ブログ・シリーズ編

S-04:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

S-04-15:本当の幸せを感じられない理由 -5

 

問題です。

鏡の中の自分に微笑んでもらうためにはどうすればいいでしょうか?

私の答えは、このシリーズの最後でw

 

 告知(I-038):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22227952.html

 S-04-00(目次):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22305802.html

 

 

自分以外の人も一緒に幸せになってこそ幸せ すべてが“自分”で“宇宙”まるごと幸せ

 

自分以外の人も一緒に幸せになってこそ、人間の幸せです。

 

S-04-11で、「『自分だけの幸せ』というのは矛盾した言葉の組み合わせなのですが、どこが矛盾しているのかわかりますか?」と質問しました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23107579.html

 

人間の幸せとは、必ず自分以外の人が含まれているもの。だから「自分だけの幸せ」というものはありえません。人間の幸せとは「みんなが幸せだから、自分も幸せ」と感じるものです。なぜなら、我々は縁起上に存在しているから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

それがしっかり体得できると、名も知らぬ誰かの笑顔がますます“自分”のことのように感じられます。ミラーニューロンがフル活動する感じで。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11383670.html

 

反対に、「自分さえよければいい」という発想は、その大切な縁起(のつながり)をスコトーマに隠してしまいます。だから、自分中心の人は“本当の幸せ”を感じることができないのです。仏教では、その様を無明(むみょう)と言い表します。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879896.html

 

人間関係に軋轢を生じ、自分自身の心の傷を深くしてしまい、そして、いつまでも変化(進化、向上)することができず、チームの足も引っ張ってしまう。さらには、“本当の幸せ”を感じることもできない悲しい生き方

それが、「自分中心」という生き方です。

 

 

Q:本当の幸せを感じられない理由は?

A:縁起を理解しておらず、「自分中心」だから 

 

 

自分の快感だけを求める「ゴリラの幸せ」か、他人が幸せであることで自分も幸せを感じる「人間の幸せ」か

 

その違いは抽象度が低いか高いかの違いです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

抽象度が高いほど 自分→家族→友人→チーム→地域社会→国家→人類というように認識する人の数が増えていき、“幸せ”の及ぶ範囲(潜在的情報量、可能世界)が拡大していきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23177616.html

 

そして、その人の幸せのモノサシは、「たくさんの人を幸せにできるほど、自分の幸せも大きくなっていく」というものになっていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268337.html

 

 

幕末の日本に、「藩」ではなく、「日本」という抽象度で思考した男がいました。そしてその男は、「今」ではなく、「3000年後の日本」のために行動しました。

とんでもなく抽象度が高かった男 

それが吉田松陰です。

 

次回、松陰が「自責」の重要性について語った言葉を紹介します。その後、「自分中心」を克服するための“とても身近な方法”について取り上げます。お楽しみに。

 

 (S-04-16につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 (前回も御紹介いたしましたが)私の師匠である苫米地博士は、「自分以外の人も一緒に幸せになってこそ幸せ」「すべてが“自分”で“宇宙”まるごと幸せ」を実践されています。それもとんでもないスケールで。詳細は下記記事で御確認ください↓

 F-123~:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_393431.html

 

 

-追記2

 「Federation of Cyber States(サイバー国連邦)」については、「新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版」(サイゾー)の【付録①】に詳しく記載されています。タイトルは「ドクター苫米地がサイバー国家の大使に就任。サイバー国家連邦の実現が、結果的に『戦争のない』世界をつくるかも。2020年も、ドクター苫米地の世界平和実現プロジェクトから目が離せない! 日本や世界の情勢を正確に読み解き、2020年度を生き抜くテクニックをアドバイスする!」です。その【付録①】から一部引用します(前回引用の続きです)。

 

2020年、他人のためにお金を使おう

 2020年、いや今後はずっと、自分の利益のためではなく、他人の利益のために生きる人が、よい人生を送れるようになるでしょう。まずは、自分以外の人のために自分は何ができるかについて、徹底的に考える1年にするといいでしょう。

 これは、お金についてもいえることです。究極的には「他人のためにお金を使いましょう」ということです。

 「そんな余裕はない」と言う人も少なくないでしょう。「自分の生活が苦しいのに、他人のためになんて使えない」と思うかもしれません。

 しかし、ご自身の家の家計簿を見てください。本当にそんなに苦しい生活をされているでしょうか。贅沢品をまったく買わない生活をしている人は、ほとんどいないはずです。

 たとえば、お酒をまったく飲まない生活をしている人が、はたしてどれだけいるでしょうか。「仕事上のお付き合いだから」とか「週末ぐらい、飲まないとやっていられない」などと言って、お酒を飲むことを正当化していないでしょうか。あるいは、ちょっとおしゃれな、高価な服を買うなんてことは絶対にしないと言い切れる人がはたしてどれだけいるでしょうか。

 私は「お酒を飲むな」と言いたいわけでも、「服を買うな」と言いたいわけでもありません。あなた自身、本当に今日の食べ物に困るほど、苦しい生活をしているわけではないことに気づいてほしいのです。それは、世界的に見たら、とても恵まれていることです。

 世界には、今日の食べ物にも困るほど、苦しい生活をしている人たちが大勢います。あるいは、政治のせいで、苦しい生活、虐げられた生活を余儀なくされている人たちがたくさんいるのです。そうした人たちの存在にも目を向けて、そういう人たちのために自分は何ができるだろうかと考えてみてほしいのです。

 まずは、あなた自身にとっての必要最低限の支出とはどのくらいなのかを把握して、その分はきちんと自分自身のために使いましょう。その上で、残ったお金を他人のためにどう使うか、と考えてほしいのです。

 もしあなたがお金に余裕のある人なら、逆説的ではありますが、どんどんお金を使っていただいていいと思います。ただし、ご自分のためではなく、他人のために使ってほしいのです。ほしいものを買うという行為も、自分のためというよりは、売ってくれる人の利益のためにと思って使ってほしいのです。

 アベノミクスの失敗で、日本はデフレ脱却どころか、デフレがどんどん悪化しています。そこで、お金を持っている人がさらに消費を控えれば、デフレはよりいっそう深刻化するでしょう。そういう意味でも、お金を持っている人は、世の中のためにどんどんお金を使ってください。

 もちろん、困っている人に直接的にお金が届く使い方が一番効果的です。しかし普通の買い物であっても、それはちゃんと売っている人の利益になっているんだということに気づいてほしいと思います。

 そう考えて生きていく人こそが、広い視野を持てるのであり、本当の意味で幸福な人生を送れるのです。

 引用終わり

 

 

-参考書籍-

苫米地英人コレクション3

「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(開拓社、復刊版)

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版ver.2

 苫米地英人博士のブログより引用

 http://tomabechi.jp/archives/51598895.html