ブログ・シリーズ編
S-03:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~
S-03-16:B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -後編-
シリーズ編第3弾(S-03)は、「心のエネルギーとは何か?」をテーマに、怒りに代表される情動の正体やその向き合い方について考察したいと思います。ぜひ皆さん自身の経験を振り返りながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。
告知(I-035):
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19792909.html
S-03-00(目次):
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html
…S-03-10までの分析をシンプルにまとめると、A)概念の階層にエネルギーが生じる→B)無意識レベルでエネルギーを知覚→C)意識化(エネルギーの情動への転換)→D)物理次元で発散 といえます。「怒り」に支配されないためにはどうすればよかったのでしょうか?
それでは「『心のエネルギー』のコントロールの方法」について考えていきましょう。
S-03-14:B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -前編-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21245679.html
S-03-15:B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -中編-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21323801.html
前々回(S-03-14)御紹介したケースでいうと、「夫と一緒にいるとなんかイライラする」と気づいたことが変化のきっかけになります。もちろん、「イライラ」という違和感自体に問題はありません。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html
ここで重要なのは、「そのエネルギーを夫婦の絆を強くするために用いるか、それとも関係を引き裂くように用いるか」ということ。それを決めるものがゴールです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html
このケースでは、夫婦が、各々のゴールと一つ上の抽象度で共有するゴールをそれぞれ見つめなおし、その実現のために“夫婦という関係性(縁起)”がどういう意味を持つか(持たせるか)を徹底的に考えることがポイントだといえます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html
もしもゴールの共有を選択するのなら、「イライラしないような新たな関係性(新たな縁起)」を再構築すればよいのです。もちろんwant toで。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html
人類(あるいは社会)の進化・向上という視点で考えても、この「違和感(=情報空間の階層に蓄積されたエネルギーの知覚)」は大変重要かつ有用なものといえます。それは新たなゲシュタルトを生みだし変革を実現する原動力となるものだからです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html
ポイントは「ゴール設定」です。
進化・向上を目指す者(社会)にとって「違和感」は、現状を突き破り、新たな価値観やパラダイムを創造するパワーとなります。P・F・ドラッカーがよく引用していた「創造的破壊」のエネルギーです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_342433.html
その一方で、ゴールなき者(ゴール設定を間違えている者を含む)にとっては、この「違和感」がただの破壊に向かってしまいます。破壊されるのは身近な縁起であり、自分自身です。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html
…ここまでB)「 無意識レベルでエネルギーを知覚」する段階での「心のエネルギー」のコントロール方法について考察しました。その方法とは「イライラなどの違和感を感じた瞬間に、自身のゴールを見つめなおし、ゴール達成のためのパワー(縁起)に変えてしまうこと」です。
次回からは、C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」するレベルでの「心のエネルギー」のコントロール方法についてまとめます。
(S-03-17につづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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