ブログ・シリーズ編

S-03:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~

S-03-21C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.5-

 

シリーズ編第3弾(S-03)は、「心のエネルギーとは何か?」をテーマに、怒りに代表される情動の正体やその向き合い方について考察したいと思います。ぜひ皆さん自身の経験を振り返りながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。

 告知(I-035):

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 S-03-00(目次):

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…S-03-10までの分析をシンプルにまとめると、A)概念の階層にエネルギーが生じる→B)無意識レベルでエネルギーを知覚→C)意識化(エネルギーの情動への転換)→D)物理次元で発散 といえます。「怒り」に支配されないためにはどうすればよかったのでしょうか?

 

まず、「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルで「心のエネルギー」をコントロールするための「思いっきり概念の階層を上げてしまう」という方法についてまとめました。この方法が問題解決の本質であり、世界平和を可能とする程のパワーを持った最良・最強の解決策です。

まずは概念の階層を上がること、すなわち抽象度を上げることに挑戦してください(私も日々挑んでいます)。

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 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21033212.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21133126.html

 

B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」するレベルでの「心のエネルギー」のコントロール方法とは、「イライラなどの“違和感”を感じたときに、自身のゴールを見つめなおし、ゴール達成のためのパワーに変えてしまう」というものです。

 

次はC)「意識化(エネルギーの情動への転換)」のレベルについてまとめます。

S-03-17C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.1-

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 S-03-18C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.2-

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 S-03-19C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.3-

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 S-03-20C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.4-

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 「意識化(エネルギーの情動への転換)」とは、情報空間の階層に蓄積された静的エネルギーを、物理空間で発散される動的エネルギーに変換するということです。変換する際にとても効率がいい「怒り」として利用することがポイントです。ただし、「公憤」として。

 

5回目の今回は、C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」のリアル症例報告です。これは私がまだ病院長として働いていた頃の話。

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ある日、病棟で大きな「怒り」を感じました。はじまりはこんな感じでした。

相手の発言を橙色私の発言を青色で表記します)

 

「先生、先程(カルテの)指示簿に書いていただいた指示を“インスリン指示簿”にも記載してください」

「何で?」

「そのように決まっているからです」

「何で?」

「リスク部会で決められています。〇病棟ではそうしています」

「何で?」

「何で同じことを2回書くの?無駄じゃない? そもそも、さっきの指示は『血糖測定を毎日から週3回に減らしてね』という内容だよ。インスリン指示じゃないじゃん。しかも、その患者さんインスリンしてないじゃん。『指示簿に書いて、“インスリン指示簿”にも書いて』っておかしくない?」

「でも、そうすることになっているんです!」

 

特に医療・福祉関係者にとってはリアルに感じられるのではw

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「書くことがめんどうくさい。バカらしい」とか、「何であなたが動かず、まだしっかり歩けない私を呼びつけるのだ」といった理由で怒るのは「私憤」です。

(注:その頃の私は杖を使ってようやく歩ける状況でした)

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http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7702640.html

 

システム上のエラーに対して生じた「怒り」を、たまたま指示受けしていた個人がうけるのは「巻き添え」「とばっちり」です。

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「私は理解できない」という理由で、相手の論理ではなく相手そのものを完全否定するのは「テロリズム」です。

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その時の私は、まず「まあ、いいじゃん。『郷に入らば、郷に従え』だし」と考えました。A)のレベルで思いっきり概念の階層を上げて「怒る理由がなくなる状態」になることを目指したのです。

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http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21033212.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21133126.html

 

その後、医療崩壊という危機的状況を打開するための「創造的破壊」のエネルギーとして「怒り」を利用することを試みました。

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一度上がった概念の階層をあえて下り、しかし意識化する段階で前頭前野をフル回転し「怒り」という概念自体の階層を上げること(公憤)で、「怒り」をコントロールしつつエネルギーをしっかりと取り出す

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そんなプロセスを経て私は怒りました。その思考の流れをシンプルにまとめると、

 

→「まあ、いいじゃん」

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→「でもやっぱり変だよね、○○○病院らしくないな。せっかくだからスコトーマを外して“無敵”の組織に近づくために怒ろう!」

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→「何かがおかしい(怒)。私たちがもっと効率よく機能を発揮するためにどうすればいのか?」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

→「何かがおかしい(怒怒)。○○君のように道徳洗脳下にいる仲間を救い出すにはどうすればいいだろうか?」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10256517.html

 

→「何かがおかしい(怒怒怒)。○○君の子供たち、未来の地球人が生権力に支配されず、自由に生きて幸せになるためにどうすればいいだろう?」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

(ここで「怒り」のレベルチェック)

 

→「うん、これは前頭前野だ。私らしいぜ。さあ、怒ろう」

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こんな感じですw

 

 (S-03-22につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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