Q-151:191019/20 鹿児島セミナーレポート
-08;“今”を生きるために必要(重要)なこと
2019年10月に、鹿児島県鹿児島市(191019)と霧島市(191020)で、一般向けのコーチングセミナーを開催しました。両会場ともテーマは「万全の心身で“今”を生きる」。
ぜひ「人生の最終段階(End of Life Stage)でのゴール(機能・役割)」についてイメージしながら読み進めてください。
01;セミナー概要
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22818842.html
02;「未来からの時間の流れ」~未来をうみだすものは?
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22896681.html
03;「時間の流れにのる」~時間の流れにのった結果、到達するのはどこ?
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22979265.html
04;「万全の心身」~心と身の関係は?
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23037529.html
05;「万全の心身」~心身が万全(=健康)とは?
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23108517.html
06;「“今”を生きる」~“今”とは?
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23177616.html
07;「“今”を生きる」~生きるとは?
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23239643.html
08;「“今を生きる」~“今”を生きるために必要/重要なことは?
08;「“今を生きる」~“今”を生きるために必要/重要なことは?
セミナーのテーマは「未来からの時間の流れにのって、万全の心身で“今”を生きる」。
時間の流れの源である未来をうみだすものはゴール。その流れにのった結果到達するのは「空(くう)」のはずです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html
「“今”を生きる」というときの “今”とは、「あらゆる可能性が結実している刹那瞬」。“生きる”とは、ヴィーゼルの表現を借りると、「生と死の間(にあるもの)に関心を持つ」ことです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html
「関心」は「重要度」と同じと考えることができます。
関心が高い、すなわち重要度が高いものは、RAS(ラス、網様体賦活系)と呼ばれるフィルタリングを通過するので認識することができます。
反対に関心が低い、すなわち重要度が低いものは、RASによりはじかれ認識することができません。それを「スコトーマに隠れる」と表現します。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html
では何が「関心=重要度」を決めるのでしょうか?
…答えはブリーフシステム。人の行動や行動性向といわれる無意識の行動を決めるブリーフシステムは、「強い情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」の2つの要因で形成されています。それは過去であり、他人(あるいは社会)の刷り込みです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html
つまり、私たちの目の前の世界(宇宙)は、これまでの他人(または社会)からの刷り込みでできあがった重要な情報の集まり。すべて心がうみだすものであり、そもそも幻想です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html
だからこそ、私たちは世界を変えることができます。宇宙を新たに創造することができます。
RASを通過する情報が変化しスコトーマが外れる体験は、まさに「生まれ変わり」!
そんなことが可能なのは、“現状の外”にゴールを設定することで未来側から「関心=重要度」をつくりなおすからです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_262962.html
ゴールとは、1)「心から望むもの」であり、2)「自分中心を捨て去ったもの」であり、3)「“現状の外側”に設定するもの」です。時間軸でいえば未来であり、過去は一切関係ありません。ゴールを設定した者にとっては、時間は未来から過去に流れています。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html
その未来とはワクワクするもののはず。「心から望むもの」が待っているからです(すでにあり、時間の経過とともに近づいてくる)。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html
「“現状の外”」であるがゆえにドキドキする感じはありますが、それは恐怖や不安とは本質的に異なります。ファイト・オア・フライトではなく、“武者震い”のような感じ。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html
さらに「自分中心」を克服していくと、
“自分”がひろがった分だけワクワク・ドキドキが大きく(強く)なっていきます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268337.html
そんな心の状態でいるうちに「この先老いていくのが心配」は自然に消えていきます。ワクワク・ドキドキがますます大きくなりながら、ゴールがどんどん近づいてくるのだから。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268333.html
また、ゴールを人生のあらゆる領域に設定することができると(バランスホイール)、文字どおり“バランスよく生きる”ことができるようになります。例えば職業(仕事)でつまずいたとしても、趣味や家庭のゴールに取り組む間にすっかり元気になるように。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14524490.html
リフレッシュしたマインドで再び職業(仕事)に向き合えば、「つまずき」前よりも飛躍することができるでしょう。レジリエンスです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22878502.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22931091.html
ゴールを人生のあらゆる領域に設定しバランスを重視することは、今後ますます深刻化する「ネット依存」「ゲーム依存」への有効な解決策にもなるはずです。ゲームに対する「関心=重要度」と同じように(あるいはそれ以上に)、他の趣味や生涯学習、職業(仕事)、家庭、健康、ファイナンスといった領域の「関心=重要度」を高めることができれば、「ゲームがやめられない」は克服できます。「ダメ。ゼッタイ。」を超える形で。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_352303.html
“今”を生きるために必要/重要なのはゴール!
…しかしながら、「ゴール設定は難しい」というのが、多くの方々の本音ではないでしょうか。
(Q-152につづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-追記-
「情報が書き換わると現実が変わる」をテーマに書いているシリーズ(フリーテーマ)で、薬物依存やネット・ゲーム依存対策にも応用できる「フレームの組み換え」について取り上げています(F-114)↓
F-110~:情報が書き換わると現実が変わる
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_386190.html
-告知-
青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching Project(FCP)」がはじまっています(2020年6月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。
参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。
一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!
(詳細はこちら↓ FCP単独の受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)
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Hello, The Sweet Goodbye
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