F-145:不要不急 vol.6;自身の機能・役割を「不要不急」と言われたら<後編>

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のため、今春(2020年)、日本中が自粛ムードに包まれました。にぎわいが消えた町の様子はまさに「沈黙の春」のよう。自粛期間中、よく耳にしたのが「不要不急」という言葉でした。

その「不要不急」について考えてみたいと思います。シリーズでお届けします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22636357.html

 

vol.1;重要度と緊急度 <ワーク付き>

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22705015.html

 vol.2;「不要不急」や「重要緊急」を決めるもの

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22775911.html

 vol.3;レジリエンス <ワーク付き>

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22878502.html

 vol.4;レジリエンスをコーチング理論で考える <ワーク付き>

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22931091.html

 vol.5;自身の機能・役割を「不要不急」と言われたら<前編>

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22999458.html

 

「重要不急」を吟味し実践することは人生を豊かにすることに間違いはありませんが、抽象度が低い場合豊かになるのは自分だけです。それを「趣味」といいます。

 「重要不急」の抽象度が上がっていくほど、より多くの人々が豊かになっていきます。豊かさが縁起空間(社会)に拡散していく感じです。そんな機能・役割のことを「職業」「仕事」といいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 もちろん「重要緊急」な機能・役割も重要です。むしろ緊急であるほど優先度は高いといえるでしょう。しかし、それでも私には「重要不急」なものこそが豊かな未来実現の鍵だと思えてなりません。

 

 なぜなら、「重要緊急」であるほど現状に囚われるから。ここでいう“現状(SQStatus Quo)”には「このまま続く時間軸上の未来」も含まれます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691658.html

 

 F-140/vol.1で<「重要不急」を観るワーク>を行っていただきました。ワークの間に第一領域:「重要緊急」を書きだした方は、その内容を再確認してください。

 (ワークに取り組んでいない方は今どうぞw↓)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22705015.html

 

 「重要緊急」な取り組みはたいてい“現状”の中にあります。それも「理想的な現状」「最適化された現状」です。重要性(度)と同様、緊急性(度)を生みだすものも「これまでの価値観」です。そして、その価値観をうみだすものは過去の記憶(教訓)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 

重要度&緊急度マトリックス-3(ver2)



F-142/vol.3で取り上げたレジリエンスでいえば、今までのコンフォートゾーン(CZ)を下向きに外れてしまった状況(②)が緊急性(度)を生みだします(重要性を生みだすのはゴール!)。

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その時行うべき「重要緊急」とは、今までのCZへの復帰であり、過去の記憶でつくられた価値観への回帰です(②→③)。

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 そのような意識状態で「重要緊急」に取り組めば取り組むほど、ますます現状に縛られていくはずです。それはスコトーマをますます強化してしまうことでもあります。

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そんな第一領域:「重要緊急」に対して、第二領域:「重要不急」内にあるものはレジリエンスの図での③から④への飛躍を後押しするものです。すなわち、それまでのCZを超える方向に引き上げるもの。「人生を豊かにする」とはそういう意味です。

それは無人運転や自動運転から脱却し、自らの自由意志と責任で人生を切り拓く“自立”にも通じます。

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    Normal Operations ←継続的なモニタリング  第二領域「重要不急」

    ShockCascading ←最低ラインの確保          第一領域「重要緊急」

    Recovery Phase ←準平常ラインの設定           第一から第二領域への移行期

    Restoration Phase ←さらに高いラインに回復 第二領域「重要不急」

 

 

レジリエンスカーブ(191104バラだん)

「バラいろダンディ」(東京MX2019114日放送回)より引用

https://www.youtube.com/watch?v=CZyGvCXnCGI

 


もしも「不要不急」と誰かに言われたとしても、自分にとって「重要不急」であれば、それは立派な趣味。何も恥じる必要はありません。その重要性(重要度)の抽象度を上げれば上げるほど、より多くの人々に役立つ機能・役割(職業、仕事)へと変わっていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

そして、その機能・役割が「不急」であるほど、それは“現状”を突き破る力となる可能性を秘めています。だから「不要不急」と言われても全く気にすることはありません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html

 

今回のコロナ禍は「何が人生の第二領域:『重要不急』なのか?」をあらためて見直すチャンスです。大切なのは抽象度の高いゴール! ぜひ御自身のゴールを見直してください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 前頭前野内側部をさらに活性化させながら自由意志で生きるからこそ、自身の心に真の平和が訪れます。「平成(内らかにして外る)」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16660261.html

 

 一人ひとりが「平成」を実現し、「平成」を実現するための知識とスキルをひろげていったその先に、きっと“無敵”が待っている

私はそのように信じています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 先月から(20206月~)はじまっている苫米地式認定マスターコーチ 青山龍さんと私CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching Project」は、私の第二領域:「重要不急」に存在している“無敵”に向かうための大切な取り組みです。

「マインドの健康」「心の平和」が当たり前になっている未来を一緒に目指しませんか?

参加をお待ちしております。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22517545.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 よく誤解されるので再度強調しますが、「趣味」はとても重要です。コーチングにおいてはもちろん、ヒーリングにおいても。下記ブログ記事で解説しています↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

 

 

-追記2

重要度や緊急度は不変ではありません。「意味は状況で決まる」のと同様、その時の状況でどんどん変わっていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

例えば、大規模災害の時は、医療を必要とする者の数と実際の医療資源との関係により、優先度(重要度と緊急度での順位づけ)が刻一刻と変化していきます。その変化を意識しながら患者を選別していくことが「トリアージ(triage)」です。

次回(F-146~)より、「トリアージ」をコーチの視点で考察します。お楽しみに。

 

 

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