ブログ・シリーズ編

S-04:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

S-04-14:本当の幸せを感じられない理由 -4(ワーク付き)

 

問題です。

鏡の中の自分に微笑んでもらうためにはどうすればいいでしょうか?

私の答えは、このシリーズの最後でw

 

 告知(I-038):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22227952.html

 S-04-00(目次):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22305802.html

 

 

幸せをどのように定義するかで、そのイメージは変わります。そして、そのイメージが新たな現実をつくりだします。「一人宇宙」の「」が書き換わっていくのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 

幸せのイメージに合わせて物理的現実世界を変えるのではなく、幸せを定義しなおすことでそのイメージ自体を変えてしまい、新たな“幸せ”を創造していく(もちろん“現状の外”に)

 

それでは、幸せの定義が重要であることを理解していただいたところで、“本当の幸せ”についてあらためて考察していきましょう。

 

 

幸せのイメージは人それぞれ。

ですが、そのイメージ自体がはっきりしていないケースは少なくありません。あらためて問われることで、「自分にとっての幸せがわからない」ということに気づく方もいらっしゃいます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

皆さんはいかがですか? 何をしているときに「幸せだな~」と感じますか?

それではワークです。下の文章の( )に入るものをしっかりイメージしてください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 <ワーク:自分にとっての“幸せ”を考察する>

 

私は(     )をしているときに幸せを感じる

 

 

( )に入るイメージは人それぞれのはず。そこで、例として下記の3つを考えてみましょう。

 

「食べ歩きが趣味で、おいしいものを食べながらお酒を飲んでいるときに幸せを感じる」

「マラソンが趣味で、公園を走っているときに幸せを感じる」

「魚釣りをしているときに幸せを感じる」

 

ここで質問です。この3つの「幸せ」を、本当に「幸せ」と呼んでいいのでしょうか?

 

答えはNoです。理由は大きく2つあります。

 

「おいしいものを食べて満足する」や「体を動かして気持ちがいい」「大きな魚が釣れてうれしい」というのは、脳でいうと扁桃体を含む大脳辺縁系での情報処理です。大脳辺縁系は古い脳であり、その処理時に感じる情動は抽象度の低い原始的な感情です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

人間は進化の過程で前頭葉が著しく発達しました。特に前頭前野と呼ばれる部位は、「人を人たらしめる思考や創造性の中枢」です。ちなみに、大脳皮質に占める前頭前野の割合は、猫が3.5%、猿で11.5%、そして人では30%といわれています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14107083.html

 

よって、本能的な古い脳(扁桃体)が論理をつかさどる新しい脳(前頭前野)より優位になっている人は、より原始的であり、進化の度合いでいうとサルやゴリラに近いということになります。そんな幸せを“本物の幸せ”とは言いません。それがひとつめの理由です。

 

もうひとつの理由は、さきほどの3つの幸せには「自分」しかいないから。

 

食べ歩きが趣味でおいしいものを食べているときに幸せを感じるという人が、「他の人にもいいお店を知ってもらって、この幸せを感じてほしい」と考え、SNSでお勧めの店の情報提供を始めたとします。その情報を見てお店に行った人から「ほんとにおいしかった!」というコメントがきて、うれしいと感じる。これは「ゴリラの幸せから、人間の幸せに近づいた」といえます。

なぜならこの人は、見知らぬ他人にも幸せを感じてもらいたいと思って、手間をかけて情報を発信しています。そして、他人がおいしいものを食べて喜んだことが、自分の喜びになっているからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11383670.html

 

この幸せは、もう自分だけのことではありません。他人が入っています。そして、他人が入ったことによって、この人はこれまでに味わったことのない大きな幸せを感じたはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

「マラソンが趣味で、公園を走っているときに幸せを感じる」や「魚釣りをしているときに幸せを感じる」という人ならば、「年々きつくなってはいるが今後もマラソン大会に出続けて、同年代の人達に元気を与えるランナーになる」や「釣った魚をさばいて振る舞い、皆に喜んでもらう」ということに幸せを感じるのであれば、人間の幸せに近づいているといえます。

それはもう自分だけの幸せではなく、抽象度が上がっています。言い方を変えると、自分(自我)の定義とともに幸せが拡大しています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8748177.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8900334.html

 

自分以外の人も一緒に幸せになってこそ幸せ すべてが“自分”で“宇宙”まるごと幸せ

 

それが進化した人にとっての“本当の幸せ”であるはず。私の好きな表現でいうと“無敵”です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 (S-04-15につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 私の師匠である苫米地博士は、「自分以外の人も一緒に幸せになってこそ幸せ」「すべてが“自分”で“宇宙”まるごと幸せ」を実践されています。それもとんでもないスケールで。詳細は下記記事で御確認ください↓

 F-123~:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_393431.html

 

 

-追記2

 「Federation of Cyber States(サイバー国連邦)」については、「新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版」(サイゾー)の【付録①】に詳しく記載されています。タイトルは「ドクター苫米地がサイバー国家の大使に就任。サイバー国家連邦の実現が、結果的に『戦争のない』世界をつくるかも。2020年も、ドクター苫米地の世界平和実現プロジェクトから目が離せない! 日本や世界の情勢を正確に読み解き、2020年度を生き抜くテクニックをアドバイスする!」です(長いw)。

 その【付録①】から一部引用します。

 

2020年、他人のためにお金を使おう

 2020年、いや今後はずっと、自分の利益のためではなく、他人の利益のために生きる人が、よい人生を送れるようになるでしょう。まずは、自分以外の人のために自分は何ができるかについて、徹底的に考える1年にするといいでしょう。

 これは、お金についてもいえることです。究極的には「他人のためにお金を使いましょう」ということです。

 引用終わり(続きは次回に)

 

 

-参考書籍-

苫米地英人コレクション3

「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(開拓社、復刊版)

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版

苫米地英人博士のブログより引用