Q-126:190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -05

 

 2019年9月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 前回(Q-125)の最後に、「次回は『未来から過去へと流れる時間の流れを生きるために必要なもの』について取り上げます」と書きました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21324044.html

 

 …その「必要なもの」とは「ゴール」ですw

 今回は「ゴール」に関していただいた御意見・御質問への回答です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

・ゴール設定を行い、未来の結果として今を見つめること(複数回答)

・ゴールは未来からつくりだすもの

・ゴール設定の重要性をあらためて再確認しました

 

A:ゴールはとても重要です。「過去の記憶により他人につくられた現実を打ち破り、自身の自由意志により新しい“現実”を創造すること」を可能にするからです。認知科学以降、“リアル”の定義は変わりました。

 Q-042:認知科学以降に変わった“リアル”の定義

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400871.html

 

 「自身の自由意志により新しい“現実”を創造すること」が可能なのは、コーチング未経験者にとっての現実と同じように、ゴールの世界も「記憶の再合成」でつくられるからです。鍵は臨場感とホメオスタシス(恒常性維持機能)です。

 Q-043:ゴールと現実の関係

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10542791.html

 

 通常、人が認識する現実は過去の記憶で成り立っています。よって、その延長上の未来は過去ベースです。コーチングでは、現在の延長上の未来も含めて「現状(SQ:Status Quo、ステイタス・クオ)」と呼びます。繰り返しますが、それは過去ベースです。

 その「現状(SQ)」の中にゴールを設定しても、認識する世界は全く変わりません。ブリーフシステムが書き換わらず、スコトーマが外れないからです。それは「過去に囚われたままの状態」といえます。

 Q-044:よくあるゴール設定の間違い

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691658.html

 

 ブリーフシステムを書き換えるために、ゴールは“現状の外”に設定します。最初はゴール達成の方法は全くわからないはずですが、コーチングを実践している間にいつの間にか“発明”します。そこで止まらずにゴールを再設定することで、エネルギーと創造性を発揮し続けることができます。

 Q-045:ゴール達成前にすべきこと

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10829222.html

 

 かつては夢だったものが“現実”となり、その“さらに先”を追い求め続ける

 

 …いつまでもそんな生活を続けていると、儚さを感じることがあるかもしれません。極論すると「ゴールは永遠に達成することはできず、そもそもゴール自体が幻である」のだから。

しかしながら、ゴールを追い求め続ける儚さのもっと先には真の自由があります。「そこ(自由)にたどり着いたとき、人は無限の可能性を発揮することができる」と私は信じています。

Q-046:“自我”の考察により明らかになる“リアル”の儚さ

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10987444.html

 

 

・ゴール設定を今一度考える機会をつくろうと思った。現在の自身の置かれている状況、今後に対するビジョンを明確にするキッカケになった

 

A:ゴールを設定することとは、「本当の自分を創造すること」です。

 

 再度繰り返しますが、目の前の世界は「過去」であり、「他人の刷り込み」であり、「社会の価値観」です。それらをしっかり認識し、評価し(=「今一度考える」)、そしてゴールとして自らの自由意志で選択することではじめて、私たちは真の人生を歩みはじめることができます。

 

 それは「無人運転」や「自動運転」から脱し、自分でハンドルを握るということです。自由に、すなわち自らに由り、行き先(ゴール)を決めてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

 ゴールに向かうプロセスは、途中で何が起きたとしても、とてもハッピーなはず。そんな“人生のドライブ”を心から楽しんでください。“気楽”!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

(Q-127につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

190919リスクマネジメント研修-ゴール