Q-128190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -07

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 

 

・はじめに見た絵2枚とアインシュタインの絵です

 

A:絵とはトリックアートのこと。目の前の世界が一瞬で変わってしまうことを楽しく体験していただくために、毎回トリックアートを使用しています。

 

 「一瞬で変わってしまう」のはスコトーマが外れるからです。スコトーマとは「心理的盲点」のことで、知識や重要性などにより生まれます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 私たちは目の前のすべてを認識していると思いがちですが、じつはほとんど認識していません。さらに「目の前の世界」は刻一刻と変化しています。気づかないうちに。

 そのダイナミックな変化のことを仏教では「無常」と表現します。無常である理由は「すべては他の何かとの関係性で成り立っている」からです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 

・「〇〇と△△に見える絵」を見たらスッキリしました

 

A:きっと「○○にも△△にも見えるようになったらスッキリした」ということでしょう。「スッキリ」はゲシュタルトができたときの体感です。ゲシュタルトとは形態を意味するドイツ語で、「全体性を持ったまとまりのある構造」のことを指します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 以下、20201月に発売された苫米地博士の新刊「苫米地式 聴くだけで脳が生まれ変わるCDブック」(清談社Publico)から引用します。

 

 たとえば、「キリスト教とイスラム教、どちらが優れているか」という論争があったときに、「どちらも宗教じゃないか。それぞれの教義に立ち返れば、争う必要なんかないはずだ」と考えられる力。これも抽象化能力です。つまり、抽象化能力とは、一般的な視点(抽象度)より高い視点(抽象度)でものごとを見ることで、知らなかったことと持っている知識の共通項を見いだして、その共通項でくくることができる能力のことです。

 これはゲシュタルトを構築する能力(ゲシュタルト能力)と相通ずる部分があります。ゲシュタルトとはドイツ語で「全体が一つひとつの構成要素(パーツ)の総和以上のものになるもの」のことです。一見、バラバラに見える事柄を見て、そのなかに共通の法則を見いだして理解するのがゲシュタルト能力です。

 わかりやすい事例でいえば、航空写真で見ると文字が書いてあるように見える「人文字」もゲシュタルトでしょう。一人ひとりは色のついた紙を掲げているだけなのですが、はるか上空から見れば文字が書かれているように見えます。

 (中略)

 このように、いくつかの事象、現象、ものごとを前に俯瞰して高い視点から見ることで、あるひとつの法則性を見いだすことができる力。これが頭のよさの第2の構成要素「理解力=抽象化能力」です。一見、なんの法則性もないカオス(混沌)のなかにあるものも、抽象度を上げて俯瞰して見ることで、なんらかの方向性を見いだせることがよくあります。

 引用終わり

 

 「スッキリ」は頭がよくなったことを示す体感ともいえます。

 

 

30秒間目を閉じ、30秒間自分のまわりを記憶し、〇色がいくつあったか耳で聞くことで見る印象が変わる

 

A:過去のブログ記事でワークを紹介しています。まだ未体験の方はぜひワークを行ってみてください↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19371125.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19572599.html

 

 「印象が変わる」のはRASを通り抜ける情報が変化し、今まで気になっていたことが認識に上がらなくなり(=スコトーマに隠れる)、反対に気に留めていなかったことを感じられるようになった(=スコトーマが外れる)からです。RASとは網様体賦活系のことで、五感で受け取る膨大な情報から重要なものだけを選びだす脳の機能のこと。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

 ちょっとしたきっかけで「印象が変わる」という事実を知ることは、とてもとても重要です。重要度を自らコントロールすることで目の前の世界(あるいは未来)を自在に変えられることを確信できるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

・意識すると見える。認識するとさらに世界が変わる

・視点、考え方で物事は変わるんだなと思いました

 

A反対に重要度を誰かにコントロールされてしまうと、「大切な何か」がスコトーマに隠されてしまいます。「情報が書き換わると現実が変わる」のです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_386190.html

 

 最近の話題でいうと、歌手の槇原敬之さんが警視庁組対5課に逮捕されました(2020213日)。容疑は「20183月に覚醒剤と危険ドラッグを所持していた」というもの。

ところが尿検査は異常なく、自宅からも覚醒剤の所持を裏付ける証拠は出てこなかったそうです。自供もなく、むしろ否認の状態(「僕は長いこと、薬やってません」「検査をしても反応は出ないと思います」)。法律の専門家からは、不起訴あるいは裁判で無罪の可能性が指摘されています。

ではなぜ、2年前の情報を持ち出して、今逮捕したのでしょうか?

 

 きっと権力者(既得権益)が隠したい何かがあったに違いありません。F-107~「超実写版『ライオン・キング』で描かれた“超現実”を生きる極意」で紹介したジョン・ファブロー監督のコメントを引用すると、「可能性に対する感受性や責任感を持つことが大事」といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_383531.html

 

 

・自分が考えていることや見えていることはほんの一部だということが分かりました。視野を広げることが大切だと思いました

 

A:そのとおり!「視野を広げること」とは「抽象度を上げること」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 そして、その「抽象度を上げること」のスタートとなるものがゴール設定です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

Q-129につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 ますます広がりをみせる「新型コロナウイルス」ですが、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号をめぐり、驚くべき出来事がありました。

 2020218日に船内の感染管理のずさんさを告発した神戸大学医学研究科感染症内科 岩田健太郎教授を挑発するかのように、橋本岳厚労副大臣が船内の様子を画像でツイートしました(同220日、約2時間後に削除)。

 二人の見解の相違は、「頭のよさの第2の構成要素『理解力=抽象化能力』」の違いによるといえます。

 

 そして、その「頭のよさの第2の構成要素『理解力=抽象化能力』」の違いは、お二人のゴールの違いに帰結します。

 

 

苫米地式 聞くだけで脳が生まれ変わるCDブック