ブログ・シリーズ編

S-04:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

S-04-02:軋轢が生じる理由 -1

 

問題です。

鏡の中の自分に微笑んでもらうためにはどうすればいいでしょうか?

私の答えは、このシリーズの最後でw

 

 告知(I-038):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22227952.html

 S-04-00(目次):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22305802.html

 

 

「パワーハラスメント」という言葉の定義を御存知ですか?

 

厚労省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」(H24130日)では、このように定義されました。

 厚労省HP> >職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキンググループ報告

 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000021hkd.html

 

同じ職場で「働く人」に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させたりする行為をいう。

上司から部下に行われるものだけでなく、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して様々な優位性を背景に行われるものも含まれる。

 

シンプルに表現すると、「過度な無理強いをする」ということ。コーチング関連用語を用いれば「have toを強いる」ということですので、当然、軋轢が生じますよね。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040752.html

 

皆さんのコミュニティにおいてはどうでしょうか? 

誰かが、何らかの優位性を背景に、適正範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与えていることはありませんか? あるいは、その回避のために忖度が横行していませんか?

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040523.html

 

「無理強い」になるのは、その目的が双方の利益のためではなく、一方的に加害者(関係性で優位にある者)のためだからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14401412.html

 

自分と他人との関係性において、自分の利益を優先すること

つまり、「自分中心であること」が「パワーハラスメント」問題の本質のようです。

 

では、なぜ「自分中心」になってしまうのでしょうか?

 

 (S-04-03につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 「パワーハラスメント」のさらに詳しい定義(厚労省)については、下記PDFファイルを御確認ください。

 「パワーハラスメントの定義について」(H301017日、雇用環境・均等局)

 https://www.mhlw.go.jp/content/11909500/000366276.pdf

 

 

-追記2

 昨年(20191021日)、厚労省は職場でのパワハラを防止するために企業に求める指針の素案を労働政策審議会(厚労省の諮問機関)に示しました。今春(20204月)から大企業にパワハラ防止関連法が適用されることを踏まえ、職場での判断基準を明示することが目的でした。

ところが、委員からの疑問や指摘が相次ぎ、日本労働弁護団は公表当日の記者会見で素案の抜本的修正を求める声明を発表しました。いわばモーレツなダメ出し。

 では、どこに問題があるのでしょうか?

 厚労省HP> >職場におけるパワーハラスメントに関して雇用管理上講ずべき措置等に関する指針の素案(資料1-1

 https://www.mhlw.go.jp/content/11909500/000559314.pdf

 

 私は「マナー」「ルール」「モラル」の定義自体に、根本的な問題と解決のヒントがあると思いました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17563396.html

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10987351.html

 

 

-参考書籍-

苫米地英人コレクション3

「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(開拓社、復刊版)