thank you. It’s so beautiful here.
For me ...well, for me it’s like a dream
come true.
Can I ask you something?
(主人公 レイが静かにうなずく)
Is... Is this heaven?
…感動とともにそのシーンを思い出していたら、急に「MLB at FIELD of DREAMS」のことを確認してみたくなりました。
早速、MLBのHPを覗いてみると、なんと、今年(2021年)の8月12日(米国時間)にMLB公式戦として開催されることが告知されていました。FOX Sportsで生中継されるそうです。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html
コロナ禍で中止となった試合は、たとえ今年開催できなくても、いつか必ず実現するのでしょう。みんなの心は(に)すでに「Field of Dreams」に(が)あり、試合はその実装(インプリメンテーション)だから。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html
企画に携わる誰もが、きっと“声”を聞いています。
皆さんは“声”を聞いたことがありますか?
まるで“声”に導かれるかのように、夢中に生きていますか?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html
…情報空間には様々な情報場が存在しています。「Field of Hopes」「Field of Peace」「Field of fairness」、そして「Field of
Liberties/Freedoms」等々
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html
そんな情報場にアクセスしている時に聞こえてくる“声”の主とは、「未来の自分」に違いありません。ゴールを達成した自分自身です。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html
よって、「コーチングは、情報場にアクセスすることで時空を超越し、本当の自分に出会うためにある」ともいえるはず。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20576958.html
本当の自分に出会う
…今年(2021年)を「本当の自分に出会う」ためのすばらしい一年にしてみませんか?
コーチングを学びスキルを磨きあげるたびに、かつての夢はどんどん現実化していきます。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15395021.html
そして、その過程で平和に至るマインドの変化「anti→with→well」を体得し、まるで“幸福(well-being)”に包まれているように感じるのです。
その時、きっとこう思うはず...
Is this heaven?
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
MLB
HPより引用
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