ブログ・シリーズ編

S-04:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

S-04-21:鏡の中の自分に微笑みかけることができない理由

 

問題です。

鏡の中の自分に微笑んでもらうためにはどうすればいいでしょうか?

 

 告知(I-038):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22227952.html

 S-04-00(目次):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22305802.html

 

 

もしも子どもたちに「鏡の中の自分に微笑んでもらうためにはどうすればいいの?」と質問されたなら、皆さんはどのように答えますか?

 

きっと、「鏡に向かうあなた自身が微笑めばいいんだよ」と教えてあげるのではないでしょうか。

 

しかし、そんな簡単なことなのに、現実にはなかなか実行できません。

 

皆さんは、今、鏡に映った自分に対して微笑むことができますか?

本当に心から微笑みかけることができますか?

 

 

苫米地博士と出会う前の私は、自分に向かって微笑みかけることはできませんでした。

その頃を思い出しながら、「鏡の中の自分に微笑んでもらうために必要なこと」について考察しなおしてみました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12936675.html

 

これから、

1) 鏡の中の自分に微笑みかけることができない理由

2) 鏡の中の自分に微笑みかける秘訣 -私の体験-

3) 「鏡の中の自分に微笑みかけること」の本当の意味

3点についてまとめていきます。 

 

「人間関係の悩み」をテーマとするシリーズの最後に、なぜこの話題を持ってきたのか?

そんな私の意図も汲みながら、読み進めてください。スコトーマが外れ、ゲシュタルトが再構築されることで、新たな気付きが得られることを願っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 

1)    鏡の中の自分に微笑みかけることができない理由

 

 

あらゆる人々が、自分の幸せを求めて生きています

しかし、あらゆる苦しみは、自分自身の幸せを追い求めることで生まれ、他人の幸せを思うことで大切なことに目覚めるのです

 

 

これは悟った直後の釈迦が語ったとされる言葉です。

これまでまとめてきたように、「自分中心」という生き方が“苦しみ”の元凶です。そして、それは縁起を理解していないことに起因します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

「自分中心」であるために苦しみ続けている自分に対して、心から微笑むことはできませんよね。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23368649.html

 

    鏡の中の自分に微笑みかけることができない理由-1:「自分中心」だから

 

 

たとえば結婚などをきっかけに「自分中心」を克服していったとしても、心から微笑むことはまだ難しいかもしれません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23512794.html

 

なぜなら、ほとんどの人は過去にとらわれているから。

「自分中心」だったというかつての記憶(ブリーフ、セルフイメージ)から逃れられないのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

「信頼してくれている人を裏切った」「嫌がらせをしてしまった」「ごめんなさいと言えなかった」というような苦い記憶が、いつまでもその人を苦しめます。今現在がどんなにすばらしい生き方であったとしても、過去の自分が許してくれないのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

    鏡の中の自分に微笑みかけることができない理由-2:過去にとらわれたままだから

 

 

縁起を学びながら「自分中心」を克服し、時間の流れを理解することで過去の苦い記憶を乗り越えたとしても、多くの人はまだ心から自分に微笑みかけることができません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

なぜなら、未来の自分の姿に対して確信が持てないから。

確信とはエフィカシーのこと。そのエフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」のことです。よって、エフィカシーはゴール設定をしないことには生まれません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ゴールとは「人生の目的」であり「未来を創りだすもの」。それは“現状の外”に設定されるものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 しかしながら、“現状の外”にゴール設定することは、決して簡単ではありません。「コーチの存在がなければムリ」というのが、私の正直な実感です。「スコトーマが外せないから」がその理由ですが、もっというと「スコトーマの存在に気づくことすらできないから」といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879896.html

 

「私は何のために生まれてきたのか?」「私はなぜ生きているのか?」という心の叫びに答えられない間は、決して “生きる喜び”を見いだすことができません。(心の叫びがスコトーマに隠れ)そんなことを意識していなかったとしても、それは潜在的にスピリチュアルペインを抱えている状態です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293317.html

 

そんな自分に心から微笑みかけることなど不可能なはず。無意識はちゃんとわかっています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21142618.html

 

    鏡の中の自分に微笑みかけることができない理由-3:生きる意味を見いだせず、ゴールが未設定だから(&そのことがスコトーマに隠れたままでスピリチュアルペインを抱えているから)

 

 

 次回(S-04-22)は「鏡の中の自分に微笑みかける秘訣」がテーマ。具体例として私自身の体験を御紹介します。

 

 (S-04-22につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-参考書籍-

苫米地英人コレクション3

「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(開拓社、復刊版)